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優しい時間



夜明けの時間は 大好きだ
              全ての事を許せそうだから
昼間の時間は タイクツだ
              皆セカセカ忙しそうだから
夕ぐれの時間は 最悪だ
              どうでもいい事が重たいから
真夜中の時間は ステキだ
              誰も知らない世界が見えるから
空腹の時は 大嫌いだ
              何だかとってもイライラするから
満腹の時は つまらない
              眠くなって君の顔が溶けるから
仕事の時は 飽き飽きだ
              誰も関わってくれないから
休みの時は 最高だ
              宿酔をゆっくりとさませるから

                               1992 Apr 24
  

話題:散文

1993 Jan 15



そう言えば 何時もそんな事を考えていた様に思う
自分の進む道を探しながら 何故か違うと
そうなんだ 何処に居てもそんな事ばかり気にしていた
投げ棄てたはずの想いが ふつふつとよみがえりはしないかと
そうなった時に いったいどんなリアクションをするのだろう
過ぎ行く刻の間に 自分の影がせせら笑っている
リアルな幸せの向こう側に あいまいな夢が空に向かって行った

        閑話休題

未だ棄てきらなかった想いが
     本当に得たかった幸せの片隅で
          「僕はここだよ」と自己主張をする

両方共 手に入れられれば良かったのに
          僕には その力が無かった

                                1993/Jan/15




話題:散文

1992 Mar 21



すべてを解き放て
パンドラの箱を開けて
すべてを解き放て
パンドラの箱を開けて
憎しみも  嫌悪も  罪悪も
SEXも  フェミニズムも  ナルシズムも
今  ここに  解き放たれん
パンドラの箱
そして   そこに
希望を見出す

                              1992 Mar 21


話題:散文

 

1992 Mar 31

まんじりともしない夜を数え
まんじりともしない昼を過ごし
まんじりともしない朝を迎え

                何を数え
                何時も過ごし
                何処に向かう

    僕らの砂の船は
    大海に漕ぎ出された



とめどもなく感覚を憶え
とめどもなく感情を抱き
とめどもなく感激を想う

                彼を憶え
                彼女を抱き
                誰を想う

    僕らの鉄の船は
    河の中で座礁している

                 1992 Mar 31


 話題:散文

何の変化を求められようか



昔 それは未だ僕が僕でなかった時 自分を名乗るのがひどく億劫で
自分勝手な名を名乗っていた
それでも 僕の周りの世界は 何時も正しく時を刻んでいた
昔 それは未だ僕が僕を認めていなかった時 自分が誰なのか考えるのも億劫で
自分勝手に世界を作り上げていた
それでも 僕の周りの世界は 何処も間違いがなかった

今になってやっと解かる
今になってはじめて解かる
昔も今も 僕は自分が一番嫌いで疑ったままだ

名乗るのが億劫でなくなっても 世界を取り繕わなくなっても
僕は僕を信じちゃいない
名乗るようになった分 取り繕わなくなった分
肩の重みが増加した
                               1991 Nov 14



散文
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