聖☆place

心音｢問題です、これは何ｿﾌﾄでしょう?｣
らび｢と、唐突だなぁ…｣
心音｢さぁ答えろ〜。今すぐ答えろ〜♪｣
らび｢痛いっ、何気に痛いから人差し指で頬をｸﾞﾘｸﾞﾘするの止めて｣
らび｢…これ、栗きんとんｿﾌﾄでしょう?｣
心音｢だ〜いせ〜か〜い♪｣
心音｢というわけで、私はﾏｽﾀｰと共に中津川に行って来ました!｣
らび｢……………｣
心音｢置いてきぼりにしたの、まだ根に持ってるの?らび｣
らび｢……………｣
心音｢おみやげ買って来たじゃん｣
らび｢…美味しかったよ｣
心音｢じゃーいーじゃん｣
らび｢そういう問題じゃないの!?｣
心音｢も〜。じゃ、来年はらびも一緒に行こーね♪｣
らび｢……うん(^〃^)｣


らび｢何これ｣
心音｢中津川市のゆるｷｬﾗ『にゃかつがわ』ちゃん｣
心音｢行くとちゅーでお祭りやってて、寄り道したらいたの♪かーいかったよ?｣
らび｢ふ…2人だけで楽しんでーでぇーでぇーぇーぇー｣←ｴｺｰ

心音｢あれ〜?何かちょ〜ひさしぶりな感じがするんだけど…｣
らび｢心音…｣
心音｢おっかしーな、昨日の続き話してるﾊｽﾞなのに、半年いじょーたってる気がするよ?｣
らび｢心音、君はあれか、某地方TV局の旅人さんか?｣
心音｢え〜?ﾎﾝﾄの事言ってるだけなのに〜｣
らび｢あのね、大人の世界には黙ってなきゃいけない事もあるんだよ｣
心音｢らび、『人の口に戸は立てられない』だよ?｣
らび｢またﾏｽﾀｰに変な言葉を教わって…。じゃあついでに『口は災いの元』って言葉も覚えようか｣
心音｢う?どーゆー意味?｣
らび｢ﾏｽﾀｰに聞いて｣
らび｢それよりも、心音が言ってた飲食物の話はしなくてもいいのかな?｣
心音｢あっ、するする!!｣


心音｢?｣
らび｢っあ!間違い!!｣
心音｢これ前の時のってなかった、盆踊りの写真だね〜｣
らび｢えーっと…あ、こっちこっち｣


心音｢ｼｵｻｲﾀﾞｰ(笑)｣
らび｢言葉の通り、塩入りｻｲﾀﾞｰなわけだけど、飲んでみてどうだった?｣
心音｢塩ｻｲﾀﾞｰ!!｣
らび｢そのまんま!?｣
心音｢まんまちゃん可愛いよね♪｣
らび｢いや、ほら、他に感想はないの?｣
心音｢ん〜…ちょびっと炭酸がｷﾂかったかなぁ〜。ﾏｽﾀｰ的に…ﾏｽﾀｰ的に!｣
らび｢ﾖｰｸﾞﾙﾄの方はどう?｣
心音｢ん〜…舌触りが良くて喉越しもなめらかだった。とﾏｽﾀｰ言ってた｣
らび｢心音は飲んでないの?｣
心音｢飲んだぉ?けどあんま思い出せない…｣
らび｢はい、この2つの売上は全て復興支援に当てられるそうです。たしか、ﾖｰｸﾞﾙﾄの方は数量限定だったはず…ですので見かけられたら即購入推奨品です｣
心音｢ねぇねぇ〜、それ今言って大丈夫?｣
らび｢………多分…｣
らび｢でね心音、鶏ちゃん唐揚げの写真がないんだけど…｣
心音｢え〜?それがいっちばん言いたかったのにぃ〜｣
らび｢じゃあ今度、ﾏｽﾀｰに下呂行って写真撮ってきて貰おうか?｣
心音｢うんうん、そーしよー。ついでにﾄﾏﾄ丼の写真も欲しいっす♪｣
らび｢……とまと丼?｣

