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拍手、コメント皆様本当にありがとうございました!
返信不要の方も、お気遣いありがとうございます!
冴おめでとうー!!!!健気万歳!!〜の方
→最後までお読みくださってありがとうございました。カルとシャコのことを気に入って貰えてうれしいです。この二人ですか?か、考えてませんでした〜すみませぇん!!
N様
→冴の幸せを喜んでいただけてうれしいです。お優しい方!読み返していただけるなんて、とても幸せです★シャコのことも応援していただきありがとうございます!
燈羅様
→孕シリーズを気に入っていただきありがとうございます。サイトを運営されているようですね。応援しています〜★
竜宮城の檻、完結おめでとうございます!!&お疲れさまです♪〜の方
→冴の幸せを喜んでいただけてうれしいです。メノウのヘタレっぷりはかなり重症ですが、これから多少改善されるといいですね★
「竜宮…」完結有り難うございました☆ メノウはちゃんと〜の方
→こちらこそお読みくださりありがとうございました。
メノウにはやはり色々なご意見があるかと思いますが、温かく見守っていただけると嬉しいです。
takaさんの小説大好きです。毎回更新されるのを〜の方
→楽しみにしていただきありがとうございます〜★
番外編ですか。正直まだ終わったばかりで、考えられていない状態です。他の話を書きつつ、ふと思いついたときに書くかもしれません。その時はぜひよろしくお願いいたします!
祝☆竜宮城の檻完結!お疲れ様でした〜(`∇´ゞ〜の方
→こちらこそお読みくださりありがとうございましたー!
ハッピーエンドは私も大好きです★楽しんで頂けたら幸いです。
応援もありがとうございました!
ご友人の誕生祝いに、何年かぶりに二次創作というものをしてみました。
さて、何の二次でしょう?ご存じなくても読める、と…、思います多分!!むしろ知らない人はそのままでもいいかもしれない…!新しい扉が開いちゃったら本当にすみません★
さわかなメンズなラブだと思ってください…!
そして先に言っておきますよ!
ヤってんぜ!!(さわやかどこいった)
*****
「慣れましたよね」
「ん?」
何のことだと、視線だけで先を促す男に、ベッドに横臥していた神戸はくすくすと笑った。
「それです」
「?ローションか?」
頷くと男、伊丹は「ああ」と言って、握っているボトルを揺らす。
親指で弾くように蓋を開け、もう片方の手の平にトロリ。
「見てみたかったな。ローションをベッドにぶちまけちゃって慌ててる憲一さん」
「うるせ」
言葉通り、黙らせるようにキスをされた。甘んじてそれを受けながら、神戸は薄く目をあけて伊丹を見る。
初めて伊丹に抱かれるつもりで泊まった夜、彼が風呂に入っている間にこのベッドに備え付けられている引き出しから量の減ったローションを見つけて、喧嘩になった。
どういうことだと尋問すると、伊丹は恥ずかしそうにしながら、失敗談を聞かせてくれた。
彼は、神戸のために扱いに慣れておこうとしてくれていたのだと。
話を聞いた時、格好つけようとした男の性質(さが)と、誤解されまいと正直に話してくれる伊丹にひどくキュンとさせられたものだ。
コトリと音がして、例の引き出し近くにボトルが置かれる。
その手が、大きな手が、神戸の鎖骨に降りて薄い体を辿った。
「ん…、」
きゅ、と乳首を抓られて鼻にかかったような声がでてしまう。
じわりと体温が上昇するのを感じながら、神戸はもう一度目を開けて、胸を弄っていない方の手を見た。
さっきから、ローションを手に受けてからそこは、目的の場所へは宛がわれていない。
神戸が以前、それの冷たさに「ひゃっ」と言ったのが気になったのか、その後から彼は、こうやって手の平で温めるようになった。
**
再度、心の中で「慣れたよなぁ」と思う。
最初は体を繋げることに、それは苦労した。
今でももちろん、何もなしには受け入れることはできないが、伊丹の努力の甲斐あって、体への負担は相当減ったと思う。
ぼんやりとそんなことを考えていたら、乳首で遊んでいた指が移動し、少し起き始めたそれに絡んだ。
「あ、っ」
「考え事か?」
「んっぁ、ごめんなさい」
考え事をしていたのは事実なので、神戸は視線を手から離し、目の前の男に移す。
仏頂面、と世間では評される部類の顔も、大好きだ。
背に腕を伸ばして抱きしめる。
「憲一さん、
・・・早く」
わざと耳元で囁けば、男が擽ったそうに体を跳ねさせた。
自分の身のことを考えてくれる伊丹は、とても愛おしい。なのに時には、優しくされるばかりでは物足りないと感じてしまうことがある。
淫乱だと思われるのは、嫌だし、恥ずかしいのだが、
それより今は、彼が欲しい。
人肌に温められたそれが、ようやく目的の場所へ辿りついて、神戸は安堵のようなため息をついた。
**
「あぁ、ん…ん、け、いち、…っさん…ッ」
名を呼ぶ。
苦しくても、息を切らしながら、それでも伊丹の名を呼びたい。
その際、伊丹が、奥歯を噛み締めたような顔をするのがたまらなく嬉しい。
「っ、ふぁ…ッ、も、…んん、っ」
「…っ、噛むな」
変な声が出てしまうからと、神戸は無意識に手の甲を噛むことがある。
伊丹の両腕は足を抱えるために塞がっているので、キスをせがむように顔を寄せてきた。おずおずと手をどかせる。
「ぁあっ、ぁ、あっ、けん、ッち、…ぃい…!」
唇を軽く合わせたまま、腰を動かされる。熱い息を吐きながら、神戸は潤んだ目を伊丹へ向けた。
焦点が合わないほど近い距離で、時折歯がぶつかりそうな動きのなかで、相手の存在を確かめる。
「も、…ぁあっ、けん、ッぁあ、あーッ」
「っう…!」
まっ白な首を晒して仰け反るとその首に唇が押し当てられた。
中が熱い。愛おしい。
「気持ちよかった、ですか?」
「それは俺のセリフだろ」
はふはふと、まだ落ち着かない呼吸のまま話しかけると、同じように汗を掻いた男が髪を掻き上げながら笑った。
くすくすと笑う神戸の顎を、伊丹が柔らかくはむっと噛んでくる。
甘い痛さに酔いそうだった。
*****
pixivでおとといから置いてましたが、需要が結構あるみたいです。びっくりしました★
遅くなってすみませんでした〜。
遅くなってすみませんでした!返信不要の方、お気遣いありがとうございます!