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「夜の底は柔らかな幻」



恩田さんの本は読んでみて!の一言に尽きます。

日本のとある場所にある、途鎖国。「イロ」という特殊能力を持つ在色者。聖域の王、多くの犯罪者が身を潜めるという「フチ」の王「ソク」。──そして「ホトケ」。


スリル、サスペンス、サイキック……とはちょっと違うけど。恩田ワールドのエッセンスです。今回はいくらかスリル多めでしょうか。常野物語シリーズなんかが好きな人は普通に楽しく読めるかもしれません。「月の裏側」みたいな感じでした。

でもちょっと血が多いよ。でもそれを補って余りあるイケメンが多いよ。なんで恩田さんの本はこんなにもイケメン率が高いのか…人間的にあれな人でも脳内再生はイケメンです。

するっと読めてするっと終わる。でもしばらくしてから、しこりのような物が残っていることに気付く。
面白かったです。

「トールマン」



久々に観ました…というか観て感想書くのが久々です。お久しぶりこの話題。

閉鎖された鉱山の近くに広がる寂れた町で、ある日忽然といなくなる子供たち。町ではそれを「トールマン」の仕業だと話していた。

これ、監督さんが随分と痛々しい(痛覚の方の)映画を撮られる方のようで、そんな話を聞いて観ていたのでいささか拍子抜けしたといいますか。痛いの嫌いなんで、良かったんですけどね。心構えの斜め上を行かれた、そんな感じ。
しかし、冒頭から醸し出される不穏な空気は助走のようなもの。そこでミステリーやサスペンスを観る時のようないつもの心構えを持っていると、中盤で裏切られます。
ああなんだ、そういう終わり方かーといくらか尻すぼみな印象を受けつつ、そこまで来たら仕方ない最後まで観とくか……の、最後で。ぬるっとやって来るどんでん返し。驚きと予定調和と、最後のシーンで投げかけられる疑問が印象的でした……としか言えない。詳細を言ってしまうとネタバレになるので、二転三転していく話の全ては実際を観ていただく方が早いと思います。

ただ、最後の詰めが甘い感じがする。真相を明かすにしても、もう少し何か、ずどんと落ち込むような何かが欲しかった。その点で言えばキャラの性格付けというか個性が弱かったのかもしれない。展開も早いかな。

更新履歴+企画リクエスト承りました

更新履歴の更新が遅くてすみません。昨日の更新です。

●機械仕掛けのアマーティア
→「Piece14」二ページ更新
nanos.jp

十周年企画リクエスト承りましたー!
●シチュエーション募集小説
→シチュエーション詳細待ちだったものに一件
nanos.jp

いつ来るかいつ来るかとどきどきしながらお待ちしておりました。大作でびっくりしております。これ……もう、これで話がしっかりしていらっしゃる!私の入る隙なんかあるんでしょうか!いや探してねじ込みます!!隙間産業おまかせあれ!
あらすじだけで既にわくわくな展開です。きっと嵐はまた不憫担当。楽しく書かせていただきますー!あと爆弾楽しみにしています(笑)
リクエストありがとうございました!

そんなわけで、十周年企画のリクエスト募集はあと

リクエスト小説 1件
シチュエーション募集小説 1件

の募集となります。もりっと気軽にどうぞー。でないと空枠が寂しいことになるのでよろしくお願いいたします(;∀;)


もうちょい今、書いているのとは別にさらっと書きたいというか……気晴らししたいというか(小声)。
同盟かどこかでこそっと募集かけてみようかと考え中です。
あと創作系の企画が楽しそうでね!イイナーとうろついています。
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