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影になって



ひどく湿度があり 曇った空をみて
バイクに乗る事を諦めた

もう1月程乗って無いかな




妻の美容院に付き合って 夕方から出掛ける
これといった仕事の無い日

退屈な気分が支配する




昨日 作業をした取引先からのクレーム

「そのネジ類は 最初からそこに在った」

そう伝えても 納得していない様子




あぁ Hirからクラス会のメールが来てたな
どうしょう 迷う

拭いきれない 場違い感




忙しさを理由に 先延ばししていた連絡を入れる

先方の担当者が不在
期日が迫る

ギリギリまで放置は 僕の悪い所業




暇つぶしに

以前 夢中になっていた レースのアーケードビデオゲームにトライ
希薄な存在感に 1回で飽きる

リアルで走る楽しさは 代わる物が無い




朝から何も食べて無い

仮初めの満腹感を求めて
ドーナツと薄いコーヒーを食す

端のテーブル
壁とソファの隙間が 心地よい




さて 困った
こんな時の時間の潰し方が 見つからない
本屋にでも 行くか…

竜馬の妻とその夫と愛人



話題:最近観た映画


ふと題名が気になり チャンネルを合わせた


聞いた事のあるような無いような題名…



いつもの様にググる


三谷幸喜の舞台作品を 市川準が監督して映画化したものらしい


三谷幸喜と言えば 誰しもが知る喜劇作家だ
ただ僕は 彼の戯曲も舞台も知らない

一度は読みたい観たいと思いながら 常に映像作品で満足してしまっている




初めて彼の作品に出会ったのは
「12人の優しい日本人」

音楽で言う所のジャケ買いよろしく 題名だけでレンタルした

この作品については またいずれ 再観賞してからにしよう




「竜馬の妻とその夫と愛人」

この一見複雑に見える人間関係だが 時代背景が判ると 案外すっきりと理解できる


時は明治初期
つまり坂本竜馬はとうに死んで その妻おりょうが再婚した後の話となる


この作品
単にシチュエーションだけならば現代劇でも通用する
三谷氏の脚本力を考えれば 現代劇でも充分に面白いはずなのだが

たぶん それではラストシーンでの それぞれの登場人物の思いが嘘臭くなる



まぁ 嘘臭くならない様な登場人物像を創れば良いのだろうが
そこは 坂本竜馬と言うカリスマに力を借りて 見事な作品になっている



市川準監督が舞台を観て 是非映画化したいと望んだらしく
監督の舞台作品に対してのオマージュが 其処ここに在る様に感じた



シーンに拠っては これそのまま舞台シーンじゃないのかな
と思わせられ

長家の外や全景も 写実的な映画と言うより
何かこう 箱庭で撮影している様な雰囲気が 舞台の大道具を感じさせる



まぁ 実の所そんな意図は無いのかもしれないが
そんな想像をしながら観るのも また楽しみとなる映画だった

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