日記参号

行ってきました。せっかく前売り券もらったのに、行かないでボツにしたら勿体ない。

22日までなんで、少しは混んでるかなあと思ったらそうでもなく。お祖父ちゃんお祖母ちゃんにまぎれて見てました。

いや、本当、もうね、時間の目測を誤ったorz
前に行った企画展がそんなに大きくなかったんで、せいぜい１時間か２時間で事足りるだろうと思ったら、ダーウィン氏の凄さを身をもって体験することと相成りました。

凄い凄い。標本やメモなどの数が半端ないです。
着眼点が細かくて、疑問に思ったらどこまでも突き詰めていくようで、その為にいくつものメモや標本が生まれてました。
だからといって科学オタクというわけではなく、ビーグル号に乗ってる間などに両親や恩師にあてて手紙を書いたり、自分の進む道について悩んだりと、人間らしい一面も見れました。
ウェッジウッド家と親戚関係にあるとは驚いた。あと、ビーグル号の「その後」について日本とちょっと関わりがあって笑った(笑)

そういう紆余曲折を経て段々と自身の理論を確立していく様子を、展示品を見ながら追うことが出来ます。
昆虫類が多いんですが、個人的には骨が大ヒットでした。蛇とかコウモリとかアルマジロの骨格標本がもー可愛くて(笑)アルマジロの骨格標本は尻が特に可愛いです。
それとゾウガメの太郎くんとも会うことが出来ました。生のゾウガメ見るの初めてで、意外に動きが速くて驚きました。手足とか、目が可愛いっス。動きも可愛くて、歩いている最中に一回は必ず水飲み場で足を湿らせてました。乾燥してたのかね。
他にも生きたイグアナとかカエル（でかい）もいて、最高でした。やっべ、本気で可愛い。

シーラカンスの標本を見れたのは嬉しかったなあ。尾ひれ・背びれ・腹びれの作りをちゃんと見ることが出来ました。普通の魚よりごつくて、木の枝みたいな生え方でした。
しかしでかいのな、シーラカンスって。私の身長より少し大きい。朝、目が覚めて隣にシーラカンスがいたらびっくりするだろうなあ……でかいわごついわで。
シーラカンスの卵もごつかった。

かの有名な「進化論」が出来るまでをゆっくりと追いかけていく展示でした。
生き物の話しかしてませんが、植物も、地学の走りみたいなものもあります。

一緒になって謎解きをしていくような楽しさや、ダーウィンという人の生き方の発見がありました。
22日までなので、爬虫類・虫の類いオッケーです！てな方なら大分楽しめます。
カップルも多かったので、デートにも行けるっぽい。

いや本当楽しかった。一つの本を読みきったような感じ。
だから、マジで２〜３時間はかかります。ダーウィン氏恐るべし。目測誤って昼飯食いっぱぐれたよ。

例え時代や世論に逆らうことになっても、「これ」と信じたことを最後まで諦めずに探求していく貪欲さと情熱には恐れ入るのと同時に羨ましく思う。

ダーウィンが生物全てに向ける眼差しが優しいっつうか、真摯で、最後まで見たら本当に感動した。
いいなあ、好きだなあ。