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すまない


梅を題材にしたお道具は数あるが、私は梅/月/棗が一等すき。お好みの。夜を赤く、梅の枝を黒く表現したその対比から、梅の香ひいてはその夜の妖しさを感じる。黄金で描かれた梅は月と同化し、本来の梅の色はどこにもない。詩の情景を意匠化し、お道具ひとつですでに世界が出来上がっている。この棗で取り合わせるとしたら、他はできるだけすっきりとしたものにするか、いっそ他も梅尽くしか、、、でもせっかく姿が見えないならずっと見えないままもいいな。隠れ梅。探梅。
私は持ってないんだけど。全部妄想だけど。うるわしうるわし。
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