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【漢字の話】 よう の話

木の枝の上にあるものが「」です

このように「」は新しい芽が出ることですから、
世代」「永世」などの
人の一生」の意味になり、「世間」など人間社会を表す「よのなか」になりました
また、木の上に出る「」は薄いものなので、他の
うすい」意味にも使います、更に、「中葉」(中頃の時代)と言うように
」が「」の意味でも使われます

このように「」「世の下に木」「」は近い意味を共有しているので、
持ったものがあります

世の下に木(葉の草カンムリを取った字)を含んだ字には「」のように「薄いもの」の意味を含む字があります

(ちょう)
葉っぱのようにヒラヒラと飛ぶ虫」のことです

(しゃべ)」の
(ちょう)
葉っぱのように軽くペラペラと話す」こと

符牒(ふちょう)」の
(ちょう)
紙の生まれる前に使われた竹簡(ちくかん)・木簡
(字を書くための竹や木の札)の事で、「ふだ」や「書き物」の意味
」は()のこと
つまり「符牒」とは「記号」のことです

海底の土砂をさらう
浚渫(しゅんせつ)」の

(せつ)
木の枝葉で、海底の泥をさらいとる」ことです


【漢字の話】 よう の話

万葉集」は
多くの葉」つまり
「多くの歌を集めた集」の意味もありますが、「万世(ばんせい)に伝えるべき集」の意味もあります

(よう)は、
新しい芽が出ている形」です
草の芽が出る姿が
と言う文字ですが、木に新しい芽が三本伸びた姿が「」の(草カンムリ)を取った文字が「世の下に木」です、それに「草カンムリ」を足したのが
」です
つまり、木の枝の上にあるものが「」です

このように「」は新しい芽が出ることですから、
世代」「永世」などの
人の一生」の意味になり、「世間」など人間社会を表す「よのなか」になりました
また、木の上に出る「」は薄いものなので、他の
うすい」意味にも使います、更に、「中葉」(中頃の時代)と言うように
」が「」の意味でも使われます

このように、「」「世の下に木」「」は近い意味を持ったものがあります

【漢字の話】 かい の話

(かい)
」と「」の組み合わせです
この「」は「へだてる」の意味で、
」は「」を区切り分ける「さかい」のこと

このような関係から
」と「」は同じ意味に使われることがあります

」は「さかい」のことですが、「さかい」はまた、両者が接する場所でもあります
その両者の間を取り持つことを「仲介」と言い
人と人を引き合わせることを「紹介」と言います

両者が接する場所である事から、未知の情報などを伝えることを意味するようになったのです



【漢字の話】 かい の話


(かい)
体の前後に「(よろい)」を着けて武装した人の姿です
ですから
」には身を守り、「たすける」意味と
他のものを「へだてる」と言った意味があります

魚と貝のことを
魚介」と言い、
貝類を()というのは
この「よろい(甲)」の意味からです

「世界」の
(かい)
」と「」の組み合わせです
この「」は「へだてる」の意味で、
」は「」を区切り分ける「さかい」のこと
」の字もありますが、これは「」の正式な字では無くて俗字です

」を含む言葉には
さかい」や「ほかをへだてる」意味があり
境界」は土地の「さかい
業界」は同じ業種に属する人たちだけの社会のことです


【漢字の話】 こん の話

神様が降りて来る場所「コザトヘン」(β)に、呪力のある「」を掲げて、悪いものを退かせる「(げん)」の
(こん)」を含む

(がん)
呪力のある「」のことです
また、進もうとしても呪力のある「」に遇い、前に進めない不本意な心を
(こん)と言います
うらみ」の心情文字です

」には、「進めない」ことから「遮断する」の意味があります
この「遮断」の意味の「」の意味に
(こん)があります
木の根が容易に伸びることが出来ずに遮断され、
固まり膨らんだ場所を
」と言います

」は木を大きく成長させるもとですから「」の他に「もと」の意味があります
根本」「根底」がこの意味です

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