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昨晩は上機嫌
たまには仕事は上手く回る時もある
憂いは彼のことだけ
今頃本当は
彼の隣に居たはずだったのに

久しぶりに強い酒を飲んで
最早彼に会えなかった憂いなど
なかったことにしようとした矢先
彼からメールが入る

本当なら今一緒にいたのにね、と

すぐさま返事をすれば
着信がはいった

お前と丸二日一緒に居られる
予定を立てたのに、と
残念そうな声
彼も会いたかったから、と
深酒をしていた

愛してる
好きだよ
変わらないよ

愛の言葉を囁いてくれる

将来俺の子供を
産んでくれるんだろう、と


舞い上がるとはこのことで
同じように恋しくなって
同じように求めていることが
嬉しくて嬉しくて


お前に触れたい
抱きたい
そばにいたい

そうやって
繰り返してくれれば
私はやっぱり彼しかいない
彼以外愛せないと知る


電話を切った瞬間
久しぶりに涙がでた
悲しくて 寂しくて 切なくて
本当に好きで
本当に愛しくて
そばにいてほしくて
触れてほしくて
私だけの彼になってほしくて
家になんか帰ってほしくなくて
抱いてほしくて

辛いのに
苦しいのに
幸せで


1番不幸な幸せを
自分で選んで得たんだね、と
マスターに慰められる夜更け

私は不幸なんかじゃなくて
やっぱり世界で
彼に愛される1番幸せな女だと
信じて疑わない

.

どこか兄さんに似た
近所の行きつけのバーのマスターがいる
ついこの間兄さんといった

今日本当は会える予定で
ずっと胸を躍らせていたけれど
やっぱり会えないのには慣れてきた

昨日はマスターと飲みにいった
隣にいる彼を眺めると
やっぱり兄さんを想う

どことなく、似ていて

会いたいのに会えない
そばにいたいのに
触れていたいのに
愛を囁いていたい

全身全霊で表現したいのに


どうして私は
違う人の隣に居るんだ
私の隣は
何故彼ではないのか

そんなことを思いながら
酒を流し込んで紛らわす

このまま変わらず私は
愛情と憎しみと寂しさを
持て余し続けるのだろうか

ただそばにいたい
それだけなのに
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