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ふなめけ・ふろば





あっ! やせいの ゴキブロスが とびだしてきた!
いけ! フナメ!


フナメ「GYAAAAAAA!!?」


ゴキブロスの ギガインパクト!
(ふいうちの しゅつげん)

フナメは ひるんで うごけない!
(まるはだかで ふるえる)

ゴキブロスの こうそくいどう!
(ゆかを かけずりまわる)

フナメの ハイドロポンプ!
(シャワーで おしながす)

ゴキブロスの まもる!
(はいすいこうの ふたの したに にげこむ)

フナメの ねっとう!
(シャワーの すいおんを あげて はいすいこうに ふんしゃ)

ゴキブロスは ひるんで うごけない!

フナメの バトンタッチ!
フナメは ひかえに もどっていく!
(スキをみて ふろばから だっしゅつ)


がんばれ! バアチャン!
(もちもの:ハエたたき)


バアチャンの はたく!
ゴキブロスには あたらなかった!

ゴキブロスの まもる!
だが うまく きまらなかった!

バアチャンの はたく!
きゅうしょに あたった!

ゴキブロスは たおれた!





フナメヨウ♀ よくしつフォルム
とくせい:よわき
ハイドロポンプ
ねっとう
バトンタッチ
めいそう
あまいものと ぶんがくを このむ。まいにち もうそうを かかさない。ホモを あたえると よだれを たらして よろこぶぞ。

バアチャン♀
とくせい:いしあたま
おしゃべり
エコーボイス
てだすけ
はたく
にわいじりに パソコンでゲーム さいきんは ダンスきょつしつにも かよっている。くちうるさいのが なんてん。

ゴキブロス
とくせい:のろわれボディ
ギガインパクト
こうそくいどう
まもる
そらをとぶ
たのむから ぜつめつして ください。

(パターン2)




 狭いバスタブの中に少しぬるめのお湯を溜めて身を浸す。汗も精液も洗い流して、清めるだけ清めた身体に羊水のようなぬるま湯がしみていく。
 ボクはノボリの胸に頭を預け、ノボリはボクの身体を抱いていた。ノボリの体温を感じながらのこの一時は、眠くなるほど心地好い。
 ぴちゃん、ぴちゃんと、天井から水滴が落ちる音が静けさにこだまする。
 ちょっと目線を上げてみると、ノボリの首にくっきりとついた赤い歯型の跡が視界に入った。そっと指でなぞってみる。

「あまり目立つところに跡をつけないでください。隠すのにも一苦労です」

 言いながら、ノボリは静かにボクの手の上から首を押さえた。

「ごめん。ついやっちゃった。ノボリの首白いから」
「白い首には噛みつきたくなるのですか?」
「ノボリに対してだけだけど」
「一体どういう心理でしょう…」

 よくわからないという表情を浮かべ、ノボリはボクを横目で見遣った。ボク自身、上手く説明できない。どうも自分には噛み癖があるらしく、イライラした時には知らない内に親指の爪をかじってたり、ノボリとじゃれてる時には指を舐めたり噛んだりしたくなる。一度、キスの最中に興奮しすぎてうっかりノボリの舌を噛んじゃったこともあった。

「まるで獣みたいです」
「もしかしたらそうかも。ボク、ヒトの皮かぶったケモノだったりして」

 ケダモノには違いないでしょうが、とノボリは少し笑って、

「それじゃあ貴方、私を殺そうとしているのですかね」

 と言った。ボクはその言葉にピンとくるものがあった。殺すってのは合ってない。たぶん、そうじゃなくて。

「殺すじゃなくて、食べたい、かな」

 ボクはノボリの手を取って小指をくわえた。舌で遊んで、爪先を甘噛みする。

「ならば、残さず平らげてくださいまし」

 疲れたような声音だった。眠そうな目をしたノボリは、ボクを抱きしめて首筋に顔をうずめてくる。身体中の力を抜いて溜め息をついた。

「ノボリ、疲れた?」
「ええ。とても」
「ごめんね。ムリさせちゃったね」
「違います」
「え?」
「わたくしは……」

(人生に疲れたのです。)

