朝「ステージ以外は記憶にない 朝霞レッド」
長「人を呪わば穴二つ〜 長野パープル」
ユ「見える世界はオーバーレイ、ヨシノブラウン」
朝「モブの出戦隊、」
全「……。」
長「ねえ、何レンジャーなのこれ」
朝「さあ」
ユ「そもそもこれ、誰が書いた台本?」
朝・長「俺ではない」
?「たかが運命なんてー蹴っ飛ばしてーこの愛なき世界に火をつけーてよ♪」(脚本サラサラ〜
?「やァー、かの名曲「Love&Peace」スねェー」
ミ「わー、モブの出戦隊なら俺も混ぜてくださーい、ミドリブルーとかで」
長「ミドリなのにブルーなの?」
ミ「碧ってどっちかって言えば青に近いんですよ〜」
ユ「レッド、どうする?」
朝「まあ、誰とも色が被ってないしいいだろ」
ユ「と言うかね、俺、実はモブの出戦隊に入れるべき強大な男を知ってんだよね」
ミ「本当ですか!」
長「強大って言うからにはそりゃメイン張ってるようなキャラでしょ? 俺たちみたくポッと出じゃなくて。しょうもないキャラだったら呪うよ」
朝「で、誰なんだ」
ユ「うん、呼び出してみるよ」
?「チッ……岡崎のヤツ、こんなトコに人呼び出して何だってんだ」
高「おい、岡崎――……っ!」
長「占いの館へようこそ〜」
高「いや、つーかえといやほら……あっ、鍵閉まってやがる…!」
長「あなたは赤き翼を持つ者が束ねる戦隊に加入する未来が見えます」
高「ふざけんなここから出せ」
長「戦隊に入るか、俺が研究してる呪術の実験台になるか。さあ」
++++
朝「ステージ以外は記憶にない 朝霞レッド」
長「人を呪わば穴二つ〜 長野パープル」
ユ「見える世界はオーバーレイ、ヨシノブラウン」
ミ「見果てぬ碧海どんぶらこ、ミドリブルー!」
高「……邪魔する奴はぶっ飛ばす 高崎グリーン」
朝「モブの出戦隊、」
全「……。」
長「早く決めて」
?「うーん決まらないなあ。Rっちゃん、何かいい案ないか?」
?「やァーなかなか難しいスわァー」
黒幕と言うか台本は向島のムライズムもといラブ&ピース。
高崎は嫌々やってる。あとミドリブルーのかわいさは正義。
○年の時を経て
どうもこんばんは、エコです。
長編開始から○年、ついに長野っちが前面に出てきました。
そもそも青敬自体が影の薄い大学だったんだけど、それっていうのも……
キャラが3人以上にならないと話を書き始められないエコの性質!
逆に言えば、名前だけはあるけどキャラクターという意味では自由だった長野っち。
新たに呪い・呪術の背景などを専攻にしている淡泊かつ軽快なノリの兄ちゃんになりました。
本人はノリノリだけど見た目はローテンション。楽しくない? えっ、楽しいよ?みたいな。
イエーイ!って言わせても、「いえーい」って、どこか上がりきらなく見える。
昔はお酒も飲んでたけど、入院してからはやめたりとか、いろいろあった体。
それでも本人は楽しくやってる。いえーい。
そして、呪い・呪術といった物の背景を勉強してるということは……
そういう系統のコンテンツを苦手としてる男とも絡めてみたくなるよね!
高崎は生き延びることが出来るか!
「わっ」
サークル室がやたら暗い。部屋の真ん中に、懐中電灯で照らしたような明かりだけが浮かんでいる。その中心にいるのは、怪しげなローブを被った得体の知れない人物。
「占いの館へようこそ〜……」