らび｢去年の夏ぐらいから、訳有って外食を一切していなかったﾏｽﾀｰ。今日から解禁です｣
らび｢特に、病気や医師に止められていた訳でも、ﾀﾞｲｴｯﾄしていた訳でもありませんが、別段、話す理由でもありませんね｣
心音｢牛丼ゆったのに、牛丼ゆったのに…｣
らび｢…心音は牛丼が食べたかった様です｣
らび｢で、何を食べたかと言うと…｣

ｼﾞｬﾝ


らび｢丼のﾏｰｸが目印のうどんです｣
心音｢さっぱりしてて、胃に優しいの食べたいとかゆって、大根おろしのうどんと、鳥の唐揚げと、天ぷらのｵｸﾗとﾅｽ｣
らび｢ｵｸﾗとﾅｽは季節物って事なので、次に来た時はないかもだね｣
心音｢んじゃ、さっそく｣
心音･らび｢いただきます｣



心音･らび｢ごちそうさまでした｣
心音｢ﾄﾘｶﾗうまかったぁ♪｣
らび｢天麩羅は塩に限るね｣
心音｢そのまま食べてもおいしいよ?｣
らび｢う…うん、素材の味を素朴に感じるのも乙だよね｣
心音｢しょうゆとか、さとうもいいよね｣
らび｢さ、砂糖!?天麩羅に!?…それはどうかと｣
心音｢人の食べ方にｹﾁつけんな〜。…さすがに今は天ぷらには付けないけど｣
らび｢(他には付けて食べてるんだな)まぁ、味覚は人それぞれだからね。自分の好きな味を見付けるのも有りだね｣
心音｢うん、新しい味を見つけたら教えてあげるね♪｣
らび｢……う、いいや…｣

心音｢あー…もう、なーんにもしたくなーい｣
らび｢もう、だらけ過ぎだよ、心音｣
心音｢だぁって、ﾏｽﾀｰのｶｾﾞ移ってﾀﾞﾙｲんだもん｣
らび｢えー?ﾏｽﾀｰが漸く治って来たってのに、今度は心音?｣
(ぴたっ)
らび｢…心音、嘘は駄目だよ｣
心音｢ちっ、ﾊﾞﾚたか｣
心音｢ﾀﾞﾗﾀﾞﾗし過ぎて逆に動きたくないんだも〜ん｣
らび｢全く…じゃ、そんな心音に｣

ジャーン



心音｢…あ、これﾐﾆｽﾄｯﾌﾟのﾌｫﾝﾀﾞﾝｼｮｺﾗだ｣
らび｢これでも食べて、元気になれー｣
心音｢うわ〜、ありがと、らび(ﾊﾟｸ｣
らび｢ど?｣
心音｢………微妙?｣
らび｢お、美味しくないの?｣
心音｢ﾌｫﾝﾀﾞﾝｼｮｺﾗ特有の温度差ないし、上にかかってるｺｺｱが苦〜い｣
らび｢甘党の君には物足りなかったかな｣
心音｢らび、砂糖かも〜ん｣

らび｢僕の熱い期待に応えてくれたﾏｽﾀｰが、味覚を加えてくれたよ｣
心音｢え、ﾎﾝﾄ?じゃじゃ、はい、これ｣
らび｢ん、ｶﾞﾑ?(ﾊﾟｸﾝ｣
らび｢…すっぱい…檸檬?｣
心音｢正確はこれ｣


らび｢…食べちゃった｣
心音｢本物は入ってないから大丈ﾌﾞｲ♪｣
心音｢でもさ、ｽﾗｲﾑって、見た目、ｸﾞﾐの方が近い感じするね｣
らび｢…う、うん｣ (知らない)