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さよならGW

楽しい……てか自堕落な日々は早く過ぎるものですね。泣きたい。しかし3日行けば日曜なので、まだ頑張れる。酷なのは来週だー……というわけで更新履歴以外ではお久しぶりです。
GWはなんだかんだでだらだらして遊んでました。ちょっとは小説も書いてました。……ちょっとは。

あとは退院した祖母の顔を見に行って、GW名物の渋滞に巻き込まれたりしてました。祖母は元気そうなんだが、どうも医者に貰った薬の影響か、顔や手がむくんじゃって。この鈍感にもわかるくらいだから、結構ひどいのではと心配。かといって病院連れてくから、と言えるほど近い距離にはおらず、同居している親戚がアテにならねえって冗談じゃないようあー。近くに住んでる叔母が主に面倒を見てくれているので、ありがたいんですが。ありがとう叔母ちゃん。ここで私か母がセットで行くなり、単身住み込み介護するなり出来りゃいいんだろうが、きっと嫌な顔されるしなあ。祖母も更に気を使うだろうし。ねえ。難しいねえ。
愚痴失礼しました。

従兄と叔父がお神楽に出るってことで、それも見学。お神楽って何?と友達に聞かれて本気でびっくりしたんですが、お神楽って有名ではないんでしょうか。ちなみにうちのは田舎神楽みたいなもんです。男しか上がれないよ。演目は一つ、餅を撒くのが慣習です。つきたてで美味いのです。今も餅米持ち寄って、ついてるみたいです。

で、実は今回御柱祭も目当てで行ったら、今年に限って日にちが延びたっていうね。泣きたい。通常3日にやるんですけども、4日になっててね……3日が仏滅だからじゃないの?という説が身内では有力ですが、諏訪の神様がそこまで器小さいかねえ。
というわけで、また7年お預けです。ちくしょー。

渋滞は言葉にするまでもなくニュースにあったまんま。事故はもう沢山です。しかし中央道の渋滞は本当に減ったよなと、頭痛を抱えながら思ってました。

翌日は友達と映画に。お互い色々大変ねと。そして貰った誕生日別の占い本に励まされました。なんにしても私は外国人に関わるようです(笑)
初めて入ったイタリアンのお店のご飯も美味しく、コックさんは恰幅のいい外国の方でした。
散歩して色々話せてまったり出来て良かったよー。ありがとう。


そして今日に至る。暑かったとにかく。

明日からそこそこ頑張ります。

「オーケストラ!」

観に行って来ました。というわけで感想。ネタバレ嫌な方はご注意下さい。





共に演奏する喜び。それに尽きるような気がしました。
舞台がロシアの楽団というだけあって、歴史的背景も絡んで微かな重みを感じる話です。
当時の政府に楯突いたことで強制的に解散させられてから30年。それでも音楽への情熱を忘れられなかった指揮者の突飛な思いつきから始まるんですが、観るにつれて前述した歴史的背景や、楯突いた本当の理由、指揮者のトラウマなどがゆっくりとほどけていくような感じ。ただ、文字にしたほど暗い話じゃない。それが凄い(笑)

ウオッカ飲んだくれたり、ビザを偽装したり、勘違いが勘違いを呼んだり、パリに行ったら行ったで各々金儲けに走るしで。これまで観たことのある音楽映画の正道から、清々しいまでに外れた面白さ。確かに笑えるんだけど、そこに各々の抱える悲哀もあって、音楽映画に見えるような敷居の高さが一切なく、庶民的なクラシックを楽しめました。
それは愛すべきキャラクターがたくさんいるというのもあります。ちょっといすぎだろうというくらい濃い。アンドレイはもちろんのこと、楽団と遺恨の残るイワンも好きです。アンドレイの友達のサーシャはかなり好き。ジプシー?風のバイオリニストのバイオリンの弾き方や、音楽への接し方も好きだ。喘息のおじいちゃんもいい味出してるよ(笑)アンヌは美人さんです。

音楽は生活の一部で、自分の一部。染み付いたものはなかなか脱け出せず、それが狂気すらも生むんだと。それでも奏でずにはいられない、音楽と共にある喜び。しみじみ感じる暇を与えず音楽と共に話は駆け抜けていくんですが(笑)、駆け抜けた後には音楽を好きで良かった、と思えます。
それは楽団メンバーの今の話と過去の話、そして未来の話が過不足なく厚みを持ってあるから、軽すぎないのかなと。

最後のチャイコフスキーのバイオリン協奏曲は必聴。ここに映画の全てと、楽団のこれからが込められています。
久しぶりに心から笑って泣いて楽しめる音楽映画でした。
おすすめです。


このジャケットに惹かれたら、観に行って損はない。

私はそれで当たりでした。直感でいって久しぶりに当たったよーしかも大当たり。いや本当面白かった。良かった良かった。サントラはちと笑った。
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