2011年4月2日

4月1日。

夜。

22:14。

電話がくる。

今まで、電話が来ても病院にいるお父さんからだった。

それが、看護士さんから。

嫌な予感。

ちょうどステブと電話中で、すっごい取り乱した。

約3ヶ月ICUにいたら、たくさんの亡くなる人を見てきました。

面会はもちろん家族だけ、人数も2、3人…多くて4人まで。

時間も午前と午後に少しだけ。

でも、最期が誓いと家族全員、傍についてられるんです。

夜中なのに面会が許されました。

お母さん、お母さん。

呼ぶ度、少しだけ戻る心拍。

家族みんなでお母さんって呼んで、ピーって鳴る度に何度も何度も呼びました。

途中ね、兄が言ったんだ。

「次はもう、ゆっくり眠らせてあげよう」

兄もね、諦めたから言ったんじゃないと思う。

ずっと頑張ってきたお母さんに、これ以上キツい思い、してほしくなかったんだよね。

それでも。

「お母さん頑張りよるとぞ!」

って。

嫌だ嫌だ、いやだ。

一晩中、家族が呼ぶ度に戻ってきてくれたお母さん。

4月2日、08:02。

旅立ちました。

お疲れさまでした。

2014.5.9 P.M13:05

2011年4月

お母さんが逝ってしまって、お通夜に葬式。

いろいろたくさんしなきゃいけないことがあって、あっという間に終わってしまいました。

子供三人でお酒を飲んだのも初めてじゃなかろうか。

夢を見た。

夢でお母さんが出て来て、生き返りました。

こんなマンガみたいな事、ホントに起こるんだ。

うん。

夢だったけどね。

母の死を受け入れられなくて、でも受け入れなきゃいけなくて。

ちょっとしたことですぐ泣いちゃったりしてたなぁ。

子供たちももちろん悲しいけど、やっぱり一番悲しんだのはお父さんで、一番参っていたのもお父さんでした。

泣いて空元気を繰り返しながら、何故かサガ2を始めてました…。

ゲームに現実逃避。

初七日、二七日、三七日、四七日…とお経をあげてもらう度に、やっぱり思い出して泣いてた。

なんか、ステブさんが引っ越しを決めていて、引っ越すことに。

…1月から4月のは、読み返すのは多分初めて。

読み返して、いっぱい泣いてしまった…。

いろいろバタバタした、忘れられない2011年4月。

2014.5.9 P.M13:17
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