「…最近、少し仕事の量が増えましたので、疲れがとれにくくなっていまして。この疲れと貴方は関係ありません」

 双子テレパシーが発動した。
 ボクはノボリがこぼしそうになってとっさに隠した本音を、電波塔から発される電波をアンテナでキャッチするみたく読みとった。
 ボクに対して他人と接するような態度をとったノボリに憤りと悲しみを覚えた。だから会話の流れを無視して言ってやった。

「そっか。ノボリ、生きるのイヤんなっちゃったんだ」

 グサッと刺さる音が聞こえた気がする。ノボリが息を呑む気配がした。ノボリの心に土足で踏み入るボクの言葉。こじ開けて、ひっぱり出して、

(だってこうでもしなけりゃキミは自分を殺すでしょ。今さら隠すな。ボク以外に誰が弱いキミを理解できる?誰がキミを助けられる?自滅なんて許さないよ。わかったらさっさと本音ぶちまけろ!)

「…ぁ……っ、」

 ぼたぼた涙を流しはじめた壊れかけの心を優しく優しく撫でてやる。
 ノボリが心から笑うことがとても少なくなっていることにボクは気がついていた。重責を伴う仕事が増え、母さんから時折電話が来るようになったあたりから。ミスの許されない仕事、結婚の催促。まじめで強そうな見た目の割りにメンタルが弱いノボリには途轍もないストレスになってた。
 泣いて声を詰まらせながらノボリは白状する。

「方々駆けずり回って、バトルする機会が少なくなり、このあいだは母様から孫の顔が見たい、安心したいと喋り倒されて。お客様と戦っている時と貴方に触れている時だけ、まともに息ができます。あとは苦しいだけで…私、あなた以外の誰とキスして式挙げてセックスして子供つくらなければならないんですか。勝手に重いミスして尻拭いは私に押しつけて、何様のつもりですか。私はいつから他人のために生きることになっているのですか。私の人生はどこから私のものじゃなくなったのでしょう」





ーーーーー



ここまでで限界来た。

(パターン1)




 狭いバスタブの中に少しぬるめのお湯を溜めて身を浸す。汗も精液も洗い流して、清めるだけ清めた身体に羊水のようなぬるま湯がしみていく。
 ボクはノボリの胸に頭を預け、ノボリはボクの身体を抱いていた。ノボリの体温を感じながらのこの一時は、眠くなるほど心地好い。
 ぴちゃん、ぴちゃんと、天井から水滴が落ちる音が静けさにこだまする。会話はない。いつもなら、ボクが適当な話題を適当に話して、ノボリが相槌を打つという決まった流れがあるが、今のボクはそれを望む気持ちはなかった。それはノボリも同じだった。
 ボクたちの思考には、今日の仕事終わりに夕食を食べに行ったレストランで漏れ聞こえた、ある人たちの会話がぐるぐると渦巻いていた。

『ホモとかレズっていいよなぁ。ヤる時子供出来る心配なくってよ』
『いやいや、そんなことよりまず世間の目気にしなきゃいけねぇから、全く気楽でもねぇだろ』
『あーそうか、じゃあやっぱ普通がいいかー』
『お前、彼女に堕ろせって言ったの?』
『あー…言った』
『ひっでぇヤツ』
『だって今子供なんかできても困んじゃん。育てらんねぇし』
『育てる気無いの間違いだろ』
『あ…バレた?』

