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「敬愛なるベートーヴェン」

06年イギリス・ハンガリー合作

出演エド・ハリス、ダイアン・クルーガー


たぶん、ベートーベンの人生を何らかの形で知っている人は更に楽しめるか、もしくは腹が立つかのどちらか。
冒頭と結末がちょっとわかりにくい上に、短くまとまりすぎている。
もっと長くても充分、鑑賞に耐えうる映画です。……と思う反面、短いからこそベートーベンの人間性や音楽が強調されて良いのかなとも思うんですが。
個人的にはストーリーが物足りない。

それ以外は文句なしに良い。音楽が良いのは当たり前ですが、曲を奏でる側の躍動感やベートーベンの没頭する様子などと相まって、ただ聞くよりも数倍感動します。「歓喜の歌」を聞いて思わず泣いた。
エド・ハリス演じるベートーベンの迫力には拍手。

傲慢で粗野で下品だけど、全身全霊をかけて音楽に向き合ったベートーベンと、そんな彼に付き添うアンナの対比と交流を、音楽を絡めて見ることが出来ます。

おすすめです。

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