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【漢字の話】 そく の話

(貝)」に刻まれた約束事は、そのまま守るべき
規則」とされたので
」は「のりおきて」の意味に成りました

その約束の文字を刻む所
」(鼎の目の左右)の意味を()の事に移して
人の「かたわらそばきわ」を意味する文字として出来たのが
(そく)の字です

)の文字は「片側」のように、「物の一方」の意味でも使います


【漢字の話】 そく の 話

漢字には「」を含む字が沢山有りますが

その「」を含む字には
二通りの意味があり
一つは貨幣などの代わりに使われた(子安貝)の事で、貨幣や財産関係の文字です

もう1つは
煮炊き用やお祭りに使われた青銅の器((かなえ))の事で、その「(てい)」に関係した字も有ります

「規則」「原則」等の

(そく)
現在の文字では
に「(リットウ)」を加えた字ですが
元は
」に「リットウ」を加えた字でした

ですから
の「」は
の省略形で、その「鼎」に「リットウ(刀)」を加えた字です

(貝)」に文章を「(リットウ)」で刻む事を表したのがです

重要な契約事項は「」に記録して保存したので
」は、円形の鼎に刻んだ「約束」の事です


(貝)」に刻まれた約束事は、そのまま守るべき
規則」とされたので
」は「のりおきて」の意味に成りました

【漢字の話】 いん の話

流星の燃え残りが地球上に落下したのが

隕石」ですね
この(隕石)の
(いん)
(円鼎)に関係した文字で
」には、丸くて転がる意味が有ります

「βコザトヘン」は
神様が天と地上を往き来する階段で、神様が居る場所です

隕石」が落ちて転がった所を゛聖なる地”として祭りましたから
」の意味が(おちる)です

「余韻(よいん)」とは
音や文章が終了した後に残る゛趣(おもむき)”の事です
その
(いん)」の
」は「まろやか」と言う意味で
趣のある「ひびき」の
事です


(そん)
円鼎の中の神様へのお供え物を「(へん)」で減らす、または円鼎その物を「(へん)」で壊す文字です
そこから
そこなう)意味に成りました


【漢字の話】 えん の 話

の外側の「口」を除いた、「」の下の
」が「」の省略した文字です

(かなえ・ひん)
煮炊き用の青銅の器で
お祭りの最に用いる器として使用されました

「員」の上部の
は古くは
「○」の形をしていました
つまり
」は
円形の(鼎)の意味で
そこから「まるい」意味を表す文字に成りましたが
次第に「」が「員数」など「かず」の意味に用いられるように成ったので
更に「」の外周を円形で囲う(字形では四角形ですが)為に「」を加えて、

まるい」意味の
(えん)の字が出来ました

【漢字の話】 えん の話

漢字の出来た古代では
貴重な子安貝が通貨の代わりに使われたので
(か)(ざい)等のお金に関する文字には「」を含む字が沢山有ります

でも
」の字形は
「子安貝」の意味では無くて、青銅製品の器
(かなえ)を省略した形の字の場合も有ります

紛らわしいですが

かなえてい」の字を省略した「」の字を含む字の代表な字が
(えん)です

現代の字形では「」との関係が解らないですが
」の旧字は
です

の「」の下の
」が「」の省略した文字です
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