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たった3日でも

ブログの3日ってでかいですねー……お久しぶりです。こっちは何となく書かなかったつもりでも、いざ3日分の空白を目にするとビビりますね。せなわけで映画の感想など2つばかり上げてみました。

あれだよなあ、古い映画って映像はさほど良くないんだけど、それ以外が最高級なんですよね。どっこい、新しい最近の映画はやたら映像も役者も綺麗で見た目はいいんだけど、中身空っぽのものもある。
昔の映画の方が密度の濃い作品だよなー……二時間も素敵な時間をありがとう!って言いたくなります。

勿論、最近の映画はそれはそれで良いなあと思うものもあります。
映画の方向性が変わっていってるんですかね。混同して考えない方が良いのかもしれない。


そんなことをぼんやり考えつつ、小説をカタカタ。

見直しも何もしてませんが、ひとまず「暁の帝国」完結しました。
いやー……長かった。
ちょっともう見直す勇気も気合いもないのですが、根性振り絞って最後の校正をちまちまやっています。

もう、本当にね、なしてこんな長いかねorz
最終章を晒す日が怖い。
とは言っても投げ出すのもあれなんで、腹くくって。
しかし、これほど見直しも怖い小説は初めてだ……。

BGMはアマゾンから届いたBONJOVIのアルバム。昔のやつなもんで、やー若い若い。声も若けりゃ格好も若い(笑)リッチー痩せてるねえ。ティコのベルトはゾウさんかなあ。今はバイク屋を経営しているらしいメンバーさんもいました。ジョンははじっこすぎます。デイビッドはやっぱ可愛い。
好きさー(´▽`*)本当、「かっこいい年の取り方」をした人たちだと思います。年齢を重ねるにつれ、音楽が進化していくといいますか。どの時代の曲を聞いても好きだと思えるんだから、贔屓目を越してるよなあ。うーん、好き。

日本版のプレミアムBOXも注文したんですが、確保出来ないようで(;_;)こら一週間待っても駄目なら、インポート版にしよう。
ティコの歌声を是非とも。

更新履歴

●暁の帝国
→第二十一章「影の在り処」更新開始
→人物紹介2に「オッド」を追加

●銀色夜話
→「待ち人の桜」四章更新開始

●リンクに創作小説サイト様、一件お出迎え。

●拍手内容差し替え
→「浴衣」


フィルタリングサービス開始に伴い、更新履歴の書き方を変えた方が良いのかなと思うので、皆さんのご意見をお聞きしたくてアンケートを作りました。
未成年の方に限らず、当サイトへお越し下さる皆さんのご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
特に期間は設けておりません(予定は2月一杯)。
なお、アンケートの結果は参考にさせて頂き、必ずしも変更するわけではないことをご了承下さい。
ご協力よろしくお願い致します。


履歴の書き方変えると若干見辛くなるかなーと思うのですよ。そんなわけで。

「スティング」

1973年アメリカ製作。ロバート=レッドフォード、ポール=ニューマン出演。

ある組織の金を盗んだことから、相棒を殺された詐欺師。相棒の敵を打つべく、詐欺師仲間たちと組織のボスを騙す計画を立て始める。


ロバート=レッドフォードかっこいい……!オヤジ率の高い中での紅一点(男ですが)(勿論、女性もいますが)、ナイス胸板ナイス胸毛。すまん、今のかっこいい役者よりも数倍ときめいた。
勿論、オヤジも最高です。ポール=ニューマンの口ひげに惚れた。しかも詐欺師という役柄、色んな人間を演じるわけですが、そのどれもがかっこいいし、とても自然。
詐欺師仲間のオヤジたちも、どこを見てもナイスミドル……!ありがとう!

配役で既に大満足なわけですが、脚本はもっと大満足です。これといった派手なアクションも何もなく、ただ淡々と騙しの光景を追っているんですが、これがまた、うっかり映画に入り込むと結末で騙されます。
「さすが…!」と「あんたどこまで手え回しとんの」というのが素直な感想。やっぱり騙くらかすには徹底的に、そして締めはあっさりとやらないと(笑)
ちょっと面白いのが、場面転換ごとにそのタイトルが出て、観客へ状況の変化を教えてくれるところ。「計画」や「信用詐欺」など、内容が内容なのであまり穏やかでないタイトルですが、今の映画にはない手法である一方、非常に見やすかったです。

音楽もうるさすぎず、シリアスなシーンがあっても、後に聞こえる軽快な音楽が気持ちを落としたままにはしません。

あの役者陣がいたからこそのクオリティー。多分、同じ脚本でそれなりに良いとされる今の役者さんを揃えてリメイクしたとしても、オリジナルには敵わないでしょう。むしろつまらない。
それほどわかりやすく、かつ見やすい内容であるだけに、役者の表情による演技が映画に厚みを持たせてるように見えます。

後はカメラワークか。どこからどう撮れば印象に残るか、という風にちゃんと考えて撮影してるんだなと思いました。ばか正直に撮るだけでなく、「何を」伝える為には「どこから」撮った方が良いという案配に。
だから、役者の顔つき一つで場面が映える。

全てが相乗効果で上手い具合に仕上がった良作。
脚本、役者、音楽等々…と全て大満足です。安心して笑って見られる痛快娯楽復讐劇(笑)
結末は見てのお楽しみです。騙されたって気分が良い。

お勧め。


特に音楽は非常に有名なので、イントロ聞いただけでもわかると思います。確か車のCMに使われていたかと。

「カッコーの巣の上で」

1975年アメリカ製作。ジャック=ニコルソン主演。

ある精神科病棟にやってきた一人の男。彼は病棟を指揮する厳しい看護師長に対立し、患者と共に様々な行動を起こし始める。


パッと見、「パッチ・アダムス」に似てるのかなーと思いきやとんでもございませんでした。恐れ入りました。

マック(ジャック=ニコルソン)の破天荒ぶりも、彼が起こす騒動の突飛さも非常に笑えます。自分の内へ内へ籠ろうとする患者にやきもきしてとにかく動き回るんですが、彼の行動に段々と患者が表情を豊かにしていくのがいい。人間性というか。
それまで不器用に自身を表現するだけだった患者たちが、あけっぴろげになっていく様は見てるこっちまで楽しくなります。

でもそれはマックが患者たちの為にしたことではなく、全ては自分の為。だから完全な感動作ではないし、全て成功するわけでもありません。むしろ、ほぼ失敗じゃないかと。

そんな部分が映画に妙なリアリティーを与えて、余計に登場人物たち全てが近い存在に思えてきます。

ただ、話の内容もいいんですが、これは役者が素晴らしい。拍手。
これほど演技に幅のある役者を今揃えることは出来ないと思います。主演だけでなく、患者役の役者の個性や演技の層の厚いこと厚いこと。本当に良い。
勿論、主演をはったジャック=ニコルソンも素晴らしいです。最後の方、彼の顔アップだけで二十秒ほど撮るカットがあるんですが、音楽も劇的な変化もない、ただ表情の変化だけで様々な感情と空気を伝えるそれには本当に感嘆しました。
いやー凄い。ありゃ凄い。
今の役者であれだけの場面はもたせられない。無理。


そして沢山の笑いを与えてくれた後の結末ですが、あれはあれで好きです。ただ、見た瞬間は呆気に取られますが、後々、味わいが出てくるような感じ。
それが良いか悪いかは見て頂いてからのお楽しみ、といったところでしょうか。

若干厳しさの残る話。
しかし全体を通して見れば秀作です。


あのオープニングに流れた音楽はテルミンじゃないかい。
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