スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ヒアリ対策、ひび割れ補修


函館開発建設部は28日、南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」の侵入・定着を防ごうと、函館港・港町ふ頭コンテナヤード(CY)で舗装のひび割れをふさぐ緊急対策工事に着手しました

国内でヒアリは、5月に神戸港で初めて確認されて以来、名古屋、大阪、東京、横浜、博多と貿易港で確認されており、今月27日には福岡市内でコンテナ作業員が刺される被害が発生しています

国土交通省は中国などと定期航路を持つ、函館港を含む国内68港湾すべてでヒアリの生息環境となりうるCYの舗装の隙間を埋める作業を実施することを決めています

港町ふ頭CYは、民間の係留施設を除くと函館港で唯一、海外からのコンテナが集積保管される場所となっており、中国、韓国から国内の港を経由したコンテナが集まります

工事ではCY内の舗装のひび割れが、路盤に達している箇所などに作業員がアスファルト系の注入材を流し込んでふさぎました

函館開建・函館港湾事務所の光成真也第1工務課長は「ヒアリが定着しないよう、水際での対策を施していきたい」とし、市港湾空港部・管理課の氣田聖大課長は「環境省と協議・連携をしながら、あらゆる可能性を想定し、万全な対策を取る」と話していました



●ヒアリ
(学名・Solenopsis invicta)

別名、アカヒアリ・火蟻とは南米大陸原産のハチ目・アリ科・フタフシアリ亜科に属するアリの一種

世界の侵略的外来種ワースト100選定種で、特定外来生物にも指定されていて、英語名は「Red imported fire ant」、単に「fire ant」と言う場合、トフシアリ属のアリ全般を指すこともあります

主にアルカロイド系の毒と強力な針を持ちますが、人間が刺されても死ぬことはまれで、痛み・かゆみ等の軽度の症状や、体質によりアレルギー反応や蕁麻疹等の重い症状が出る場合もあります

命の危険があるのは、アレルギー症状の中でも特にアナフィラキシーショックが起きる場合で死亡することもあり、そのため殺人アリと呼ばれることもあります


科学を通して街を知る、はこだて国際科学祭


大人も子どもも知的好奇心をくすぐられる、楽しい科学イベント「はこだて国際科学祭」です

函館の街を舞台にした夏恒例の企画で、2017年で9回を数えます

今年のテーマは「カラダも自然 健康をめぐる科学と文化を考える」

スポーツ、身体、テクノロジーの3つのキーワードから、健康の話題を掘り下げます

講演会あり、企画展あり、ステージイベントや科学屋台ありと、もりだくさん!

また、20日には千代台公園陸上競技場で青少年のための科学の祭典函館大会が、26・27日にはJR函館駅前のキラリス函館内「はこだてみらい館」で最新鋭宇宙シミュレーターによる映像を映し、星空の専門家が解説するイベントが行われます



はこだて国際科学祭2017

●期間
2017年8月19日(土)〜27日(日)
●おもなプログラム
テーマや実施日程の詳細はFacebookページで…
●会場
五稜郭タワー
はこだてみらい館
函館コミュニティプラザ
Gスクエア
函館市国際水産・海洋総合研究センター ほか
●お問い合わせ
サイエンスサポート函館
●TEL
0138-34-6527


函館公園の旧博物館一号、限定一般公開


市電「青柳町」電停からほど近い函館公園内に建つ、白い板張りの洋館「旧函館博物館一号」

1879(明治12)年5月25日に「開拓使函館仮博物場」として開場した、日本に現存する最も古い博物館建築です
(建築は前年。道指定有形文化財)

今は使われておらず、ふだんは外観の見学しかできませんが、内部の特別公開があります

函館公園開園や博物館開館時の写真、函館博物館の歩みなどをパネルでご紹介

貴重な歴史的建造物で、タイムスリップしてみませんか



旧博物館一号
 限定一般公開

●日時
2017年8月19日
(土・ファミリー向けイベント日)
10〜15時
●入場料
無料
●お問い合わせ
市立函館博物館
●TEL
0138-23-5480


前の記事へ 次の記事へ