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「お父さん預かります」ってどういう意味?小樽の利尻屋みのやに聞いてみた


小樽市の観光名所の1つである堺町通り

オルゴール堂へ続くこの道路には、一風変わったお店があったりします

その1つが、「利尻屋みのや」という昆布専門店です

店先にはこんな看板があるのです
「お父さん預かります」

写真だけ撮っていく人も多く今や名物看板になっていますが、この看板の言葉にはどんな意味があるの?

実際にお父さんを預かってくれるの?

本店のTさんに聞いてみました

「疑問に思われるでしょうが、皆様に美味しいアラジンの秘密の入ったお味噌汁と、ホラ吹き昆布茶をお出ししてゆっくりお休み頂いております」とのこと

「アラジンの秘密」というのは、がごめ昆布を粉末状にした物で、お味噌汁に入れていただきます

そうするとお味噌汁がとろとろになるのです

一方、「ホラ吹き昆布茶」というのは、その名の通り昆布茶でシルク入り

ともに美容に良いとのことで、「7日食べたら鏡をごらん!」というキャッチフレーズで販売されてきました

通常買い物が好きなのはお母さんで、お父さんは退屈なもの

このお店にお父さんを預けると、預けられたお父さんは待っている間、この「アラジンの秘密」入りお味噌汁と、「ホラ吹き昆布茶」をゆっくり頂くことができる、そしてその間に買い物熱心なお母さんは、ゆっくりとお買い物をして頂けると言う事なのです

しかも、預かってくれるのは買い物嫌いなお父さんだけではないらしい

「お父さんだけではなく、皆様お預かりしてお休み頂いておりますのでぜひご来店下さいませ」とTさん

どうやら「預かる」というのは、同伴者含め、来店・休憩してもらうという意味らしい

小樽観光の際は休憩がてら預けられに行ってみるのもいいのでは?

