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源氏物語をやや本気で考えてみた

個人的な意見なので、深い意味などありません
また何の文献も読んでいないので、意味も特にありません
一つの意見だと思ってください


源氏物語って今でも(一部ですが)読まれている物語です
何故、これほどまで長く読まれるベストセラーになったのでしょうか?
今なら、その当時の(平安時代の)日本語の文字表記を学ぶために読まれているといえることができます
思い返せば、中学高校と古文といえば源氏物語とか枕草子とかが有名どころです
ですが、その当時に源氏物語がベストセラーになったおかげで今に続いているのですから、まずその当時に何故有名になったかを考える必要があります
それは何故かと考えれば、私は源氏物語がその当時の情報(ニュース)となっていたからではないか?と考えました
私たちは今テレビでニュースを見れて、すぐに情報を得ることができます
しかし、平安時代は情報を得るものなどは噂でしかありません。ましてや、それは(あまり)外に出れない女性たちにはなかなか伝わらないものだったでしょう
源氏物語はそんな日々を過ごす女性たちには、最高のゴシップだったのではないでしょうか。たとえそれが作られた物語としてだったとしても
そう考えれば、源氏物語が平安時代に大ブレイクしたのは当然だったのかもしれませんね

まぁ、本当の理由はわからないですが、こんな理由があってもいいのかなぁなんて思ってしまいます

不快

幼いころからよく耳に水が入ってかなり不快な思いをしてきました
しかも、なかなか取れないので余計不快感が続く……
今ではそこまで頻繁に入ることはないのですが、やはり入ってしまうと取りにくいのは変わらないままです
ほんと、耳の穴が小さいのがいけないのでしょうか……?
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軽い

時折、夏バテなのか本当に鬱になっているのかわからないときがあります
そんなときって、必ず何もしたくないって思うとき
まぁ、そのときは確実にアウトなラインは超えないので、そこまで酷くはないのですが、酷いときはほんと酷いですから……
取りあえず体調を落ちつけたいですね

いつか

日本人ですが、日本って国は好きになれません
日本の政治体制は本当に腐っていると思うことも一理あるからです
でも、食文化とかその他は好きですよ?好きだけれど、これ以上腐っていくのは見たくないのです
これはきっと我儘ですが、本当に日本を好きになれないんです
まぁ、だからいつかふらっとどこかへ行けたらとか思ってしまったり
国外逃亡……いい響きです

きっともういい歳

今月入ってから腰が痛い
二年連続ぎっくり腰をしているので、腰には十分気を付けたいのですがどうしようもない
きっともう年をとりすぎたんですね、私肉体的にも精神的にもおばあちゃんだから
今週も接骨院に行かないとだなぁ……

出会い




『幽霊って本当に存在すると思う?』
遠い過去。そう問いかけた彼女に、自分は答えずにただ苦笑いをこぼした気がする。
悪いが幽霊が本当にいるのだろうかなんて考えたことは一度もない。けれど、心のどこかではきっといるだろうとどこかで期待している自分がいた。この世には理屈では説明できないものがたくさんある。たぶんその中に幽霊も含まれている。もし本当にいるのなら、実際にこの目で見れたなら、きっとこの考えに決着をつけることができるのかもしれないけど。

けど、それは別に今じゃなくてもよかった気がする。



 子どもたちの明るい笑い声が響く昼間の公園。ブランコや滑り台で楽しむ子ども。それを近くで見つめ、ママ友同士で談笑し合う女性たち。それが普通の昼間の公園だった。だがしかし、今日は子どもたちの明るい声は変わりないのだが、女性たちはある一角を指差しひそひそと語り合っていた。
 公園に設置された数あるベンチの中の一つ。入り口近くの大きな木の下、ちょうど木陰に置かれたベンチに暗い雰囲気で灰色のスーツ姿の男が座っていた。ガックリと肩を落とし、顔も地面に向けている。肌はかなり白く、というか袖から出ている手は真っ青に近い。近くを通った人は、彼が小さな声で何かを呟いているのを聞いていた。何を言っているかは分からないが、その様子から明らかに昼の明るい公園には場違いな人物でしかない。
子どもたちを注意深く見ていた母親たちが気付いた時にはもうベンチに座ってあの状態だった。あれから一時間近く経つが、彼は身動き一つせずその場に座ったまま。怪しすぎるのだが、彼女たちは声をかけることはしないで遠く離れて見ていた。ひそひそと「話しかけてみなさいよ」と誰かが告げるのだが、全員心の中ではそんな勇気を持っていないので結局ただのなすりつけ合いになる。子どもが彼の方に近寄らないことを祈りながら、彼女たちは神経をすり減らしていた。

***

 そんな彼女たちの考えを知らない彼は虚ろな目つきで地面を見ていた。視線の先には小さな蟻たちが巣から出たり入ったりと忙しそうに動いている。それを見ながら彼は小さく「……蟻になりたい」と呟いて溜息を零した。
思い出すのは先程見た張り紙の内容。そこにはびっしりと名前が書いてあった。自分の名前を除いて。以前までは下の方に小さく書かれていたのに。必死に探したが今日はどこにも彼の名前は書かれていなかった。

