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この前のお話から振り返ると

兄さんから久しぶりに電話がきた
兄さんは少し落ち込んでいるような
少し疲れたような そんな
いつもと少し違う感じ

仕事の話とか色々話した
出会ったころの話も繰り返す
そんな金曜日の夜中で

会いたいなって言うと
兄さんも 会いたいって言って
なんと土日に予定を開けてくれた
私は予定なんかかなぐり捨てて
とっとと帰る準備をする

土曜日の昼過ぎに到着すると
兄さんはいつもより早く迎えに来てくれていて
そのまま仕事の買い物へ

二人でスーパーを歩いて
そのまま仕事場に持っていく
従業員に見られたっていいなんて、
兄さんらしいけれど

そのあとは兄さんが
「デートしよう」と言ってくれて
少し離れた観光地に行った
少し歩いてからご飯を食べた

そのあと私の友達を誘って飲み会

兄さんとの隔たれたものなど
この期に及んではもうないのかもしれない
周りには内緒にしようなんて言っていたというのに

そのあとハプニングも交えながら
二人で予約したホテルに戻る
次の日の仕事も、私が帰る時間まで開けてくれて
一緒にいるようになってから
こんなに長い時間一緒に居られるなんて初めてで
私はただただ、謙虚だけれど確かな幸せに浸る


ホテルではいつもの通り
性急な行為にはもう慣れてしまった
散々飲んで酔っ払っているのに
もう無我夢中で感覚にだけ頼る

そのまま泥のように眠って

次の日はまた少し離れた観光地でお昼ご飯
本当に幸せで
本当に本当に満たされて
私はこの時だけは人生を享受できる
どんな憂いもどんなつらさでさえも

お昼の後はまたいつものホテルで
仕事の話をしながら抱き合って
行為中に生理がくるのは最早いつものことで

普段の自分のストレスやホルモンバランスの不安定さなど
最早忘れてしまう

夕方には駅に送ってもらう

「家族よりも長い時間お前と一緒にいるな」
なんて囁かれながら
名残惜しく別れた

いつ電話しても
いつ会っても
いつ抱かれても

もう手遅れなのだ
私はもう出会った頃の高校生ではなくて
もう24歳になって
結婚だって考えて
幸せだから終わりが思い描けなくて
最早私に結婚という二文字など思い描けなくて
不安になる 

でも
まだ24じゃないか
まだやり直せるだろう
今はまだこの幸せに縋っていたい
この幸せに溺れ続けていよう と思う
相反する想いなのだけれど
今の自分には彼なしの生活や人生など考えられないのが事実


最早これ以上に人を愛することなどない
これ以上恋焦がれることなどない

私の道程には
彼が組み込まれているまま

そしてそのままでいたい

私のすべては彼が変えてしまったあの時から変わらない

五年経っても同じようにいつまでも相思相愛でいられるなんてね 

そう兄さんが言ってくれたら私の想いは報われる
そして兄さんは報いてくれる だから
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