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イカール国際ミュージックキャンプ始まる


国内外の一流演奏家がピアノやバイオリン、室内楽などの公開レッスンを行う第7回ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ記念「イカール国際ミュージックキャンプ 2017 in Hakodate」が14日、函館短期大学を主会場に始まりました

公開レッスンやガラ・コンサートなど多彩なイベントが20日まで繰り広げられます

函館国際室内楽アカデミー(岡田照幸代表)主催

室内楽に重点を当てた国内では珍しい試みとして注目を集め、今年は全国から4部門に延べ69人が受講します

初日は特別講師として今回が初参加となる東京藝大学長でバイオリニストの澤和樹さんによる公開講座「弦楽器を愉しむ」が、函館短大第一音楽堂で行われました

受講生や音楽愛好家ら100人以上が詰めかける中、澤さんは名曲「タイスの瞑想(めいそう)曲」(マスネ作曲)を美しい音色で奏で、大きな拍手を浴びました

澤さんは弓の使い方や左手での弦の抑え方など、美音を生み出すためのポイントを具体的に説明

受講生からのビブラートに関する質問に対しては「意識して(ビブラートを)かけるのではなく、イメージした音に近づくように自然にかけられるようになることが重要」と訴えました

兵庫県から受講したバイオリンのA・Tさんは「澤先生の講義はとても参考になった
今月末にコンクールに出場するので、実力を磨いていきたい」と意欲を見せていました


レストランで出すならこれ! というパンしか焼かないお店 ポーズパン


中央図書館に行こうと白石藻岩通りを自動車で走っていると、市電石山通停留場の前(北側)に、まわりとちょっと違う雰囲気のお店があります

目立っているわけではないものの、遠目に見てもなにかちょっと違うな…という雰囲気のお店です

これまで、あまり気にせず通り過ぎていましたが、気になったら調べないとすまない私の性格…

Uターンしてお邪魔してみました



お店はパン屋さんでした

名前は「PAUSEPANE」
(以降、ポーズパン)

中に入ってビックリしたのは、パン屋さんなのにパンがほとんどないということ

私がお邪魔した時間には2種類しか置いてなかった

時間帯が悪かったのかと思って店内を見たものの、パンを置くスペースがほとんどない

これはいったい?

パンは1日5種類しか焼かないのだそう

話をしてくださったのは、オーナーシェフのIさん

元々イタリアンレストランのシェフとして働いていたそうで、独立してパン店をすることになったという

販売しているパンはすべてハード系のみ

1日に5種類しか焼かないのだそうです

「リストランテの皿にあわせて、自分がシェフとしてレストランで出すとすればこれ!というパンだけしか提供していないのです」

なるほど、だから食パンや惣菜パンがないわけですね

1日に5種類しか提供しないのは、ひとりではそれだけしか作ることができないから
また、設備の問題もあるのだそう

パンに対するこだわりをお聞きすると
「食事と一緒に出す、ということを考えて作っています
キレのいい食事をしながら気持ちよく消えていく様な、そんなパンを追求しています」とのこと

小麦粉は道産ですか?との質問には
「道産小麦は使っていません
道産小麦はパンがモチモチした食感になってしまうんです
なので私の求めているパンにならないので使っていないというわけです
もちろんいろいろ試してはいるのですが、今のところ満足できるパンが作れていないので使っていないのです」と教えてくれた

いちばん人気は朝食用のパン「BURRO」

シンプルな朝食用のパンですが、たっぷりのバターを生地に練り込んであるので、スライスして焼くことで中のバターが溶け出していい香りが漂うのだそう

「UVA PASSA」(ウーバ パッサ)
自家製の天然酵母にレーズン、グラハム粉、卵、胡桃のパン

「SESAMO DUE2」(セサーモ ドゥエ)
焙煎したグラハム粉とたっぷりの胡麻入りの全粒粉パン

「CIOCCOLATA」(チョコラータ)
コーヒー、ビターチョコレート、バター、胡桃が練り込まれたほろ苦い食事用のパン

「BURRO」(ブッロ)
先ほど紹介したいちばん人気のパン

販売する5種類のパンは、その日によって違うそうなので(新作に変わることもあるそう)、このパンを食べたい、と思う人は確認して行った方がよいですね

また、お店は19時までですが、たいてい16時〜18時ぐらいに、なくなってしまうことが多いので買いたい人はできるだけ早めに行った方がよいです

朝11時ぐらいからシャッターは開けていて、焼き上がり順に販売はしているそうです

すべてのパンが揃っているわけではありませんが、確実に買いたい人は早めに行くのがよいかもしれないですよ



PAUSEPANE(ポーズパン)

