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幼なじみ9

−−おやすみ


優子side




『納得いかないな』


お風呂から上がったまりちゃんはあたしと陽菜の間にぐいぐい入り込んで来たからあたしはよけた


『はっ、ちがうよゆっぴー。いまのは我が妹がよける場面であり』

と、言いながらあたしに引っ付いてきたんだけど、見かねた陽菜が


『はあ、いいよ麻里子。ゆうちゃんはどうせ陽菜と寝るし、いまくっついときな』


と捨て台詞を吐いた


それでさっきのまりちゃんの台詞なんだけど


『妹よ。お姉ちゃんがいない間になんでそんなこと決めちゃうの?』
『え〜だめ?』
『うん。お姉ちゃんはね?公平にジャンケンで決めようと思ってた』
『え〜もう決まったしだめ』
『……甘やかしすぎたな』
『なに?なんか言った?』



まりちゃんは眉間にしわを寄せてどっから間違ったんだろうか…なんて陽菜の育て方を振り返ってるし、陽菜は全く気にしてない様子でアイスを食べてるし。


あたしはとりあえずソファに戻ってみることにした。

まりちゃんがあたしの隣に座ってきて、
『今を楽しむことにしたよゆっぴー』
だって
やっぱりお姉ちゃんで大人で諦めが早いまりちゃんはいっぱい色んなこと我慢してるんだろうな
あたしとどっちが寝るか合戦なんて下らない戦いでしょげないでほしい。


『まりちゃんはほしいものある?』
『ゆっぴー!』
『あ〜別のにしよっか。』
『んーゆっぴー以外…最近アクセサリーにはまってる』
『アクセサリーね!』



今度あたしのお金がたまったら買ってあげよう。中学生だからそんなに高価なものはあげれないけどまりちゃんならすごく喜んでくれそうだから。


『今度また一緒にカレー作ってよ。なにもいらないからさ』



あたしの考えなんてお見通しなのかな。まりちゃんはやっぱり大人だった。優しい笑顔で見つめられたら陽菜とは違うけどだいすきだなーって思うんだよね。


ふと陽菜を見るとしゃこしゃこ歯を磨きながら雑誌を読んでる。ファッションに興味がある陽菜には今度かわいい服をプレゼントしたいな。オシャレさんだからあたしのセンスじゃ喜んでもらえないかも知れないけど。


『まりちゃんはさ、前に好きな人がいるって言ってたじゃん』
『言ったっけ?』
『言ったよ。クラスの人?』
『ん〜ちがう』
『じゃあ先輩?』
『ちがうな〜』
『後輩?』
『ん〜?』
『まさかさ…いや、小学生とか?』
『…はい?』


あたしの真剣な発言に歯磨きが終わった陽菜の爆笑した声が聞こえた。


『麻里子きも〜い!やっぱりロリコン決定』
『いやいやいや!なんで小学生?』
『だってまりちゃんロリコンだから』
『ちょっと待ってゆっぴー』
『ちがうよ!あたし引いたりしてないから!たださ、難しいじゃん。色んな問題あるからさ。頑張ろうね。』


