【長崎】「どうしたら分かってもらえるのか」女子生徒、一部報道を批判【佐世保】

長崎県佐世保市で高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、逮捕された同級生の少女(16)が動機をめぐる一部の報道について「どうしたら分かってもらえるのか」と話していることが1日、分かった。接見した弁護士が明らかにした。
弁護士によると、少女は父親や被害者と不仲だったなどと一部で報道されたことを知り、「訂正できるならしたい」と自分から申し出た。弁護士は7月31日、「少女は父親を尊敬しており、女子生徒は仲の良い友人だった」などとする文書を公表した。
少女は1日の接見で訂正について、弁護士に「ありがとう」と話した。ただ、文書の内容や弁護士に批判的な報道があったことを伝えると、「ごめんなさい」と弁護士に謝ったという。
動機について弁護士は「いろいろ聞いているが、詳細はお答えできない」と述べた。
報道されている「人を殺してみたかった」との供述については、「うそではない」と認めた。
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【長崎】犬のリードで首絞める=同級生殺害少女、事前準備か【佐世保】

長崎県佐世保市の県立高校1年女子生徒(15)が殺害された事件で、逮捕された同級生の少女(16)が、犬をつなぐためのリードを使って女子生徒の首を絞めていたことが31日、捜査関係者の話で分かった。
少女は「実家で飼っていた犬用の物を使った」と話しており、県警捜査1課は、殺害に使うため、あらかじめ事件現場のマンションに持ってきていた可能性もあるとみて調べている。
県警は31日、佐世保市内にある少女の実家を殺人容疑で家宅捜索した。
少女は、1人暮らししているマンション室内で26日午後8時ごろ、女子生徒の後頭部を金づちで多数回殴った後、ひもで首を絞めて殺害したとして逮捕された。
死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死だった。
捜査関係者によると、リードは女子生徒の遺体があったベッドの上に置かれており、金づちや遺体損壊に使ったとみられるのこぎりなどとともに、県警が押収した。
少女は4月から事件現場のマンションの部屋で1人暮らしをしていた。
少女は調べに対し、金づちとのこぎりを事件前に購入したと話しており、同課は事前に殺害を計画し、首を絞める目的でリードも準備していた可能性もあるとみて調べている。
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