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観光バスを改造したラーメン屋「函館バスラーメン花道」


函館市花園町の産業道路(道道100号函館上磯線)を車で走っていると目に飛び込んでくる、ピンクの車体のバスと『函館バスラーメン花道』の文字…



ユニークなラーメン屋さんを訪ねてきました



産業道路沿いに2014年秋、突如登場した「バスラーメン 花道」

何度か通りかかりながらもなかなか寄る機会がなかったのですが、お昼時には窓際の席にたくさんのお客さんの姿が見えます

中はどんな風になっているのだろう?

どんな方が営んでいるのだろう?

通りかかるたびに興味がムクムクと育ち、ついに初訪問!

店長のSさんは檜山地方出身

函館市内でラーメン作りの修業を重ねてきたそうです

新規オープンに当たっては、「とにかくインパクトを重視しました」

大きなバスを店舗にしたラーメン店が北海道にはなかったそうで、観光バスを改造した店舗にすることに

「花道」という店名には、「ラーメン界で花道を進む」という思いが込められているそうです

お客さんからは「バスは動くのですか?」との質問が出ることもあるそうですが、移動バスラーメン店ではなく、固定の店舗です

入り口を入って階段を上ると、意外に広く感じる店内

カウンター9席、4人がけのテーブル席3つに、家族連れに人気の小上りスペースも

奥に厨房が備わっています

外見はバスですが、中は普通の小さなラーメン屋さんという落ち着いた雰囲気です

運転席や、小上りのバス座席が残されているところは、子どもの心もくすぐりそうです

豚、鶏ベースのコクのあるスープ、サイドメニューも充実しています

今回は、店長おすすめの「花道流味噌ラーメン(860円)」をいただきました

豚、鶏ベースに特製ブレンド味噌のスープは、にんにくの香りも豊かで食欲をそそられます

スープがしっかり絡んだコシのある麺

ずっしりとした厚みの炙りチャーシューは、注文を受けてから炙るそう

香ばしい風味と箸で切れる柔らかさが魅力です

ラーメンは、味噌、塩、醤油、辛味噌のほか、特製海老ラーメンも

サイドメニューの「がっつりどんぶり」は「チャーマヨ丼」「肉味噌丼」「炙丼」の3種類で、350円〜480円と手ごろ価格の上、ミニサイズも

ランチタイムは、ラーメンには小ライス1杯無料サービスもあります

しっかりおなかを満たしたい時、小腹が空いた時、家族連れで大人と子どもの食べる量に差がある時など、色々なニーズに応えてくれるところが、幅広い年代層に人気を集め始めているようです

クールな雰囲気と思いきや、お話してみると気さくなS店長と、スタッフさんたち…

函館の話題のスポット、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか



函館バスラーメン 花道

●所在地
北海道函館市花園町16-20
●TEL
0138-84-5002
●営業時間
11:00〜21:00
●ランチタイム
11:00〜15:00
●定休日
木曜日
●駐車場
有り(20台)


かわいい店内でパフェやサンドイッチを!函館・ストロベリーパルフェ


函館・五稜郭公園近く、本町の繁華街の中心にあるスイーツとサンドイッチのお店「ストロベリーパルフェ」

華やかでかわいらしい店内が特に若い女性に人気ですが、実は若い女性にとどまらない人気を集めているのです



2015年5月改装オープンしたお店に、その魅力を探りにいってきました

店長のN・Iさんとスタッフ3人、全員が女性、そして子育て中のママです

女性がターゲットのお店で、女子高校生などにも人気がありますが、年齢層の幅は、上は70代ぐらいまでと幅広いそう

人気のフルーツサンドを購入するのは女性と男性が半々だそうです

観光シーズンには外国人客も多く、中国人のお客さんの中には「中国にはこういうかわいらしい雰囲気のお店がない」と喜ぶ人もいるそうです

看板スイーツの「苺たっぷり苺パフェ(フルサイズ1000円/ミニサイズ800円)」は、森町の「駒ヶ岳牛乳」のソフトクリーム、苺は北斗市産の「けんたろう苺」を使用しています

コクのあるソフトクリームと、適度な酸味の苺の相性が抜群!