頑張ろうねって言ったのはお互い頑張ろうねの意味を込めて。2人とも気づかないように密かなあたしの決意表明。


『あうあ…』
『大ダメージ〜』


また爆笑してる陽菜と落ち込んだ?まりちゃん


『わかっててほしいのはさ、あたしの好きな人はちょー鈍感でかわいい子ってこと。』
『そうなんだ。鈍感は大変だね。気持ちわかるな〜』


まりちゃんは苦笑いしてたけど壁が高いのはあたしも一緒だから。頑張ろうまりちゃん。


『はい。ゆうちゃん寝ますよ』


まだ笑ってる陽菜においでってされたからまりちゃんに
『おやすみ』ってハグ。
『おやすみゆっぴー』
少しだけ悲しい顔したのはなんでかな。恋は難しいねまりちゃん

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幼なじみ8



−−お風呂上がり


陽菜side




ゆうちゃんを追いかけたのにものすごい早さで服を着てひとりでいっちゃった。

ぽかーんってしてる陽菜に


『思春期、ですなー。今度わたしもお風呂一緒に入ろっと♪』



麻理子が言うの

思春期?
って陽菜にだってわかるけど?
んーでも、異性にどきどきするとかそーゆーんじゃないのかな

とか考えつつ陽菜も一生懸命体を拭いてゆうちゃんを追いかけようとしてるんだけど



『ゆっぴーそんなに近いと目悪くなる』
『あい…』


ちかっ!って突っ込みを入れたいぐらいの近さでテレビの前で正座している優子がいる



『ゆうちゃん?』



ぴくってしてそわそわして
もっとテレビに近づいちゃった


『だめだよ?離れなさーい』


優子の肩を持ってそっと離そうとしたらびっくりするぐらい赤い顔が見えた
陽菜はその顔にきゅんってなる


『ゆっぴーかわいい。かわいいかわいいかわいい!ウブなゆっぴー最高!』
『うわああ、まりちゃんいたい…』
『痛いって、変態』
『変態ばんざい!』


変態ロリコンにはほんと呆れる
でもときどきその素直さが羨ましくなるんだよね
姉妹なのにどうしてこんなに性格違うのかなって



『ゆうちゃん、ソファでテレビ見て?』
『うん、うん』


ゆうちゃんも素直だよね。
でもこの2人が素直だから陽菜はこのままでいられるんだけど。大人しくソファに座った優子はまだ赤い顔で拳を握ってる


ちなみに麻里子もくっつき虫で優子の隣に座った


『はい。のぼせちゃったかな〜。飲んで』
『あ、ありがとう』


さすがに心配だから氷をいれたジュースを出したらちびっとだけ飲んでコップを置いた

ほんとはその仕草がかわいくて仕方なかったんだけどこうゆうときだけ考えることが同じなお姉ちゃんが目をきらきらさせながら、またぎゅうぎゅうするから陽菜はできなかった。



(はあ、じゃまだな〜)



『麻里子お風呂』
『ん〜?まだいいかな』
『ぬるくなるよ』
『ん〜?あとそうだな…30分』
『ばかでしょ』


30分間優子にぎゅうぎゅうしてるのかと思ったらさすがに本音が出ちゃった


『じゃあ5分だけ』


ぎゅうぎゅうが強くなって優子がいたいとぼやいてるけど5分だけ待ってあげる
仕方ないから
陽菜って優しい
5分経ったら強制的に、はいお風呂っ


『ごゆっくり』


にこって笑ってお見送り


さあ、どうする?
ソファにまだ真っ赤なゆうちゃんがいるの。
とりあえず隣に座って陽菜はゆうちゃんが飲んでたジュースを飲む。



『ゆーちゃん』
『ん?』
『麻里子、追っ払ったから』
『うん…』
『くらくらしたりしない?』
『だいじょぶ』
『ゆうちゃんは…んー思春期?』
『う…えっはい!?』



びっくりしたのか、おっきいお目目が更に大きくなって陽菜を見る



『思春期っていやあの、別にその、陽菜の体で興奮したとか、おっぱいとか考えてないし、あのちがくて、うわあ!忘れて!いまのなし忘れて!』


興奮とか言われてちょっとびっくりなんですけど
必死に忘れて!って言うゆうちゃんが普段とギャップがありすぎるから面白くて仕方ない


『…あ、あたしやっぱ帰ろうかな』
『怖いの見たんだからゆうちゃん1人で寝れないでしょ?』


ほんとに帰る気なのか立ち上がるから陽菜は今度こそ逃がさない


『だーめ。今日はお泊まりって決めたでしょ?』


ぐって引っ張ったらソファにぽふん


『…...なんで泣く?』
『ご、めわかんない…』
『陽菜わるい?』
『ちがっくて。ううっ引いた?』
『なにが?』
『あたしさ変じゃん。』
『ゆうちゃんは昔から変な子だった』
『うっ。いやそうだけどさ…さすがにさ、きもいじゃん』
『なにがかわかんない』
『だっから…いやいいや』
『よくないよ』
『とにかくきもいんだよ。おかしいの』
『はるな何も言ってない。』


久しぶりに見たゆうちゃんの泣き顔。
最後に見たのは小4で犬に噛まれちゃって腕から血が出ちゃったとき。
陽菜をかばってケガしたとき



『気持ち悪いなんて思ってない。どこが気持ち悪いかわかんない』
『っ、うっ』
『麻里子心配するから泣き止んで』
『う、ん』
『あの変態またゆうちゃんにくっついて泣き顔もかわいいとか言い出すからぜったい』
『あはっうん』
『ゆうちゃんは泣き顔ほんとにかわいいからだめー。麻里子次は5分で離してくれないかも』
『……あい』



少し落ち着いた優子の頭を陽菜は撫でてあげる。陽菜が泣きやまなかったら背伸びして一生懸命、頭を撫でてくれたよね。優子のその手は陽菜が泣き止む魔法の手だったの。
陽菜もいま魔法の手になれてるかな


『ありがとう』


目がまだ赤いゆうちゃんに優しく微笑まれてどきっとした。
ゆうちゃんっていつからこんな大人になったんだろ…


『ねえ、今日陽菜と寝るよね』
『え?あーあー、』
『わがまま言っていい?陽菜と寝て』
『う、ん。わかった』
『よし。あ〜髪の毛乾かすよゆうちゃん。風邪ひいちゃう』
『はーい!』


今度は屈託のない笑顔を向けられて陽菜はまたきゅんとしちゃうの


これって陽菜も、思春期なのかなあ?

