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どちらにもそれなりの

小学生の子供を持つ働くお母さん(つまり同僚というか先輩がた)の話を聞いていると、最近は親に求める仕事量が多すぎるとのこと。例えば宿題の確認、合っているのか間違っているのか、間違っているのなら直させて提出とか、音読や口上計算四百問とか。
その他、学校へ来てやって下さいという手伝いが、私が小学生の時の親の出方と比較して多いんだねという印象です。給食の割烹着とか、気づいた時に気づいた親御さんがやればいいのにと思うんですが、それだと「なんで私が」という不公平感が出るのかなあ…そこで働いているお母さんも動員して平日の昼間にやるっていうのがどうなのと。
働く母ちゃんの平日昼間って、拘束時間が長ければ長いほど賃金に響くんですよね。で、そういう人たちに「出てね」と言う割には、専業主婦の母ちゃんたちの段取りが悪いと嘆く声もあり。
主婦母ちゃんが「私たちも頑張ってる」というのはその通りだと思うですよ。家事にお金は発生しないもんね。有給もないし、やってくれて当たり前になっている。それを評価してくれる人がいないというのは結構堪える。その中で雑談で会議が長引くとか、準備をせずに進めたために本来半日で終わるものが時間がかかってる、っていうのは自分の首を絞めることなんじゃないのかなあと。
どっちも特別じゃないのよと思います。働こうが働くまいが母ちゃんは母ちゃん。そのはずが、女の人が女の足を引っ張ってるのかなーと話を聞いていると毎度思う。

それなら先生頑張りなはれやとも思うんですが、親戚に教師が多いので忙しいのがよくわかる。とにかく時間がないし、休日もほとんどいない。言葉濁してあまり言わないけど顔が死んでる。
でもそれも「教師なんだから」の一言で片づけられてしまうと、そこに教師に対しての尊敬ってあるんかいと疑問になります。
そりゃ自信もなくなるわな。先生だって腕二本、足二本に目が二つの耳が二つ、口と鼻が一つずつの普通の人間ですもんね。普通の人間に出来ることの限界なんて、同じ「普通」の人間にはわかりそうな感じもするんだけどねえ。

どちらにも事情があるのに歩み寄れないというか。アンバランスというか。
ちぐはぐな物がそのままぎくしゃく動いてる感じがするので、聞いていて凄くいびつな感じがする。
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