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例のエピソードを

詳しく書こうじゃないか(笑)

受験が遅れて高3の3月から教習所に通い始めた私。仲の良い友達と同じ教習所だったから皆色々教えてくれますが、さすがに私が帰るバスまではお世話できないのです。さらに私が乗るバスはたまたま私の家の横を通るバスで、家の目の前で降ろしてもらうシステムだったのでちゃんと掲示されてるわけでもなく、初日の私は不安がいっぱい。そこに現れたのが同じ地区に住むT君。小学校低学年のころは一緒に登下校もしますが成長するにつれて話す機会も減り、中学生の時塾は一緒だったけど特に会話もなく過ごし別々の高校へ…。そして教習所で再開。地元の教習所なので別に珍しいことでもないですが、同じ地区なもので実は彼も我が家の前でバスから降りていたらしい。それを知ってた教官が「Tに教えてもらえ」的な感じだったと思いますが今更気まずい…な感じだったかな。曖昧ですが。とりあえずバスを教えてもらうように昼間声をかけてたような気がします。

で、忘れられないのが、いよいよ夜になって帰る時。バスはいっぱいだし自分が乗るバスはたまたま家の横を通るバスなので○○方面とか違う方向書いてあるから分かんないし、とりあえずTの近くに立ってました。例の教官が「バス分かる?」って声をかけてきた時…

俺がちゃんと連れてくから良い」in方言。

この方言重要。地元ばれたくないので内緒ですが。
それまで携帯いじったり知らない人と話したりで私とは会話らしい会話もなかったのにちゃんと気にかけてくれてました。

高校も卒業間際ともなると男の子は随分大人びてくる年頃。自分は女の子で、男の子が頼りがいがある存在だとはじめて認識した瞬間でした。惚れそうになった(笑)

そんな思い出。

プライスレス。
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