幼なじみ7

−−心臓の音が聞こえる


優子side




陽菜に誘われたお風呂のせいであたしの心臓はそりゃあもうばっくんばっくん



服を脱いだ時点で見えてきた素晴らしいバディに白旗をあげて逃げようかと思ったけど、こんなチャンスないかも…と思春期の男子が考えるような思考回路に結局あたしは負けるんだ



陽菜を見れないあたしとは逆にじっと見られるからどうすればいいかわからない
陽菜にとってはただの幼なじみでもあたしからしたら想い人なんだよ


しかも二年ぶりだしね。



『目つぶって』
『え?目?』


言いながらも思い出していた
思い出した頃にはあたしは真上からかけられたシャワーでべしょべしょだったけど。


『そうだった!』


と爆笑したあたしはこれのおかげで緊張がほぐれたんだ。昔から陽菜にはシャワーをお構いなしに頭からかける癖があってあたしはいつもそれが楽しくてげらげら笑ってたんだよね。



陽菜にもこの面白さをわかってほしくて同じことをしたら
『はるなはいや。』
って不機嫌になっちゃったから反省してそれからはやってない。
自分がいやなことやるってどーよ。
今考えてみたら変な話だけどあたしは楽しいからいっか!って思っちゃうんだな




湯船につかると体を洗っている陽菜にどうしても目がいってしまう。
中肉中背、真っ白な肌、綺麗な髪の毛、…ふくよかな胸



釘付けになっていたら陽菜と目が合って慌てすぎたあたしはすぐにそらした。



『大人になったね…』



つい本心が声に出てしまった
すると陽菜はゆうちゃんだってと言うから全否定!
あたしなんかガキすぎるよ!
悲しい事にどこもかしこも大人じゃないやい



『おっぱい、...おっきい』
『陽菜だって!お、おっぱいおっきい!』


おっぱいをどもってしまったことと陽菜からそんな台詞が出た事で恥ずかしすぎて顔を隠した



(う〜ああ、やばいよ)




陽菜が湯船に入ってきたのはわかったけど直視する勇気は出なくてとりあえず目をうろちょろさせて気を紛らわせた



『やっぱり、おっきい』



いきなり触られた胸
冷静に自分の胸と比較なんてされてあたしはもうなにも言えない…



『ゆうちゃん?おーい』
『あ、あたしも』
『うん?』
『あたしも、触っていい?』
『え??…別にいいよ?』



きっと顔は真っ赤だろうけどこのチャンスは逃したくない。

陽菜と目が合ったら陽菜もちょっと目が泳いだ気がする。


なんか、いけないことしてるような…
中学生の女子が胸を触り合うなんてよくあるし、最近あたしは大きくなったからみんなに触られてたし




(でもこの状況なんか…)




本当にいいのかなってまだ迷いはあってもやっぱり欲求には勝てなくて
そっと陽菜の胸に手を伸ばす



きれいで柔らかそうだ
うわあ、もうちょっと...



(ガチャッ)




『おーいのぼせてない?』
『う、わああー!!』



まさかのまりちゃん登場にあたしは驚きすぎて腰を抜かした。
ではなくて逆に立ち上がってしまった。



陽菜はすごくびっくりした顔であたしを見ていて、自分がしようとしていたことに急に恥ずかしさがこみ上げてくる。
なんだか言いながらお風呂から飛び出た



何を言ったから全く覚えていない。



まりちゃんがいい体になったね〜なんて言ってきたけど今は何でもいい。



体をすごいスピードで拭いて、あたしは居間に戻った。


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幼なじみ6



−−見てはいけないものだったかな


麻里子side




ゆっぴーと作ったらぶらぶカレー
ゆっぴーは料理上手だったな〜♪
毎日一緒にカレー作ってくれないかな〜♪


食べ終わった食器を洗いながらわたしはにこにこだったと思う


2人の楽しそうな声がお風呂から聞こえてきてわたしの心も自然と笑顔になった


『久しぶりだよな〜』


この2人が一緒にお風呂は久しぶり。
お姉ちゃんだからさ。陽菜が初めて生理がきて叫んでいたりお姉ちゃんってあの、毛生えてる?なんて恥ずかしがり屋な陽菜は真っ赤な顔で聞いてきたっけ。



『かわいいねえ、うちの妹は』


わたしはシスコンだ。
はっきりと、認めます。

ゆっぴーに関してはゆずれないときもあるけど今までは基本的に陽菜には甘々だった。
末っ子だしわがままに育ったのはそのせいもあるかな


そんなことを考えちゃうシスコンお姉ちゃん。
ふと、お風呂から2人の会話がなくなったことに気づいちゃった。
寝てないよね?
のぼせたりしてない?



