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七月に入ってからまともな更新が一つもない状態で申し訳ありません。只今管理人は学生の仕事に追われております。どうかご容赦を。

八月になれば夏休みですので。そうなれば何かしらの更新はできるかと思われます。



夏、真っ盛りですね。
とうとう来たな、という感じで。
六月の梅雨をかなり引きずって、ついこの間も雨が降って就寝時には毛布をかけなければ寒いくらいだったのですが。嫌な季節です。

でもまぁ創作には欠かせない季節ですよね。

特に小宅では火黒が夏のシンボルCPです。
あとは…京関もですかね。姑獲鳥の夏。全てはここから始まった。

ルフィも夏が一番似合うと思いますが、なにせお相手が冬将軍も震え上がらせる北国生まれの冷徹不気味外科医ですから。どうにも誰もいない冬景色に二人佇む姿の方が真っ先に思い浮かんでしまう。
サブマスはあの格好で外に出たら五分で熱中症になって倒れてしまいかねないですね。日中はずっと冷房完備の地下でバトル三昧。彼らには季節などあまり関係無いものなのでしょう。しかし敢えてクールビズな夏服を着ているかもしれないと想像してサブウェイマスター夏服モデルを妄想するのもおいしい。



さて…現実と闘ってきます…。

140=ONE STORY




【めくらいとしき】

夜明けが見えない、とキザな小説に出てくるような言葉を呟いてノボリは静止した。ボクはノボリがキザでも悲観的なロマンチストでもないことを知っている。耳を澄ますノボリの透明な視線には、真っ黒い果てしのない夜が永遠に続いている。見えない、と繰り返される言葉、ボクは泣き笑いを浮かべるだけ。


【理解されなかった子供】

なだらかに続く道に夕焼けが溶け出して橙色に染まっている。遠く揺らぐ景色はカゲロウと呼ばれ、透明な火が燃えているよう。透明な火、という言葉はクダリの発想だ。昔から独創的な思考を持っていた私の弟。その独創性が行き過ぎて精神病院に送られた。未だ帰らない彼の心を炙るのは本物の炎だろうか。


【幸い哉】

藤棚の下で木漏れ日を浴びるは誰の弟。紫の藤の花下で林檎色の頬をした子は可憐な笑みを見せて歌う。あぁうぅ、あぁうぅ、声がこぼれる小さな唇から薔薇色の舌が覗く。澄んだ瞳は水晶か。嗚呼、知能を母の胎に忘れてきたのは誠に幸いだったのだろう。さもなくばこの現代でこうも純粋ではおられまい。


【ロストワールド】

どうしたってボクは女になれないしノボリだってそうだ。それと同じようにボクの気持ちは変えようがないし、それはきっとノボリも同じ。一線踏み越えた時点でもう終わってるんだ。今まで慣れ親しんだボクらの世界は死んだんだ。「別れようなんて、遅いよノボリ」(今更ボクらが戻れる世界なんてない。)

WJ 2012-32号




※ ワンピのネタバレしかないです。










ヴェルゴ中将の頬についていたものがpixivでネタにされていた通りハンバーグということにくそわろた。食べカスってレベルじゃないんですけど。食べカスにしてはデカすぎるんですけど。あとなんかどっかの島の子供達の親の回想に出てきたやつはポテト?ポテトだよねあれ、ポテト頬にくっつけてたよね?どんだけ。理解超越。

まぁねぇまぁねぇそこまでは平静だったんですけどねぇ次のページめくったら雄叫び上げてしまいましたねぇ。



檻の中に囚われたルフィとローが仲良くおんなじ態勢で並んで鎖にぐるぐる巻きて。



檻の中に囚われたルフィとローが仲良くおんなじ態勢で並んで鎖にぐるぐる巻きて。(大事なことだから二回言った。)



しかもね、ロビンと笑いながら話すルフィをね、至近距離から横目で見とるんですよあの外科医。どんだけ。どんだけルフィにしか目がないの。ていうかなんでアンタそこにいるの。ロビフラ(さりげなくフランキーに膝枕してあげてるロビン姉さんの優しさに胸がほっこりした)とルフィの間に割り込むように。全身で遮って、ちゃっかりルフィの隣キープして。何様だよ。旦那様か、ああ納得。早く式上げろよ。

そしてまたページをめくれば視線を合わせるロールの図が二コマも、二コマも、トラ男って呼んだらちゃんと答えてあげてるという、トラ男呼びを黙認してる辺りに愛を感じる。ちゃんと質問に答えてあげてるところにも愛を感じる。ルフィに向けてる外科医の一挙手一投足に愛を感じる。これって私だけでしょうか。腐女子乙。サガなんです。いいからはよ式を上げい。



そんな中での…

ドフロフラグ乱立。



いや…海賊旗のシンボルが似ているから繋がりがあるのではないかとか、そういう二次創作の話はそれこそ腐海という名のネット上に満ち溢れていたわけですけども、まさか、まさか、ドンピシャするとは。

ローは昔、おそらく今より本当に若い青二才だった頃、ドフラミンゴの部下だった。と。

……なんか…弱味握られてそう…。ヴェルゴと同じ中将のスモーカーにはあっさり勝てて、でもヴェルゴにはろくな抵抗もできなかったところを見ると、なんか過去にあったんだろうな…という……。

モネを連れ出したあとに、胸を押さえて血を吐いて倒れたのがすんごい気になるんだよな…。もし弱味として心臓を握られてたらたまったもんじゃないわけだが。でもそしたら心臓を抜き取る力をロー以外に持っている奴がいるということで、なんかそれは考えにくいような。

そして、スモーカーとたしぎは口封じに殺すと名言してるけどルフィとローたち海賊組にはどうするか何も言ってない。でもおそらく…そう大差ない処理を考えてるんだろうな。

こうなるともうシーザー誘拐どころじゃなくなったわけだし、同盟は…このままだと解消されてしまうのだろうか…それは、それは、あの、どうかご勘弁を、まだ一緒になって一年も経ってないじゃない、いやだよそんなの、ハネムーンにも行ってなけりゃ式すら正式に上げてないじゃないか、どうにか二人でこの場を切り抜けて上手くしっぽりいってください後生だからロールニストの夢をもう少し見させてくださいお願いしますO田先生…!!!



七夕、過ぎ去りし七夕よ、叶うのならばロールに光を降らせたまえ。

きたれ!ロールラブロマンス!

(没)




 ねぇ、ノボリ。人生って、あっけないね?





 儚く笑う貴方の白い唇を見ていられず顔を背けた。何時の間にか見つめ合うことに苦痛を感じるようになった私には、あまりにも目に毒な、悲しい唇。
 無菌室の中で日に日に痩せていく貴方の肌は、今やアルビノ染みた現実味のない蒼白さを呈する。銀鼠色だった髪もすっかり白髪に変わって仕舞った。風が吹けば飛ばされそうな脆弱な身体は骨が浮いて痛々しい。節の目立つ手を取ればそれだけで折れてしまいかねない、それほどまでに病は貴方を蝕んだ。朝陽に包まれると肌中が光り、陽の明るさと肌との区別がつかなくなるように見える。そのまま目もくらむ眩しさの中へ消えていってしまいそうで、私はその光景を見る度泣きたくなる。
 ゆっくりと、確実に、貴方は天使に近づいていく。今にも人間としての営みを終えようと。



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まっしろなせかい。
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