 笑い声混じりのこの感心しがたい会話が聞こえた時、ボクたちはふっと顔を見合わせて、サイテーだね、そうですねと、

「ねぇ、ノボリ」

 言い合うことも、顔をしかめることさえできなかった。ただただじっと無表情になって、

「ノボリは、さ」

 互いの目の色に同じ感情を見出して、そのまま何も言うことなく食事を再開した。

「子供、欲しいと思ったことある?」

 ボクはノボリの顔を見ずに聞いた。

「……欲しい、とはっきり思ったことはありません。ただ、」

 一拍置いて考え考え、ノボリは続ける。

「道や駅で、楽しそうにしている親子の姿を見て、もし自分に子供がいたらどうなるだろうと考えたことはあります。そして、その子供は…」

 ノボリは一度口を閉じて言うのをためらった。ボクにはなんとなくその言葉が予想できてしまったので催促せずにいたけれど、ノボリはゆっくりと口を開き、

「言えば、笑うかもしれませんが」

 と前置きして、

「自然と、頭に浮かぶ私の子供の姿というのが、私と貴方の間に出来た子、という設定なのです」

 予想通りの言葉を言った。

「貴方のようによく笑う、可愛らしい男の子で、育てるにはどちらか育休をもらわねばならないとか、保育園へは毎日貴方と交代で送り迎えしてとか、つらつらと想像してみたことがあります」
「ボクもそう。同じこと、考えたことある。特にそれを望んでるわけでもないんだけど。なんかたまに、そんなことがあったらどうなるかって、頭に浮かぶ時ある」

 水滴がボクの顔に降りかかった。思わず目を閉じて身じろぐ。身体を浸している水面が揺れる。

「クダリ」
「なに?」
「私は…女性が羨ましい」

 低い声で告げられた本音につられて顔を見上げた。視界に入った表情はなんとも言い表しにくい複雑なもので。

「私はさっき、貴方が私の中に出したものをそこで洗い流してしまいました。女性だったらずっと留めておけるものを。いつも思うのです。貴方が私の中で果てる時、この身体は貴方を形だけ受け入れられても全てを受け入れきることができない。それが悔しくてならないと」

 あまりにも苦々しげに呟かれた言葉はまるで呪いのようだった。だとしたらノボリは自分を呪っているに違いない。女に生まれなかった自分を。

「でもね、ノボリ。ボク、ノボリが女の子だったら、多分こんな風に好きになってなかったよ。ボクとおんなじ男で、秘密も悩みも全部一緒にできる人だったから、好きになったんだと思う。最初から性別違ってたらきっとこうはいかなかったよ。だってボク、女の子の考えてること全然理解できないし、ほとんど別の生き物だよ、あれ。すっごく高いピンヒール、あんなの履いてまともに歩けるなんて同じ人間とは思えない」

 ノボリはほんの少し口角を上げて「左様でございますか」と独り言のように応えた。その表情は寂しげにも見えるし、嬉しそうにも見えた。

「クダリ」
「なに、ノボリ」
「今、私がピンヒール履いてまともに歩いてみせたら、どうします?」

 ボクはとてもかかとの高いピンヒールを履いてつかつかと美しく歩いて見せるノボリを想像した。ノボリなら本当にできてしまいそうだなと思う。意外と様になるかもしれないとも思った。

「それでもノボリを好きでいるよ」

 ノボリは「ありがとうございます」と言いながら、ボクの額に優しいキスを一つくれた。
 ボクたちはぬるま湯が冷めてしまうまでずっとそこで抱き合っていた。

(無題)




 ノボリはもう五分ぐらいはボクの股間に顔をうずめてボクのものを舌と手とで愛撫してるわけだけど、顎が疲れないのかなと少し心配になる。ついさっき限界が来てノボリの口の中に出してしまったら、じゅるじゅる音立てて出した精液を飲み干して、おかわりでも欲しいみたいにまたフェラチオをしだした。

