上野で何か面白いのやってないかな、と探してた時に見つけたので、友達とこないだ行ってきました。いつもだったら孤独に行くものを、楽しかった。
というか、これは1人で行くと寂しい。フィーチャリング・漫画「もやしもん」ということで、観客が4:4:2=もやしファン:親子連れ:純粋な菌類スキーという賑やかな割合。だから静かじゃない。元々、親子連れの多い館ですが、この時は輪をかけて多かったー……。

中身はオリゼーやトリコイデス等々、もやしキャラが菌類について教えてくれます。だからといって妙に子供向けにしているわけでもなく、大人も、勿論もやしファンも楽しめます。
菌類にもこれだけ色んな仲間があるんだよー、てな流れ。

圧巻なのが標本の量。食べれるキノコも毒キノコも、ありとあらゆる種類のキノコの標本がありました。だからって何かがピンとくるわけじゃないんですが、あれだけ標本を揃えられると迫力です。ヒトデみたいな形のキノコがあれば、扇子みたいなのもあり、本当に多種多様で面白い。棒が突っ立ってるだけと思ったら、それもキノコでしたーとか。

菌類といったらキノコだけじゃない。ちゃんとお酒を作る麹菌やカビもいらっしゃいます。でも少ない。
個人的メインイベントである光るキノコも綺麗でした。ルシフェリンとルシフェラーゼだっけ。懐かしい、生物の授業でやったなー。
紫外線で光る菌アートも美しかったです。

展示は面白いんですが。そりゃもう、展示も面白かったんですが。
所々にある落書きが……(笑)!オリゼーとかO-157とかが賑やかに話してる落書きが可愛くて、展示共々楽しかったです。
今回、展示に使っていた台や装飾は全部段ボールだったんですね。そこから既に面白いんですが、どうやら「もやしもん」の作者さんが展示準備の段階で来てたらしく、もうそこら中に落書きがあるんです。それこそ、台の上から下から、柱の隅から人の目の届かないような場所まで(笑)それが、すげえ可愛いの。
お見せしたいけどお見せ出来ないのが残念。是非、生で見て爆笑して下さい。
ちなみに展示内容は全て写真撮影可(笑)何だこの展示(笑)

こんなに笑った展示も初めてです。勿論、菌類とはなんぞやという本来の主旨も楽しく見れました。もやしキャラのインパクトが強すぎるきらいもありますが、まあいいや(笑)
とても楽しかったです。


もやしファンは本当に多かった。グッズを凄い勢いで買ってる人が何人もいて。情熱的なファンが多いんですね。