スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

インプラント治療によって義歯が使え

インプラント治療によって義歯が使えるようになるまで、段階が大きく3つに分かれます。




第一に、歯茎を切り開き、あごの骨を削って人工歯根を埋め込む、それからあごの骨や周辺組織と人工歯根がしっかり結びつくのを待ち、三番目として、歯根にアタッチメント(連結部分)をはめ込み、その上から義歯をかぶせて完成というのが大まかなプロセスです。




長くかかるのは、二番目の人工歯根の定着で、約2ヶ月から6ヶ月見ておかなければなりません。




ですから、インプラント治療全体では要する期間は短くて3ヶ月、長くても10ヶ月くらいだと考えて良いでしょう。




インプラント埋入手術とは、人工歯根を骨の中に埋め込むことなので手術後しばらくの間、患者さんは多少の違和感があるといいます。




腫れが引いた頃には慣れてきますので、違和感を感じてもくれぐれも触らないようひたすら辛抱が大事です。




しかし、術後十日を経過しても違和感に変化がない場合や、痛みが続いていたり、腫れや出血が止まらなかったりする場合、原因を探り、対応していかなくてはなりません。




我慢しなくて良いので、歯科医の診療を受けましょう。




重要な確認事項として、インプラント治療を始める前にインプラントの土台となるあごの骨に問題がないか調べてください。




これまでに歯周病とか顎関節症の経験があれば、治療以前にそちらの病気を完全に治すことが必要条件です。




さらに、美容整形を受けてあごの骨を削った患者さんも事故を引き起こす可能性が増します。




こうした病歴があっても、直ちにインプラント治療ができないわけではないため歯科医とのコミュニケーションが何より大事です。




インプラントは人工歯なので永久に虫歯から免れますが、インプラント周囲の組織に異常が起こることはあります。




せっかく行ったインプラントを維持するためにはケアが欠かせないわけで、維持していくためには、歯科医の指導に従った毎日のケアと、定期検診やクリーニングはずっと続きます。




けれども、万が一歯茎が腫れたり、インプラントの周りで出血があったりすればインプラント周囲炎を疑ってください。




放置すると炎症が広がるので至急歯科医にかからなければなりません。




長く根気のいるインプラント治療。




しかし、やっと治療期間が終わったといっても、ケアはそこで終わりではありません。




治療後の綺麗な状態を維持していけるかどうかは、どうしても自分次第のところがあります。




口腔内ケアの仕方を病院で教えてもらえる筈ですので、その通りのケアを心がけてください。




治療技術が進歩しても、結局大事なのは自分自身でのケアなのです。




さらに、インプラントの場合、歯の神経がないので、何か異常が起きていても、なかなか自分では気付けないことがあります。




治療が終わってからも歯医者さんに通うのが大事ということですね。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2016年05月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリー