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若い命…3


脳振とうは頭部への衝撃で起こる一時的な脳機能障害

意識消失や頭痛、吐き気、耳鳴りなどの症状が出ます

柔道やラグビーなど選手同士の接触を伴い、頭部を打つ事が多いスポーツで多発…

頭を強打しなくても、柔道の投げ技などで、脳が急激に揺さぶられることでも起こります

症状は通常、安静にしていれば数時間から数日以内に消えますが、数週間にわたって継続する事があります

怖いのが
「セカンドインパクト症候群」

脳振とうの症状が出た数日から数週間後に、脳が完全に回復しない状態で2度目の衝撃が加わると、脳がむくんで急性硬膜下血腫などの致命傷を招きます

致死率は30〜50%ともいわれています

緊急搬送されてきた、若い命はまさに
「セカンドインパクト…」でした

脳振とうを繰り返すと、記憶力や注意力が低下する高次脳機能障害も懸念されます

最悪の場合は生涯寝たきり…

命に関わることもある脳振とう…

頭痛や、めまい、ふらつき、物が二重に見える等の症状が続けば、早めに脳神経外科で、CTやMRI検査を受けた上で、頭痛などの症状が完全に消えるまで、運動や休ませる事が重要です



「日本臨床スポーツ医学会脳神経外科部会」は頭を強く打った際などの対処方法「頭部外傷10か条の提言」をホームページで公開しています

脳振とうの症状や注意点を詳しく解説しているわ


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