彼の職業は「殺し屋」だ。人から依頼を受けてターゲットを殺す。こう言ってしまえば簡単なのだが、実際は期限内にいかにうまく仕留めるかを考えつつターゲットの身辺も調査しなければならないのでかなり大変だ。
特にターゲットの調査を一人でするのはかなり骨が折れるし依頼が重複することを避けるために殺し屋たちには独自のコミュニティを形成していた。ほとんどの殺し屋たちは何らかの組織に所属している。彼が所属する、いわゆる「会社」と呼ばれている、中規模の組織もそのコミュニティの一つだった。しかし、最近になって突如進出してきた世界的に有名な殺し屋のネットワークに(おそらく上が脅されたのだろが)組み入れられたために、爆発的に人数が増えることになった。しかも古参者と新参者との間にかなりの意見の違いがあるようで、組織内で二大勢力に分かれて不毛な争いをしていた。その一環が、ランク付けという名の張り紙だった。
上位10位以内には二つ名がつけられ、そこから100位以内は一流。200位までは二流。それ以外は三流として張り紙に出される。月終わりに毎回張り出されるが、ほとんど変動をしたことはない。だからか、三流になった者は上位の者たちから「三流」と呼ばれ罵られていた。しかも「三流」としか呼ばれないのだから、自分の持つ名前すら呼ぶことをせずに、ただ「三流」としか呼ばれなくなる。
 彼もまた「三流」と呼ばれる一人なのだが、彼の場合は毎回最下位。三流の中でも一番の無能と囁かれていた。この会社にやってきてから5年ほど経っているが、ほとんど成果を挙げられず、同じ「三流」の者たちからでさえ「名無しの三流(能無し)」と呼ばれるほど。周囲がこの仕事を止めた方が良い、合っていないと遠まわしに伝えるくらい、彼には殺し屋という職業が向いていなかった。

「もういっそ……死んでしまったほうが」
――その方が迷惑とかもうかけないだろうし……
なかなか成果を上げられないので生活は(当然のことだが)かなり困窮していた。もちろん寮のようなものもあったのだが、上の嫌がらせかそれとも無能だからか寮に入ることができなかった。
そこで彼はルームシェアをしてくれる人を探し、その頃とある出来事で出会った男の(所有する)アパートの一室を間借りすることとなった。今もそこで暮らしている。もちろん、家賃は一度としてちゃんと払ったことがない。「別に君を気に入ったから貸しているだけ」と言われ、遠まわしに家賃はいらないと言われていた。けれども、最初の頃は細々と家賃に満たないがお金を渡していた。続けられたのは最初の数か月だけだったが。ちゃんと仕事をやり遂げられないのだから、新たにお金なんて入るわけがない。細々と今まで持っていたお金を全て渡し切った三日後、空腹で倒れた。普段から空腹に日々を過ごしていたが、あの三日間は今思い返してもかなりの生き地獄だった。アパートの男が見つけてくれなかったら、餓死していただろう。それから、男は経済的な面を養ってくれていて、彼は大変肩身が狭い思いをしながらもそれを受けている。
 もし、ここで死んだらこれ以上彼に迷惑をかけることはない。そんな思いが頭を過ぎる。けれどもしかし。ここでこの仕事を辞めるわけにはいかないのだ。せっかく紹介してもらった仕事だし、何よりこの職業でやるべきことがある。
「けど、やっぱり死んだ方がいいのかな」
彼はもう何度目かの溜息を吐いた。

「ねぇ、死ぬんだったら俺にその身体貸してくれない?」

突如聞こえてきた声に、彼は顔を上げる。視界に入ったのはニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべる半透明の青年。目が合った途端に、声をかけてきた青年は意外そうに驚いた表情を見せた。
「あれ?アンタ俺のこと見えてるの?」
「…………」
「おーい。今ばっちり目が合ったよね?なーんで逸らそうとしてしてんの。バレてるから。アンタが俺のこと見えてるの分かってるから」
「…………まさか……幽霊、ですか?」
思わず言葉が丁寧になる。まさか、そんな非現実的な、と嘘であることに望みをかけて問いかければ、目の前の青年はそれはとても綺麗な微笑みを見せた。ただそこに慈愛の欠片なんて一つもない。スッと自分の手を伸ばすと、未だに現実逃避をしている彼の頭に伸ばした手を向けた。その手は、頭に触れることもない。ただ、触れられずすり抜けている。

「当然だろ。これがどうみたら普通の人間だと思えるんだ?」

お灸っていいものですね!
お灸をしていただく機会があったのでしてもらいましたが、ほんと癒されます
食欲があまりなかったという理由でしていただいたのですが、リラックスにもちょうどいいものだと思います
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