下部にはシフォンケーキ入り

スイーツやサンドイッチは、スタッフたちが手づくり

感動するほどフワフワしたサンドイッチの食パンは、添加物を抑えた洋菓子やパンを提供する「社会福祉法人かいせい」(函館市追分町)からお取り寄せ

お野菜は近所の野菜直売所からも直接買います

フレンチトーストに使うのは、市内五稜郭町のパン屋「ちいさなしあわせパン」の弾力のある食パン

サンドイッチのツナサラダにはドライトマトのみじん切りを入れて味に深みを出すなど、素材と具へのこだわりがあります

2012年8月にオープンした同店



2015年春には店内を改装

大きく変わった点は、お客がショーケースから直接サンドイッチやお惣菜を取れるようにガラスをはずした形にしたこと

これによって、今まで通りがかりの人が外から見るとガラスで光が反射してよく見えなかったショーケース内が見えるようになり、立ち寄ってくれる人も増えたそうです

また改装で、ビル3階に、無添加素材と手作りのお惣菜店「タカノキッチン」の厨房が入ったことで、開店前に作りたてのお惣菜を下ろしてもらえるようになったこと

このお惣菜を添えたサンドイッチセットが「サンドイッチ&プチ惣菜3種&ドリンクセット(1000円)」

ポテトサラダはレシピを聞きたくなる素朴で優しい味わい、ミートボールはふんわり薄味で美味

2階は予約制で8名からの貸し切り切り限定

プライベートな空間なので、男性の職場の打ち合わせなどにも重宝されているそう

小さな子連れのママたちの利用も多く、希望によって、プレイマットを床に敷いてキッズスペースを作ることも



「お子さんのお気に入りのDVDなども持ってきて観ていただいて構わないんですよ」とI店長

とても嬉しいサービスですね

宴会場としても対応しており、お酒類もビール、ウィスキー、焼酎、カクテル、サワーと一通り揃っています

お食事のコースは「おまかせで」というお客さんが多いそうで、希望料金や年齢層、大まかな傾向などを聞いて提供

隠れ家的な雰囲気で、口コミで利用客が増えています

「子どもに食べさせて安心なものを提供するというのが基本です」という店長のIさんは4歳の男の子のママ

その思いは他のスタッフさんたちも同じ

かわいい雰囲気だけじゃない、地域の力を集めたこだわりの素材、手作りのメニューが「ストロベリーパルフェ」の人気の原点のようです

暑くなってきたらあんみつも提供、テイクアウト専用スイーツメニューも充実しており、幅広いニーズに応えてくれる同店

五稜郭公園付近を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか



ストロベリーパルフェ

●所在地
北海道函館市本町23-1
●TEL
0138-56-2111
●営業時間
11:00〜18:00

2階貸し切りスペースは、10:00〜23:00の中で1〜3時間
●定休日
日曜日


狙うは函館No.2グルメ?シーフードたっぷり「はこだてチャウダー」


最近、函館に新しいご当地メニューが誕生したのをご存知ですか?

その名も「はこだてチャウダー」

函館近海の新鮮な魚介のうまみがぎゅっと詰まったシーフードチャウダーとして評判を集めつつあります

2月22日から市内6店舗で販売を開始し、4月からはさらに1店舗が加わりました

味付けやビジュアルは各店舗によって異なりますが、4つの統一ルールが定められています



★その1
メイン食材は貝類や甲殻類を含む魚介類3種類以上とし、最低1種類以上は道南産を入れる

★その2
ダシには函館産の昆布を使用するとなお良し

★その3
サブ食材であるお肉、ジャガイモ、ニンジンなどの季節の野菜はできるだけ道南産を使用する

★その4
提供する際には必ずパンを添える

よく読んでみると少しルールがゆるい感じもしますが、これは季節や漁模様などによって地元食材が十分にそろわない時でも、なるべく「はこだてチャウダー」を切らさないための配慮

函館は普段から近海の魚介をはじめとする地元食材が豊富に流通しているので、各店とも自主的に地元食材の割合を高めた「はこだてチャウダー」を作って来店者を待ってくれています

「海のダイニング shirokuma」は、ホタテのコクをベースにベーコンのスモークが薫るスープを考案
具をたっぷり入れたスタンダードなチャウダーです

「みなとの森」は、近海産の甘エビで取った旨みたっぷりのスープで赤レンガ倉庫をイメージしています

「函館空港 レストラン ポルックス」は、牛乳とエバーミルクでマイルドに仕上げたスープに香辛料を加え、ヨーロピアンカレーテイストのチャウダーに

なぜ函館でチャウダー?

はこだてチャウダーの開発を手掛け、販売開始後は6店舗を自腹で実食したというはこだて雇用創造推進協議会のS・Nさんは「チャウダーの発展のさせ方が店ごとにまったく異なるのでそれぞれに良さがあり、バリエーションが楽しめると思います」とPRします

