「朝霞クンが課題のレポートを始めると聞いて」
「邪魔しに来たのか、伏見」
「サポートだよ、いつも脚本でお世話になってるし。アタシも図書館での作業帰りだからね。共にレポートと戦いましょう!」

 今日は日曜で、久々にバイトは休みだ。吊り札付けのバイトもいよいよ佳境。昨日もがっつり仕事だった。とは言え学生の本分は一応学業であるワケで。そろそろ課題を始めないとマズい。
 伏見が何か俺に用事があるっぽかったから、映研の脚本のことかと思って日程調整をすることに。ただ、空いてるのが見事に日曜しかなかったから今日に至り、伏見がうちに来ている。