「……つばめ、目がヤバいな」
「そだね、今日のつばめには触れない方がいいね」

 対策委員の会議中、つばめが一瞬メールチェックをしたと思えばそれからずっと目がイっている。気の長い方ではなさそうだし、きっと逆鱗に触れるようなメールだったのだろう。
 つばめがトイレに立った隙に果林とひそひそ話し合った結果、いつものつばめに戻るまではイっている目に触れないでおこうということで落ち着いた。