●所在地
札幌市中央区南21条西11丁目4-11
1F(市電石山通り駅前)
●TEL
011-511-9700
●定休日
水曜日
(月に1度水・木連休あり)
●営業時間
12時〜19時
(売り切れ次第閉店)


名前は覚えにくいが美味しい!大空町自慢の「大空豚しゃぶ長いも丼」


北海道大空町にはご当地メニュー「大空豚しゃぶ長いも丼」なるものが存在します

町の特産品である豚肉と長いもを合わせた丼ぶりメニューですが、名称が長く覚えにくいのが難点

それでも地元ブランド豚を含む豚丼の味はピカイチです



2006年3月31日、旧女満別町と旧東藻琴村が合併し誕生した大空町

新しくなった大空町を広く知ってもらいたいとの思いから、ご当地メニューの開発がスタートしました

そして誕生したのが旧町村の名物を1つずつメインに使ったご当地メニュー「大空豚しゃぶ長いも丼」(豚はトンと読む)

2009年2月20日に、8つの提供店をもってデビューしました

「豚しゃぶ」に使う豚肉は旧女満別地区から

女満別では、赤みがピンク色で柔らかい肉やきめ細かな油が魅力の国産豚「さくら201」が飼育されており、このさくら豚ロースを使った「さくら豚丼」や「ジャンボさくら豚串」は道の駅アンテナショップほのかで味わうことができます

一方「長いも」は旧東藻琴地区から

色合いが白く変色しにくく、きめ細かくサクサクな歯触り、そして粘りが強く、深い味わいが自慢の長いもで、道内でもトップ5に入るほどの生産量を誇ります

こうした質の高い長いもは、東藻琴ブランドとして道外の料亭でも人気があります


ルールは10か条!
「大空豚しゃぶ長いも丼」を名乗れるのは10のルールを守っていることが条件です
豚肉は薄切りのしゃぶしゃぶ肉にします
「大空町産」であればいいため、女満別産のブランド豚「さくら豚」が必ず使われているというわけではなく、店舗によっては東藻琴産「ノンキーポーク」や三元豚を使っています
一方、長いもはつらら、みぞれ、とろろなどスタイルは自由です
そのほか、北海道産米を使った丼スタイルであること
自家製オリジナルたれで味付けすること
しじみ汁とわかさぎの佃煮の小鉢をセットでつけること
地元産野菜を入れること
1000円以下で提供することなどが盛り込まれています

例えば道の駅アンテナショップほのかでは、さくら豚を湯通しさせご飯にのせ、さらに半熟卵ものせています

お醤油、みりん、お砂糖で3日間かけてじっくり煮込んだオリジナル甘辛タレの魔法か、ご飯が次から次へと進みます

店舗によっては自分で豚肉を別添にしたり、味の組み合わせを選べたり、長いもを流氷に見立ててご飯に乗せるなどの工夫が見られます

地元産の自慢の食材を使った地産地消メニュー

網走地方を通りかかった際は地元の味を是非、堪能してみて下さい


ナイスヒップなすあまはいかが?お尻の形をした様似迷菓「尻餅」


様似町にはユニークな「銘菓」、いや「迷菓」があります

それが、お尻の形をしたピンク色のすあまで、その名も「尻餅」

様似町でお尻の形をしたすあまが生まれたのはなぜなのでしょうか

迷菓「尻餅」は、美しいお尻を突き出したかのような形をしたユニークなお餅です
腰の部分から表現しており、ウエストのくびれもおきれい

形が形なので、食べるのもちょっと恥ずかしく思ったり、どこからかぶりついていいものか迷うかもしれません



形だけでなく、そのボリューム感も特徴的

最大長10センチほどの大きさで、250g

手のひらに乗せるとずっしり重みを感じます

すあまなので柔らかく弾力もあり、手の先で持とうとすると、指先からあふれた端の部分が垂れてしまうほど…

ひとつ食べただけでおなかを満たしてしまうボリューム感も特徴のひとつです

そんな「尻餅」は、様似町の老舗菓子店「梅屋」が製造しており、同店の看板商品の1つになっています

考案したのは1987年
当時、道知事の一村一品運動を受けて、様似町らしい特産品を作ろうと町商工会青年部が動き出し、近隣と同じ水産物ではなく、あえてほかのものをと検討していました

様似町といえばJR日高本線の終着、様似駅がある街でもあります

また、「『尻餅をつく』という言葉はあれども、そんな餅は見たことがない」との一声もヒントになったそう

そこで、尻もちをつくことと鉄路のどん尻であることをかけて、お尻の形を模した「尻餅」を作ることに…

考案に当たってはリアルを追求するあまり、お尻のどこまで表現したらよいか、着色はどうしたらよいか、試行錯誤があったといいます

以来30年にわたり、様似を代表する銘菓の一つとして知られてきました

「尻餅」の原材料は、練って蒸した上新粉と砂糖、赤色105号・3号の着色料

現在も考案者である2代目店主、Hさんが棒を使い、1つ1つ手作業でお尻の形に作り上げています

「尻餅」はお尻が1つですが、お尻が2つ入ったセット「おしり愛」も梅屋では発売しています

1人でもよし、日高路ドライブ中にカップルで買ってもよし、賞味期限1か月なのでもちろんお土産にもよいでしょう

ただし送る相手は良く選んでね!



