年始からのもやもや事が一つ落ち着いた。突き詰めればおよそ十年気にしていたことでもあるんですが、会って話すというのは、間に置いた時間なんて関係なくさせるもんだなあ。元気を貰ったし、色々思い出した。自分の土台になった部分を思い出したというか。その時間を思い出したというか。本当に良かった。

なんというか、ずっと情緒がふらふらしていたんですよね。それが落ち着き先を見つけられたような感じが今はします。はまるべき所にはまったのか。とても穏やかな感じ。でも、明日仕事に出れば全部吹っ飛ぶんだろうけどwこういう瞬間の心の持ち方を忘れないようにしたい。



まあ、あれです。
昔、大変お世話になったピアノの先生が去年亡くなられて、そのお参りに行ってきたんですね。
その先生にはピアノだけでなく、音楽そのもの、その曲を作った人がどういう人だったのか、それを作ったのがどういう時代でどういう状況で作られた曲なのか、音楽含めた芸術全般、ご自身のこと(音楽関係で色んな方とお知り合いだったようで、その話を聞かせてもらうことが楽しかったです)、外国へ旅行に行った時のことなど雑談も多く話してくれたのですが、小さい頃の私にとって、これだけ年齢の離れた人とする雑談というのは祖母以外にはなかった。だからどれも新鮮で、色んな発見があったんですよね。話だけでなく、色んな品物も先生の家にはあったから、それも楽しかった。
私の世界を広げてくれた先生です。

年始に亡くなられたと聞いた時は現実味がなく、だから余計に落ち着かなかったのかもしれませんが。今日、お参りにいってようやく泣けたというか。やっとわかったというか、そんな塩梅です。 

本当に心から尊敬できる先生でした。これからも尊敬していく。