【野坂雅史】
ナノスパ御三家にカウントされる超主要キャラ。2年生なので次世代エースと呼び声高い
――が、3年生は出て行かないので終身名誉次世代エースのまま。平凡な話、恋愛、シリアス、ギャグもこなす便利屋。汎用性の高いセリフがある。

向島大学情報科学部情報メディア学科2年
放送サークルMMP在籍(書記)/技術向上対策委員会議長
変に真面目でお堅い性格。自分の常識を世界の常識だと信じて疑わない。
欠点は遅刻癖が時間単位で悪質なこと。本人はそれを一応直そうと思ってはいるらしいが結果は全く伴わない。

その場にいてもいなくても場や話題の中心になる不思議な存在感がある。人当たりはよく、同学年以下相手の場合は誰に対しても平等に接する。
先輩に対しては礼儀正しく接しているつもりが、3年生以上からすると硬く感じられる。また、同じサークルの先輩である菜月と圭斗を異常崇拝している。

勉学に対する姿勢は非常に真面目で、2年生現在の成績は全て最高評価であるSを獲得している。授業をサボるのは許せない。
元々学ぶのが好きだという性格もあるが、勉強をする(資格を取る)のは「愛する人と、その人と築く家庭を守る力をつけるため」と公言している。(※結婚願望はかなり強い)

サークルの先輩で番組制作の相方である菜月に1年生の秋冬頃から片想いをしている。本人的には秘めた想いのつもりだが、菜月本人を含むMMPの数人以外には筒抜け状態。また、あまりに不憫・不遇・不運な境遇にあると風の噂で広まっているので皆それを面白がりつつも生温かく見守っている。

基本的にネガティブ。抱く理想に届かない非力な自分が何よりも嫌い(※理想に届かない理由はその理想が高すぎること)。自分に対する怒りが原因で定期的に鬱っぽく落ち込んでしまう。こうなると負のループに陥ってしまい、なかなか浮上することが出来ない。また、本人曰く緊張やプレッシャーにも弱い。

放送サークルのミキサーとしてのスタンスは、菜月といる時間が長く、影響されているのでその考え方に近い。「アナウンサーとミキサーは2人で1つ」(※どちらかが欠けても番組は出来ない)や「ミキサーは最も近いリスナー」という彼女の持論を強く受け継ぎ、忠実に守っている。放送に対しても真面目。

番組構成をちゃんと考えると1秒単位になり、また、それを実現する能力(トラブルなどへの臨機応変な対応、音楽での調整など)がある。
ミキサーとしての欠点は番組内で使う音楽の引き出しが少ないこと。BGM用に所持するCDは3〜4枚。また、ネットで落としてしまうのでCDをあまり買わない。

携帯電話を「彼女」、iPodを「友達」と呼ぶなど身辺の機械類をとても大切に(?)している。その割に携帯は充電無精。趣味もゲーム(家庭用、ゲーセンどっちも)やインターネット。大学に入学後、サークル見学の時点ではロボット研究会とMMPのどちらに入るか悩んだが、雰囲気でMMPに決めた。

髪の毛は無造作、服は地味な3〜4着のローテーション(※茶・黒・紺が多い)。授業中だけかけるメガネもごくごく普通のブロンズ色。ただし、菜月と出掛ける予定が入った場合はしっかりとよそ行き(白パーカー+デニムジャケットなど)を着て行く

非常に寝相が悪いことで向島インターフェイス放送委員会内では有名。合宿などの大部屋では必ずと言っていいほど周りを蹴飛ばす。1年の夏合宿でもそれをやらかし、当時対策委員だった菜月に苦情が届いた。寝相の悪さは本人も自覚しているため、ベッドからの落下を恐れ自宅でも布団で寝ている。

菜月からは「偏屈理系男」、神崎からは「イケメン詐欺」と称される。
偏屈理系男はそのまま。イケメン詐欺は、イケメンとされる容姿に頭脳明晰スポーツ万能という完璧超人に見える野坂が神崎に対しては傍若無人さを発揮し、特に車の助手席では暴論・猥談何でも来いの残念さが際立つことに由来。

声もミキサーにしておくのが勿体ないと言われる質をしている。そのためラジオドラマやジングル作成の際は演者として駆り出されることになる(本人的には不本意)。また、人の声にも敏感で、圭斗の声をヘッドホンで聞くと物理的に腑抜けになり番組どころではなくなるのでペアを組むのを禁止されている。