「ねぇ」
「なんです」
「いつまでやってるの?」
「……嫌ですか?」

 素裸のノボリは口周りをよだれと精液でべたべたにしながら上目遣いでボクを窺う。

「嫌じゃないけど。気持ちいいけど」
「けど?」
「…これじゃ、足んない」

 ボクがちょっと不満げに言うと、ノボリは猫のように目を細めた。

「入れたいですか?」
「うん。ダメ?」
「まさか」

 ノボリはベッドサイドのひき出しからローションの入ったボトルを取り出し、フタを開けてぬるぬるの液体を手の平に出した。

「少々お待ちを…」

 言いながら、ローションを絡めた指を正座で開いた股の間に潜り込ませる。奥で不規則に指がうごめいている。あんまり慣れた手つきなので、ボクは感心して眺めてしまう。
 ノボリの吐息が色づきだすのにそう時間はかからなかった。解しながら前立腺に触れて自慰もしているようで、だんだん呼吸が早くなっていく。
 ノボリが指を抜いた。仰向けに寝るボクに近づいてまたがる。そうして、硬度を保ったボクの抜身の真上に膝立ちし、ゆっくり腰を下ろしていく。

「んっ…く……」

 先っぽからずぶずぶ差し込まれていくのを性器全体で感じて身震いする。ローションのお蔭と、ノボリが身体の力を抜くように努めているのとで、嬉しいほどすんなり受け入れられた。やわらかくボクを包むノボリの中はあたたかで、居心地の良さにため息がこぼれる。
 しっかり奥まで呑み込むと、ノボリの身体が大きくグラインドする。時折声が漏れ出ると同時にナカがきゅっと締めつけられて少し痛い。でも気持ちいい。

「っ…ふ……」
「ノボリ、平気?」
「少々、苦しいですが…大丈夫です」

 ノボリは上体をかがめてボクの顔にキスの雨を降らせた。たまに舌を滑らせて、犬のように舐め回す。くすぐったくて笑い声が出る。

「貴方が笑うと、よく響きます」

 連結する箇所から笑いの揺れがダイレクトに伝わると言う。次いで、ボクの頭を抱えると、耳たぶをしゃぶりながら囁いた。

「どうぞ。」

 許可が下りた。
 ボクは腹筋を使って身体を起こして体勢を逆転させ、ギリギリまで引き抜いてから一気にノボリを貫いた。

「あぁッ…!」

 ノボリはボクの背にしがみつき、鼓膜に突き刺さる鋭い嬌声を上げた。抜き差しをくり返す度に白い喉が仰け反る。ハイペースで頂きを目指す中、顎を突き出して快感に悶える姿はボクの情欲をさらにあおる。
 目の前が真っ白になった瞬間、ボクはその喉笛に思いきり噛みついた。ノボリはひしゃげたような呻き声を発してビクリと身体を硬直させる。ボクがナカに注ぐ間にノボリも腹の上へ射精していた。
 ある一定の絶頂の波が過ぎていくと、ボクたちは身体中を弛緩させて繋がったまま抱きしめ合う。そして深い深いキスをした。


スープストックに地味にハマっている私です。
あすこのオマール海老のビスクが好きなのです。
外出してタイミングが合えばそこでご飯してます。
この間はマンゴーとココナッツミルクのチェなるデザートを試してみました。マンゴーとバニラアイスが浮かぶココナッツミルクの底に、ひよこ豆ととうもろこしと白玉が沈んでいる。新感覚な甘味でございました。豆とコーンって意外とココナッツミルクに合うのですね。



今夜はサブマスに一作。

Twitterで知り合った絵師さんが三日前にお誕生日だったので、愛と勢いで書いたものです。

ぐろぐろさん。
お誕生日おめでとうございました。

現在、今まで交流してる絵師さんの中で一番私の刺激になっている人だと思います。
あとリア友を除いた場合で、Twitterで一番気安く接せられる人でもあります。どんぐらい近づいていいんだか一人で不安になったりする時もありますが、距離感の心地良さではダントツですね。丁度良いというか、波長が合うというか、上手く言えないですが。
大事な人です。

その生に優しい日だまりの絶えないことを。
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