さて、今日はアルバイトだよ。とは言えポイント倍付け施策のない平日の午前中は人があまり来ないので、割とゆるっとしていてね。僕はレジ前の商品の補充をしながら、退屈なんだーとレジに立つ星羅と軽くお喋りをしていたよ。

「タンデムに憧れるんだ!」
「タンデムと言うと、バイクの2人乗りのことだね」
「そうなんだ!」
「星羅には立派なジープがあるじゃないか」
「ボクのジープもカッコいいんだ!」
「なら、どうして」