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【漢字の話】 ふう の話

古代の中国では
)は、神聖な「」(鳳凰)や「」が起こす「神風」と考えられてました
神風」は各地に飛んで行き、いろいろなことを教えました
風教」とは
人の善き方向へ導く」と言う意味です

そこから出来た文字が
(ふう)です
意味は「ほのめかす」「おしえる」で「そらんじる」の意味もあります

現在の「」は「」に「(はん)」ですが、
古代の「風」を表す文字には「鳥」のくちばしの前に「」の形がありました
」を表す記号として
」が加えられたと考えられます
この「凡」は物を載せる
皿の「(ばん)」の形です

この「」に(ふね)を走らせる為の「(きん)」を付けたのが
(はん)です
ほかけ舟の「(ほ)」の意味です
更に
(はん)
風を受けて速く流れる」ことの文字で
うく」「ただよう」「ふろい」の意味です

【漢字の話】 ふう の話

現在の
(ふう)
)と「(はん)」を合わせた文字ですが
昔の文字は
)では無くて「」の形でした、
この「」は、現在の「鳳凰」の「(ほう)」の字です

古代の中国では
」は鳥の飛翔て起きると考えられてました

ですから「」には神聖なの記しとして「冠飾り」が付いているのです

しかし、次第に天上には
」が住むと考えるようになり、「」が「風」を起こすと考えるようになりました

ですから「」→「」に変更されたのです
この「」は「むし」の意味では無くて「爬虫類」の意味です
むし」の意味漢字は、当時は「」と書きましたが今は「」と書きます



【漢字の話】 き の話

(き)の旧字
(き)」は「(き)」と「」を合わせた字です
」は、雲の流れる形
雲気(雲状)のものを表しています
」は生命の源と考えられていて「」(穀類)はその「」を養う素として加えられました

敵に対していきどおる気持ちを
敵愾心(てきがいしん)」と言います
その
(ガイ)
」(氣)を心の状態にした文字で、「なげく
気がたかぶる」の意味です

(きつ)の古い文字は、「」と同じ形です

後に「」と「」が分けて使われるようになり
」は、雲気の意味に

」は、「こう」「もとめる」の意味の文字になりました
昔は「雲気」を見て占い、祈っていたのです

「まで」の意味で使う
(きつ)の文字は
占いの際に「もとめる」と言う意味の他に「およぶ」の意味があります

」は、この「およぶ」の意味の延長で「いたる」の意味を示している文字で
まで」の意味は、日本だけての意味です

【漢字の話】 き の話

昔は日照りの天気が続くと踊ったり、火を焚いて「雨乞い」の祈りをしました

天気の
(き)の旧字
(き)」は「(き)」と「」を合わせた字です
」は、雲の流れる形
雲気(雲状)のものを表しています
」は生命の源と考えられていて「」(穀類)はその「」を養う素として加えられました

ですから「」「」を合わせた
(気)は全ての活動力の源で、活動の源となる気力のことが「元気」です
そして「気息」(呼吸)することで生きてます

気質(きしつ)」とは、人に現れる気立てのこと

集団や同じ地域の人達が
共通して持っている気質
を「気風」と言います

」を含む
(き)

雲気である「」には多くの水分を含んでます、その「」に「サンズイ」を加えた「」は
水が気化する状態で
ゆげ」の意味です
ですから
蒸気の力で動く車、船を
汽車」「汽船」と言います

【漢字の話】 かく の話

」は、「」で祓い清める儀式の事です

祓い清められるので、
何も無い事やあるがままの意味があります


(かく)
」ヲ2つ合わせた文字です
聖なる「」をたくさん浴びて身を清めた人の事で、
人の姿や徳の立派な事を誉める語として使われます

」は
赤いの他に「さかん」「立派」の意味もあります

赫奕(かくやく)たる逆光」と言う本があります
赫奕とは光り輝くさまのことです

(おど)かす事を
威嚇(いかく)」と言い
ます
嚇怒(かくど)」や「赫怒(かくど)」と言う言葉があって「真っ赤になって怒る」事です

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