お店に入る際は「預けられに来ました」の一言を



昆布専門店
利尻屋みのや本店

●所在地
小樽市堺町4-6
●TEL
0134-25-4060


林道のカーブミラーでその存在を知る!黒松内町の山奥にある「重滝」


秘境というと人里離れた未開の地で、地図とコンパスを頼りに道なき道をひたすら歩くというイメージでしょう

しかし現代では交通手段やGPS等、道具の発達によりほとんどの場所を簡単に検索でき、簡単に行くことができるようになりました

それでも一般に知られていない素晴らしい場所がまだまだ存在します

今回は、簡単にアクセスできるにもかかわらず、あまり知られていない滝を紹介します

今回向かうのは後志地方南部、黒松内町にある「重滝(しげたき)」です



黒松内町は「ブナの北限」として有名で、「黒松内名水、や、パンやピザが人気の「トワヴェールドゥ」で知られる町ですが、滝に関しては一般的にあまり知られていません

滝が存在する黒松内川上流には、初心者でも楽しめる沢登りのルートがあり、滝が好きな方たちの間では人気の場所となっています

その支流に、「重滝」があるのですが、山奥にあるにも関わらず林道からその全貌を見ることができるのです

国道5号線から道道9号線へ入り黒松内町市街へ向かって1kmほど進むと、左手に狩場山駐車場が見えてきます

その駐車場から林道へ入り約5・6km進んだ所に黒松内岳登山道入口があります

また、狩場山駐車場は道道9号線沿い、黒松内町と長万部町の境にある駐車場です

滝は林道の先にあるのですが、昨年の台風の影響で倒木などがあって車両で先へは進めないため、黒松内岳登山道入口の側にあるスペースへ車を停め、徒歩で先へ進みます

鬱蒼とした木々の奥からキジバトの太い声、アオバトの猿のような声など、さまざまな鳥の鳴き声が聞こえてきます

ここまで車での移動中もタヌキやキツネなど、さまざまな動物を見かけたことも相まって、密林の中へ迷い込んだようにも感じられます

そんな場所ですので当然、熊対策の準備は必要です

距離にして約800m、10分ほど歩くと右カーブの左脇に、歩き出してから2つ目のカーブミラーがある場所へ着きます

カーブミラーには周りを見渡しても滝は何も見えないのに、鏡の中には滝の白い筋がはっきりと映っています

一瞬、狐につままれたかと思うくらい、林道のカーブと周りの木々やカーブミラーの角度など、絶妙な配置なのでしょう

林道を右へ曲がり先へ進むと、「重滝」は突如その姿を現します

高さは25mほどあり、幅は上部が約2m、下部では10mほどに扇状に広がって滝壺へ流れ落ちています

滝周辺を見て回りましたが林道からの眺めが特等席で、難なくその姿を眺めることができる数少ない滝です

斜度60度程の岩を伝って、奥から手前に向かって流れ落ちている形状のため、音は控えめで優しいですが、その存在感は圧倒的です

写真や動画ではその全容を伝えるのが難しいので、その迫力を感じたいなら実際に観に行くしかありません

山奥にある滝ですが、台風被害の前は、車中から観ることのできる滝でした

町役場によると林道の復活は未定とのことでしたが、復活を願わずにはいられませんね

狩場山駐車場から、道道9号線をさらに黒松内町市街へ2kmほど行くと、「歌才オートキャンプ場 ル・ピック」があります

車で移動するならば距離的に近いこともあり、今回の「重滝」観賞とキャンプを一緒に楽しむというのもおすすめです

ル・ピックはオートキャンプ場とあるように、車で乗り入れることができるキャンプ場

24時間管理人が常駐する管理棟を中心に、バンガローサイト3区画、カーサイト27区画、フリーテントサイト9張の設備が広がっています

毎年4月下旬〜10月中旬の間利用でき、夏になるとなかなか予約が取れないというくらい人気です

人気の理由は、各サイトごとに駐車スペースと炊事場が設備されており、テントを張る目の前まで車で行けることと、すぐそばで焚き火や調理を楽しめるという便利な点でしょう

また、バンガロー内やフリーテントサイトを除き、ペット同伴可能というのも魅力の1つです

近くには道内一広いのではないかというドッグランもあり、30分ごとに貸切で利用できます

さらには、隣接する「ブナセンター」では、釣りや貝化石採集など、自然の中で様々な体験ができる道具の貸し出しや、アクティビティーが揃っており、たとえ雨が降っても楽しめる施設になっております

大自然の中で昼夜を過ごすということは貴重な経験となるはずです

ル・ピックを拠点に「重滝」を見に行くなんていう、ちょっとした探険気分を取り入れてみるのも楽しみ方のひとつなのではないでしょうか



重滝

●所在地
寿都郡黒松内町西沢


歌才オートキャンプ場
L’PIC(ル・ピック)

●所在地
寿都郡黒松内町字黒松内521-1
●お問合せ及び予約
0136-72-4546
(9:00〜17:00)


楽市楽座もりまち食KING市


楽市楽座もりまち食KING市が9月3日(日)午前9時から森町地域活性化広場にて開催されます



海の幸、山の幸を盛り沢山の品揃えで販売しており、今月の目玉として、ボタンエビが販売予定となっております

また、午前10時より、森町フラガールによるフラダンスを会場にて行われますので、多数のご来場をお待ちしております



●お問い合わせ
商工労働観光課
●TEL
01374-7-1284


はこだて、エコフェスタ2017


◇開催概要
日時
平成29年8月26日(土)
10時から15時まで

◇場所
函館アリーナ

◇目的
「大量生産・大量消費・大量廃棄」型の経済社会から脱却し、資源の消費を抑制するとともに、環境に対する負荷が少ない「循環型社会」へ移行することが、国際的に重要な課題となっています
「循環型社会」を構築するために、「もったいない」という考え方を大切にし、ごみを減らし(リデュース)、繰り返し使い(リユース)、資源の再生利用(リサイクル)の3Rの取組みを進めていくことが大切です

また、地球温暖化による異常気象などの様々な環境問題に対し、幅広い年齢層に関心を持ってもらい、次の世代へより良い環境を引き継ぐことを目的に「はこだて・エコフェスタ」を開催します

◇呼びかけ

公共交通機関を利用しよう

マイバッグ、マイ箸、マイ食器を持参しよう

ごみは持ち帰り、分別をして処理しよう

◇イベント内容
・展示コーナー
環境パネルの展示と環境クイズに挑戦など
・企業出展コーナー
環境にやさしい製品の技術開発や販売に取り組んでいる企業の出展
・体験学習コーナー
ごみの減量や、再生資源を促進している個人や団体の活動を、来場者に直接体験してもらう実験やゲームなど
・再生品愛用キャンペーン
再生品を展示し、資源の大切さやメリット等をPR
・古本販売コーナー
資源回収で収集したコミック本等の販売
(益金は社会福祉協議会に寄付)
・牛乳パックとティッシュ交換
ごみの減量や再利用促進のため、牛乳パックとポケットティッシュを交換
・フリーマーケット
ごみの減量や再利用促進のため、家庭内の不用品(衣類・雑貨等)を販売
・リフォーム品の抽選
修理した自転車等を抽選で無料提供
・ポイ捨て防止キャンペーン
ごみのポイ捨てを防ぐための啓発やパネル展示など
・レジ袋削減キャンペーン
レジ袋削減とマイバック使用の呼びかけなど
・生ごみ堆肥づくり講習会
ダンボール箱を利用した堆肥づくりの方法やポイントを説明
・古着の回収BOX
古着(洗濯・乾燥してあるもの)を会場内で無料回収
・バス・電車コーナー
環境にやさしい乗り物の紹介や市電顔出しパネルなど
・エコカーブース
低燃費車、ハイブリッドカー、電気自動車の展示
・飲食コーナー
たこ焼き、揚げ物、パンなどの軽食、飲料水などの販売
・縁日コーナー
家族で楽しめるグッズが盛りだくさん
・ステージ&催物
吹奏楽演奏、エアロビ、大道芸、アカペラなど



