落ちてくるのは

そんな時季になる。田植えられた田んぼを横目に暗闇を歩いて、水の加減を見ているおっちゃんは夜のせいでダカのよう。湿度が高くて乾燥になれた私はなんだかしゃんとしない。膨張する脳みそが。
おっちゃんと言えば。こないだ仕事帰りに電車でおっちゃんに話しかけられて、私はイヤホンはめてテキスト読んで問題解いてたんだが、そんなのおかまいなしのおっちゃんと、あなたは大学生なの？→フルフルじゃ大学院生？→フルフル高校生？→…社会人。ってゆーやりとりをした。親のお金で勉強出来てるんだから、感謝しないとみたいなこと言われて、痛いほどわかってますけどだから働いてるんですけどとか、まぁ思っても言わないですけど。なんで見ず知らずのおっちゃんにそんなこと言われんといかんのやくそぼっこ…と思わなくもなかったけど、酔っ払いの相手を片手間で出来るのは心にゆとりがあるからとゆーことで。寛容。