梅屋

●所在地
様似町本町2-115
●TEL
0146-36-2160


長沼町「いわき」のユニーク丼「赤字丼」「黒字丼」「白字丼」って何?


デカ盛り流行りの昨今、大食いさんの空腹を満たしてくれるのはもちろん、見た目のインパクトでも楽しませてくれるお店が増えてきています

実は「デカ盛り」なる言葉が誕生するずっと前から、景気のいい盛りっぷりで人気になっているお店が長沼にあります

その名も「赤字丼」「黒字丼」「白字丼」…

はたして赤、黒、白の正体とは?

お店の名前は「仕出し 宴会 食事の店 いわき」(以降いわき)

11時オープンで、シャッターを開けるとすぐお客さんがなだれ込んできました

1階には4人掛けのテーブルが5つあるのですが、オープンしてすぐに満席になってしまいました

2階には大広間と個室があり、そこもすぐにほぼ満席

これが営業日は常だというから驚きです



1979年にオープンしたこのお店、最初は普通の海老天丼を出していました

大きな海老の天ぷらを乗せて丼が隠れるぐらいにした方がインパクトがあるだろうな、ということで5つの海老を乗せるようにしたのがこの丼のはじまり

はじめは「大海老丼」という名称だったのですが、お客さんから「この丼、赤字なんじゃないの?」と言われたことから「赤字丼」という名称に変わったのだそうです

●小鉢、お味噌汁、お漬け物がついて1,350円(税込)の赤字丼

最初に感じるのはやはりこのボリュームでしょう

丼が隠れる海老の天ぷらはインパクト大!

さっそく食べてみました

天ぷらはサクサク、甘めのタレがベストマッチで食べやすくおいしい!

これだけの量はさすがに食べられないかなと思っていた私ですが、衣が意外と軽く、けっこうあっさり完食することができました

お話をお聞きした常務取締役のR・Iさん
タレの味と衣のサクサク感にはこだわっているそうです

赤があるから黒と白

一方、10年ぐらい前に登場したのが黒字丼です

「海老天丼が赤字になるから黒字になるように作った丼?」と私が聞くと
「いやいや、そんなわけないですよ…(笑)
赤があれば黒もあっていいだろうということでできたのが黒字丼なんです」とKさん

つまらない質問をしてしまった、と反省しているところに出てきたのが黒字丼です

黒字丼はズワイガニの爪と足を5本がのった丼で、こちらもサクサクの衣の中に身がぎっしりと入っています

あまりにも平凡すぎる感想だから言いたくないのですが言っちゃいます
身が甘〜い!

●小鉢、お味噌汁お漬け物がついて1,458円(税込)の黒字丼

さらに、赤と黒があれば白もあっていいだろうということでできたのが白字丼です

こちらは海鮮の天ぷらではなく豚肩ロースの照り焼きがどどーんと2枚乗っていて、その上にわさびマヨネーズがかかっているもの

甘いタレがかかった柔らかい豚肉にピリ辛のマヨネーズなんて、おいしいに決まってますよね

目の前に来たときに、そのニオイだけでノックアウトされそうな私でした

●小鉢、お味噌汁、お漬け物がついて1,242円(税込)の白字丼

これだけの大量の丼

私1人で食べられるわけがありません
ということで、パックに入れてもらい持ち帰りました

いわきでは、食べきれられない人のためにお持ち帰り用のパックも準備しています

食べ残した人は遠慮せずスタッフに持ち帰りたい旨を伝えてくださいとKさん

「量が多いので持ち帰る人もけっこういますね」

さすが40年近くの歴史を持つお店

どれもかなりおいしかったので、いちばんのオススメを決めるとなるとすごく悩む私です

どれも食べて欲しいので、数人で行って別々に注文してシェアしあうとか、すべて注文して残ったものを持ち帰るとか、とにかく3色とも味わっていただきたい、というのが私の感想です

いわきは、月・水・木・金しか営業しておらず、営業時間も11時から15時とかなりの変則
行く前に営業日、営業時間を再チェックしていくことをオススメします



仕出し 宴会 食事の店 いわき

●所在地
北海道長沼町中央南1丁目6-30
●TEL
0123-88-0122
●営業時間
11時〜15時
●定休日
火曜日・土曜日・日曜日


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