会場案内

●会場場所
函館アリーナ
●住所
函館市湯川町1丁目32番2号
●TEL
0138-57-3141

1日乗車券
「はこだて・エコフェスタ2017」函館バス・市電共通1日乗車券を8月1日から8月26日まで函館バス駅前案内所にて発売いたします
エコフェスタ当日、会場の飲食コーナーで「はこだて・エコフェスタ2017」函館バス・市電共通1日乗車券を提示すると割引サービスなどの特典があります
会場にお越しの際は、環境にやさしい公共交通機関をご利用ください
●お問い合わせ先
函館バス駅前案内所
●TEL
0138−22−8111


寝台特急「北斗星」の隣で薬膳中華が味わえる、「北斗軒」、その由来とは?


北斗星とは、かつて「札幌〜上野間」を行き来した寝台特別急行列車です
この手の寝台列車はその鮮やかな色彩も手伝って、「ブルートレイン」という愛称で親しまれてきました

長年の務めを終えたその青い客車の2両が、現在、函館市の隣町・北斗市の「茂辺地北斗星広場」でひっそりと眠っていることは、鉄道ファンならば誰もが知っているでしょう

けれど、静かなはずのその「北斗星広場」が、にわかに騒がしくなりつつあることはさほど知られていないかもしれません

この地で、ただならぬ空気をもたらすきっかけになったのが、2017年の6月下旬、北斗星の車両のすぐ隣にオープンした中国料理店で、その名は、なんと「北斗軒」

コンテナを改造したわずか9席の小さなお店ですが、「薬膳中華」を看板に掲げるツワモノの料理人が腕を振るうお店です

北斗星の雄姿を見に来たついでに立ち寄ったところ、あまりにも本格的な味わいに「ちょっとビックリ!」なんて驚く人も少なくないようです

「北斗軒」という店名を聞くと、「北斗星が由来かな」と思われる人もいるでしょうが、違います

実はお店を任されているH・Kさんは、あの人気漫画「北斗の拳」の熱烈なファン

「北斗の拳」好きが高じて、以前、札幌市内で薬膳中華の店を営んでいた時には漫画に登場する「奇跡の村」という名をそのまま店名に拝借したほど

そして、今回は「北斗」という名に導かれて、はるばる札幌から北斗市茂辺地へやって来たとのことです

「北斗」への愛深きゆえに人生の進路を決断するなど、その姿勢はまさにファンを越えて、マニアの領域です

料理人としての姿勢は探究心が旺盛で、薬膳料理の道を究めようとしています

薬膳のスタイルを採用していることもあって、調理には化学調味料の類いは一切使用していません

電子レンジで温めるだけというようなお手軽なものなども一切なし

すべてのお料理が手作りです

そのため開店の4時間も前から厨房に立ち、せっせと仕込み作業に精を出しています

実はお料理のレパートリーは数々あるのですが、今のところ、お店の事情もあってご飯ものや麺類、丼などに品数を絞っています

そういった意味では薬膳中華の奥義を充分に尽くしたとはいえませんが、それでも丁寧なお仕事で生み出されるお料理の数々は、どれもこれも唸らせるものばかりです

この地ならではのメニューということで始めたのが「北寄炒飯(800円)」と「茂辺地(もへじ)ラーメン(700円)」

「北寄炒飯」は仕上げに上からホッキを散りばめ、さらにアクセントとして北斗市商工会青年部が開発した「北寄だし醤油」を使用しています

「茂辺地ラーメン」は、地元・茂辺地のご当地ラーメンとして人気を博したお店「はかまだラーメン」の味を踏襲したメニューですが、味は薬膳中華の流れを踏まえて、塩と醤油の2種類のみです

職人気質がお料理に表れている一方、メニュー名には、ところどころ遊び心が表れています

例えば、「ジャンギ(500円)」正体はタレザンギのことですが、「北斗の拳」のテイストを効かせると「ジャンギ」となるわけです

ちなみに「ジャンギ」はテイクアウト(3個・300円)も可能です

店内の壁面にはお手製のイラストで、お料理と効能を併せて紹介しています

「ひでぶ」などメニュー名も「北斗の拳」のファンの秘孔を突くものばかりです(笑)

「星」と「拳」の違いはあるけれど、北斗の地で北斗の道を歩んでいます



薬膳中華 北斗軒

●所在地
北斗市茂辺地3-3-16
●TEL
0138-75-2030 
●営業時間
11:00〜18:00
(LO17:30)
●定休日
火曜日
●席数
9席
(禁煙)


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