スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

.

もうすぐ30歳になる

毎日何かを書きたくなるような
残したいようなこともなく
若い時よりも格段に過ぎるのが早くなった日々を
ひたすら呼吸して生きている

たまに昔の自分の気持ちを振り返って
ここまで何とか歩いてきた自分を慰める

私は変わらず彼のそばで
何とか呼吸して、歩いて、笑っている

何にも求めていない人生
希望も夢もない人生
それでも私が人様に
なんだかんだと可愛がられ
知らない土地で生きていけているのは
彼が私に呼吸させてくれているからだと思う

パートナーになれている自信はなくて
近づいてみると、自分がただただ不甲斐ない毎日
今のカタチが正しいのか分からなくなるけど
それでもここにひと時でも根を下ろしたのなら
そこで光合成でもなんでもして
息づいていくしかないと思う

人は私を、向上心とバイタリティであふれた
勇猛果敢な人間だと勘違いする
コミュニケーションが得意で
人に好かれる人間だと勘違いしている

私はそんな人間じゃない
一人の、彼という存在に愛されるために
努力し続けてなんとかそばにいるような人間なのに
人は私を勘違いする
それは、巧妙な仮面をかぶって
何かの役を常に演じている自分がいるから
欺いているつもりはない
だけど 私の演技はきっと
そこそこの見栄えがしているのだろうと思う

欲しいものさえ望めず
いつも仮面の下で泣いている自分を
誰も知らない
生きる意味すら分からずに
ずっと何かを、
地べたを這いつくばって探しているのを知らない

他人が見た私と、
本当の私のアンバランスさは
年を追うごとに大きくなっている
いつかこのアンバランスに
耐えられなくなる気がする

いつこの舞台の幕が閉じるのか
途方もない演目を演じている気分になる

私は滑稽なピエロと同じ
それでも彼への愛だけで
私はなんとかここで演じられているんだと
そう思う

明日も明後日も
呼吸できていればいいな、
そう思って眠りにつく
prev next
カレンダー
<< 2020年08月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最近の記事一覧
カテゴリー