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【漢字の話】 ふつ の話

古代では
生け贄の「」で祓い清める儀式がさかんに行われてました

ですから
祓い清める」の
(ふつ)の字も
に関係した字です


」の
右側は「友」ではありません
」に「」を加えた形です

これは
「犬」に「」を加えて
」を殺しているのです
右側の

(じ)
神様を祭る際に使う「テーブル」です

つまり
「犬」を生け贄にして
神様に祈り清め祓うのが
(ふつ)です


【漢字の話】 じょう の話

「状態」の

(じょう)
建築に関係した文字です

板と板の間に土を入れてつき固めめる「版築」工法の字で
」の旧字は
左部分が
(しょう)の字形で
これは「版築」に使われる板の事です

その板築の際に「」を生け贄として清めたのが
」の旧字形()です

その版築の進み具合の状態の意味から
物や人の形状を表す意味に成りました

【漢字の話】 しゅう の 話


東京」「京都」の
(きょう)の文字は城門の形です

その
(城門)が完成した時には落成式が行われてました

その城門の
成就(じょうしゅう)」を表すのが
(しゅう)です

」の
は、大きな城門の事です
右の(ゆう)
死んだ「」ノ姿です

城門の落成式の際に、
生け贄の「」の血を振りかけて清めるのです

それで城門が完成し
築造が成就するので
」が「なる」の意味と成りました

また、成就すると築造者がある地位や状態に身を置くようになるので「つく」の意味とも成りました

【漢字の話】 そう の話


(そう)の旧字

にも「(しょう)」が含まれます

この「」は小さなマサカリの刃の形です

戦士」は、自分たちの階級のシンボルとして、
小さなマサカリの刃を持ちました

つまり

は、戦勝祈願する「戦士」の意味で、そこから壮大、強壮など
つよい」や「おおきい」意味に成りました

強者の
」は威厳があり、その「」に「草カンムリ」を加えた
(そう)」(
(おごそ)」と言う意味があります
そこから
荘重」等の意味に成りました
また「山荘」「別荘」等の意味に成りました

「寝台」の
(しん)」(にも「」が含まれます
これは正に「ベッド」の事です



【漢字の話】 しょう の話

板と板の間に土を入れて城壁等を作る
版築(はんちく)」の建築に使う、片方の板は「(へん)」ですが

その「」と左右逆の字形に「(しょう)」があり、版築で「」とペアで使われる反対側の板です


ですが
」にはもう1つ
脚の付いた台や机の意味があります

(しょう)の旧字
」がその意味です

右上の
」は「肉づき」です

(すん)」は「」の事で


脚の付いた机「」の上に手()で肉()を供えて、神様に奨(すす)める
字です

軍隊が出発する時に
肉を供えて戦勝祈願の祭りをしました
肉を供えて、神様に祈り
軍をひきいる人を「奬軍」と言いました

その肉を神様に奨(すす)める字が
(しょう)です

現在は下がですが
昔は「」の形でした

生け贄は「」の「」でした
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