市道を車庫代わりにして車を駐車したとして、大阪府警南署は18日、車庫法違反容疑で大阪市中央区の男性会社員(70)=韓国籍=を書類送検した。同署によると、親族が正規に取得した「駐車禁止除外指定車」の標章を使っていた。

会社員は容疑を認め、「約1年前から車を使うようになったが、コインパーキングや駐車場は金がかかる。標章があれば取り締まりを受けないと思った」などと話しているという。

書類送検容疑は6月13〜24日に3回にわたり、自宅付近の市道に乗用車を長時間駐車したとしている。

同署によると、府内では昨年1年間、同標章を不正使用したとする道交法違反(駐車違反)容疑事件が246件摘発されており、全国最多だった。
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