でも、どうして函館の新たなご当地メニューが「チャウダー」なのでしょう

仲川さんによれば、もともとの出発点は、函館は新鮮な魚介類のイメージがあまりにも強いために、海産物を生で食べる以外の楽しみ方があまり浸透していないことにありました

函館朝市の食堂や居酒屋などで焼き魚を食べることはできますが、それ以外に函館でこれといった「魚介に火を通したお料理」は定着していません

ここに工夫の余地があると考えた協議会は、生ではない魚介の食べ方として観光客にも地元市民にも提案できるお料理を探しました

焼いたり揚げたりして魚そのものを食べるお料理は当たり前ですが、もう一歩進んだ何かはないでしょうか

そこで気付いたのが、石狩鍋や三平汁に代表されるように、魚介を食べる郷土料理には「汁物(鍋料理)」が多いという事実

汁に溶け込んだ魚介の旨みを味わい、お魚そのものもいただく鍋料理は年代を問わず根強い人気を誇ります

これを現代風煮込み料理にアレンジしたらどうなるだろう、と考えた時に出てきたのが「チャウダー」だったといいます

ねらうのは、函館を訪れて海鮮丼やお寿司・お刺身を食べた人の「次のお食事」の座

「海産物を楽しみにしてきたけど、生ものはもう十分食べたな」と思う人に「では火を通した食べ方もどうぞ」と提案できる存在になるのが目標です

あえてナンバー2の座をねらっていく「はこだてチャウダー」の戦略に注目が集まります



はこだてチャウダー提供店舗

●海のダイニング shirokuma
(函館市末広町24-23)
●函館空港レストラン「ポルックス」
(函館市高松町511函館空港内)
●函館蔦屋書店レストランFUSU
(函館市石川町85-1)
●函館ビヤホール
(函館市末広町14-12)
みなとの森
(函館市豊川町11-5)
●彩・食 すいしょう
(函館市美原1丁目20-11カワシロビル2F)
●函館国際ホテル アゼリア
(函館市大手町5-10)


函館駅前で20年―全国から紅茶ファンが訪れる紅茶専門店ハーヴェスト


函館駅前にある「紅茶専門店ハーヴェスト」

今から20年前の1995年にオープンして以来、多くの紅茶ファンが訪れています

茶葉はご店主、T・Mさんが厳選したもののみを仕入れています

ストレートティはもちろん、スパイスやハーブを使った紅茶メニューも豊富です

紅茶にあうワッフルやスコーン、インディアンサンドなども充実しており、ティータイムだけではなく、ランチタイムにも喜ばれています

Mさんは食品会社を脱サラし、開業した人

紅茶研究家・磯淵猛氏に師事し、紅茶を学びました

紅茶の原産国や先進国であるスリランカやイギリス、アイルランドへ旅をし、紅茶を通じてふれた文化や感動をつづった「マスター紅茶紀行」は、北海道新聞や函館新聞にも連載されるなど、函館紅茶専門店の草分け的存在です

私が同店をはじめて訪れたのは、まだ高校生のときでした

当時、紅茶専門店というのは、函館ではめずらしい存在でした

でも、正直にいうと、このころの私にとって紅茶とはコーヒーよりも物足りない飲み物という位置づけでしかなかった

初めて訪れた時、Mさんは説明よりも先に紅茶をいれてくれました

この一杯で紅茶に対する思い込みがくつがえされることになりました

おいしさの理由についてたずねると
「鮮度のよい茶葉を使うのはもちろんのこと
お客さまの志向にあうティストのティーセレクションを大切にしています
飲んだ人がおいしいと感じてくれることが重要ですので」と笑顔で答えてくれました

品質や入れ方の技術だけではなく、センスが物を言う世界だと知りました

以来、紅茶ファンとなって、お店が行っている紅茶教室に通いました

今では自宅でも週に2回は紅茶の時間を楽しんでいます

スパイス入りのチャイを、ワッフルやスコーンとともに…

私のお気に入りは、スパイス入りのチャイ

鮮度のよい茶葉に、北海道産の牛乳(低温殺菌牛乳を含む)を用いて、銅鍋で煮ているため、コクがあります

チャイは、磯淵猛氏がプロデュースしたティーポットにおかわり分までたっぷりと入っています

飲みごたえも十分で満足度が高い!

また、紅茶によくあうワッフルやスコーンなどのスイーツもおすすめ

ワッフルメーカーはテフロン加工したホーロー製ではなく「鉄板」を使っているのが特徴です

ティーワッフルなど定番メニューのほかに、旬の食材を使った季節限定メニューも好評

春にはいちごのワッフル、夏にはオレンジのワッフルや紅茶のゼリーも人気があります

ティーメニューの単品は580円〜、ワッフルやサンドイッチ、スコーンなどのセットメニュー(ティーポット付き)は1,080円〜となっています

店内では、スーツケースを持った旅行客の姿をよく見かけます

「日本全国のお客様とお会いできる
だからこそ、住宅地ではなく函館駅前という場所を選びました」とはMさん

紅茶を通じて人と出会い笑顔になれる
紅茶専門店ハーヴェストにはそんな豊かな時間が流れています



紅茶専門店「ハーヴェスト」
棒二森屋アネックス店

●所在地
函館市若松町17-12
棒二アネックス1階
●TEL
0138-26-1211
●営業時間
10:00〜19:00
●定休日
無休
●本店
○所在地
函館市松風町7-7
松風ビル2階
○TEL
0138-23-5605
○営業時間
月〜土
10:30〜20:30
(ラストオーダー20:00)
日曜・祝日
10:00〜20:00
(ラストオーダー19:30)
○定休日
火曜日


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