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人工歯根と上部構造(義歯)を繋ぐ金具を

人工歯根と上部構造(義歯)を繋ぐ金具をアバットメントと呼びます。


インプラントは、一種類だけではなく、部品の接続形態によって複数のタイプに分類することができます。


骨に埋め込む歯根部と、義歯を装着する支台部が一体になっている「1ピース・インプラント」、あるいは1ピースタイプと呼ばれるものと、アバットメントが人工歯根から分離している2ピース・インプラントがあります。


2ピースの場合、アバットメントが人工歯根と別のパーツとして取り付けられるので、人工歯根にアバットメントを接続する部位の形で、二つのタイプ(エクスターナル・コネクション、インターナルタイプ・コネクション)に分かれます。


この内、インターナルの方がアバットメントの接続が容易と言われています。


インプラント治療の終了は義歯が問題なく使えるようになったときですが、その後も歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなければならずその費用もみておかなければなりません。


多くの場合、三ヶ月に一回くらいで定期検診を受けるように言われます。


メンテナンスの費用は保険がきく治療がほとんどなので、三千円くらいかかります。


全く問題がなくても、年に1、2万円くらいの維持費を見込んでおいてください。


年々利用者が増えてきたインプラント。


その施術とは、プラント(植える)という言葉のごとく、顎骨に穴を開けて、人工の歯根を埋め込み、義歯を装着するというものです。


入れ歯と比べて格段に手間がかかる分、審美性は高く、また食べ物の咀嚼も自然に行うことができます。


インプラント技術は年々進化していますが、そこには歯科医や歯科技工士の極めて高い医療スキルが物を言うといわれています。


それだけ多くの手間や高価な材料が用いられた治療で、勿論それだけ治療費は高額になりますが、効果もまた高いと言えます。


どんな歯科治療でも費用は気になりますが、インプラントの場合、高額になることを知っておいてください。


場合によっては、保険診療にもできるようですが、その条件はとても厳しいのです。


自費診療として始めるしかないのが費用を押し上げる最大の原因です。


安くできるケースで十数万円、高価な材質を選ぶなどで数倍の費用がかかるケースもあることを覚悟した上で始めなければなりません。


インプラント治療を始める前には、これまでの歯科や口腔外科での病歴を見直し、インプラント埋入にあごの骨が耐えられるかどうか知る必要があります。


とりわけ、歯周病や顎関節症がある場合、治療を始める前にあごの骨の状態を完璧にするために、その病気を完治させるのがとても大事です。


それから、美容整形や外傷といった、あごの骨に手を加えた経験がある方もインプラント治療のリスクが増大します。


最新の技術を用いれば、これらの病歴だけで治療不可と決めつけることはできないので不安がなくなるよう歯科医に相談してください。
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