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今日久々に
兄さんに電話した。
最近は専ら、経営の話を聞く。

兄さんの仕事を
手伝ったことがあるから
多少なりとも話はわかる。

兄さんはそんな私と話して

お前はそうやってすぐに
話をわかってくれる。
そういうところ、好き。

といった。
だてに貴方の背中ばっか見て
歩んできたわけじゃないのよ、と思う。
昔は仕事の話はしてこなかった。
成長したということなのだろうか。


兄さんの目指すところのものは
私の仕事の理想。
それを、利益追求ではなく
求めていくところが共感できて
本当にこの人は、と思う。
全くどこまで行っても
この人に飽くことはないのだろうと思う。

いつも思う。
この人は 理想 なのだと。

今の関係で傍にいるのにも。
もし仕事で傍にいたとしても。
この人は理想だったろう。




今の彼氏とは
結婚だって考える。
それでいいとさえ、思う。
本当に愛しい。
兄さんを陰りにすら思うこともある。


彼が与えてくれるものと
兄さんが与えてくれるものは全く違って
彼は現実と常識を
兄さんは理想と常識を打ち破ることを
私に教えてくれる。

私は恵まれているのかもしれない。




兄さんは

メールでは好きっていうけど
たまには口で言ってみたら?

と言って
その羞恥と既知感にはたまらなく安堵する。

今までの思い出も語り合い
気づけばこんなに長く一緒にいる。
思ったよりも色んなところに行き、
数えきれない程の夜を過ごしてきた。

彼は、不思議だ。
今まで不倫をしているのだと
根底で感じたことがない。
彼は自由で、何にも縛られていないからかな。

もちろん奥さんのことも考えるけれど
別段彼が気にしていることはない。
承知の上なのだろうな。
そんな関係を彼と築けない時点で
私ははじめから、こういう現状で
それ以上も以下もない点では
奥様と立場が違うだけなのかもしれない。




彼から幸せを感じるのも
結局何があっても変わらないのだろう。
10年連れ添った夫婦が離婚することだって
あるのだけれど
そういう類の関係でないだけ
ある意味タチが悪いのかもしれないけど

もう自分の人生だ、子供じゃない。
これが自分の人生だと
ガキながら納得してしまってもいいだろう。



もう、無意識で
人生という道筋に彼は組み込まれている。
恐ろしいほどに自然に。



たまに、恐ろしいとさえ思う。
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