シオン:気付くと取り皿に肉が乗ってる。野菜も乗ってる。乗せられた分素直に食べる。トングには触れずに終わる。ご飯も食べる派。
「甘いものは?」
好きなだけ頼んで!
翠:とりあえずトングは持つが焼いていたはずの肉はいつのまにか消えている。かなり食べる。飯中に堂々と煙草が吸えるのが地味に嬉しい。
虎次:ずっとトングを持っているのになかなか空腹は満たされない。ハイペースな消費に対応しつつ各自の取り皿へ的確に肉を分配していく判断力と要領の良さをお仕事でも発揮できたらいいのにね。
「うるせぇ」
なんだかんだでカルビ。
クロ:猫舌つらい。それ以前に入店できない。
「留守は任せてくれ」
人形師:翌日の胃腸に年齢を感じるがそんなもの気のせいだと自分に言い聞かせている。肉と言えば牛。アルコールがあればご飯はいらない派。
ウィッツ:真っ先にデザートを頼む。その後はエンドレス激辛。鉄板に専用区画が用意される。
「みんなでご飯なんて食べないからさぁ、どうしていいか分からないんだよねぇ」
スカイ:鶏>牛>豚。冷麺は食べておきたいし、にんにくは遠慮したいし、デザートもまあ外せない、などとリア充女子のようなセレクトをする。だが成人男子の量は食べる。無駄になっている翠のトングを回収して虎次の皿に肉を入れてくれるくらいのことはする男。
「さっきから焼いてばっかりだな、食えよ」
ロウム:皿の上に肉が乗るのを当たり前の顔で待っている。気まぐれに網の上で遊ぶ。ご飯はいらない派。
朱楽:火種要らずだが半数が消し炭に。おとなしく炭を使おうね。トングはもちろん箸も似合わない。
イリス:適切な話題とノリで場を作りつつ、どこかでシャワー浴びないとすぐには藍に会えねぇなとか考えてる。気持ちのいい食べっぷり。
藍:行かない。
お盆に向けてのリハビリとしてついったーで突然始めた「謎の恋愛相談コーナー」。ありがたいことに相談をいただけたので、ついったーの分とプラスアルファとでまとめます。彼らのネタも少し整理しないと……、
◇ゆうはん(仮)の簡単な人物設定。
幽霊×犯人+友人
・幽霊(駒江)→殺された人。お盆になると帰ってきて犯人と友人を煩わせる夏の風物詩。生き生きしている。しかし死んでいる。大概頭がおかしい。
・犯人(雀野)→殺した人。盆を過ぎると憑かれ疲れ(別に上手くない)で体調を崩す。駒江以外の幽霊は見えない。目が死んでいる。しかし生きている。少々頭がおかしい。
・友人(栄島)→幽霊が見えて犯人の犯行を知る唯一の人間。告発する気はないらしい。実は一番頭がおかしい。
* * *
『彼氏の腕枕で寝ていたはずなのに、起きたらわたしが抱き枕にされていて、暑くて眠れません(><) どうしたらいいですか??』
犯人「ころせば冷えるよ」
友人「そのカジュアルさ」
幽霊「わりとたのしいよ」
友人「勧誘するなよ!!」
回答
友人「冷房ガンガンにして寝よう! 身体大事に!」
*
『家族が多すぎてみんなを愛しているから誰が一番かなんて決められない(><)天国に連れて行くなら誰といっしょがいいか決めてくれ!』(Kさん)
幽霊「全員地獄に落ちることが決まっている俺たちに、なんて残酷な相談なんだ」
友人「え?」
幽霊「それに俺には雀野しか居なかったからなぁ」
友人「待て待て」
幽霊「なんだよ妬くなよ」
友人「誰が妬くか馬鹿。話を冒頭に戻せよ。お前と雀野はともかく、なんで俺まで地獄なんだ」
幽霊「いや、お前は落ちるだろ」
犯人「……うん」
友人「雀野まで! いや俺は認めないぞ。かぶと虫……螺旋階段……イチジクのタルト……」
犯人「そんなことより、この相談者はいい人だよね」
幽霊「そうだなー」
犯人「家族を愛して、死後のことまで考えて、一番を選べないほどにそれぞれが大切だなんて。そんないい人が天国に行けないないなんて嘘だ。そんないい人に思われて天国に行けないなんて嘘だ。だからきっと、いまのまま信じて見守っていればいつかみんないっしょに天国に行ける。僕はそう思うよ」
友人「どうした」
犯人「こういうことを言っておけばまだ天国行きのチャンスはあるかなって」
友人・幽霊「ねえよ」
回答
幽霊「あなたなら大丈夫。俺たちは地獄で仲良く見守っています!」
*
『私の周りには無自覚片想いのDTチキン野郎が居て、見ていてたまにイライラします(><) この気持ちをどこにぶつければいいですか』(Nさん)
犯人「後頭部」
友人「そういうのやめよう」
回答
幽霊「歌にでもすれば?」
*
『他校の先輩に一目惚れしてしまいました(><) この思いをどうしたらいいですか』
幽霊「おっと、これはこの俺の活きた成功体験を語るときが来たようですね!!」
友人「お前は死んでるけどなー」
犯人「その成功体験が原因でね」
回答
友人「何事もやりすぎには気を付けてね」
幽霊「下ネタか」
友人「黙れDK」
幽霊「永遠のDKですけど何か?」
*
『大好きなひとがなかっなか手をつぅないでくれないんだけどぉ(><)どぉすればよかったりしちゃうのかなぁ?』(Hさん)
友人「名前を伏せる意味」
幽霊「繋げる手があるだけいいよなぁ」
犯人「ときには強引にいってみたらどうかな。きっと最悪でも死ぬくらいだよ」
幽霊「うわぁすげータチ悪い幽霊になりそう!」
友人「お前が言うな」
回答
幽霊『強気に攻めよう! そのときはそのとき!』
友人「※責任はとりません」