心配になってドアを開けたらゆっぴーがすごい雄叫びを上げて立ち上がった。


わお...。ナイスバディになっちゃって。
ゆっぴーの体に釘付けになりながら、
一瞬見えた光景を見逃さないのがわたしなんだよね



(ん〜…陽菜の胸触ろうとしてたな)



ゆっぴーが変態なのか
陽菜が誘ったのか


わからないけど、どもりながらお風呂から上がった優子は、隠す事も忘れて惜しげもなくナイスバディを間近で見せつけてくれた
素晴らしい。拍手喝采ですよね。優子ったら。



なんとなく陽菜を残してドアを閉めたら
『こら変態!』
なんて失礼な第一声と共に慌てて出てきた。


ま、結果おじゃまできたってことでいいかな?


陽菜、ゆっぴーのことになるとお姉ちゃんはどうしてもゆずれないみたいだわ



(うん...気持ちばかりは止められないかな)



幼なじみ5




−−お風呂


陽菜side




ゆうちゃんとお風呂。

考えてみたらほんとに久しぶりかも。小学5年ぐらいから入ってないんじゃない?
その時期って体に色々変化が起こる時期だからお互いがお風呂に入ろうって言わなくなったの。


胸が膨らむとか生理が始まるとか多分一番は毛が生えちゃうこと。
陽菜はそれがすごく恥ずかしくて仕方なかった覚えがある。

中学生にでもなればほとんどの子がそれを当たり前になっているからみんな大人の階段を一段登ったって感じかな?



2年ぶりに見た優子の体は大人に変わっていた。
無駄な贅肉はないのにしっかり筋肉がついている
服を着たままじゃわからない腰のくびれと
それと


『ほんとだ…』


麻里子が言ってたように
ふくよかなおっぱい

陽菜は優子からしばらく目が離せなかった


『ちょ、そんなに見ないでよ。恥ずかしいじゃん』


陽菜の視線に気づいちゃったゆうちゃんが体を丸めて体を洗い始めた


『陽菜が背中洗ってあげる』
『ありがとっ』


昔と変わらないゆうちゃんの小さくてかわいい背中はすぐに洗えちゃう


『流すよ〜目つぶって』
『え?目?』


優子の頭からシャワーをザーッとかけたらうひゃあ!って声を出してけらけら笑い出した

『そうだった!陽菜ってなぜか昔から体流すのに頭からかけるよね!』


なつかし〜って感動しながら笑ってるゆうちゃん。

陽菜は優子がそうやって笑うのが嬉しくていっつもやってたんだよ。


『まじ楽しい〜』


楽しそうに頭をがしがし洗ってから湯船に入る優子


陽菜も体を洗い出すんだけど、なんかゆうちゃん視線すごくない?
ちらって見たら目が合って


『あ、うあ陽菜なんか体、あの、すごい大人になったね…びっくり』



だってさ?




ゆうちゃんは視線をそらしたけど真っ赤な顔がばればれでなんか陽菜が恥ずかしくなるんですけど


『ゆうちゃんだっておとなの体になった』
『あたしなんて全然だよ!』
『なってるよ。おっぱいおっきい』
『う、えっ陽菜だってお、おっぱいおっきいよ!』


体育座りをしたゆうちゃんはぎゅって自分の顔を押しつけて隠しちゃった


かわいいな〜って思いながら陽菜は髪の毛を丁寧に洗って優子と向かい合わせで湯船に入る


『ほんと久しぶりだね…』
『ね〜二年ぶりぐらい』


顔は上げたけど陽菜のほうは見ようとしないで下を向いたり横を見たりゆうちゃんの目はウロウロ


『ゆうちゃん』
『ん?』


陽菜のほう見て、はちょっと恥ずかしくて言えないから黙ってゆうちゃんの体育座りをやめさせて膨よかな膨らみに手を伸ばしてみた。


『えっあっと』
『やっぱおっきい。はるなよりおっきい』


ゆうちゃんのを触ったらかーって真っ赤にほんとに真っ赤になっちゃって固まっちゃった

そんなに?
優子ってこんなキャラじゃないじゃんか
昔はきゃっきゃっいいながら陽菜にお湯をかけてきた悪ガキとは思えない


『……』
『ゆうちゃん?おーい』
『あ、たしも』
『うん?』
『あたしも、触っていい?』
『…別にいいよ?』


そんなこと?
ウロウロしてた目が陽菜を急に見るから不意打ちでどきってした。
視線が胸に移って優子の手が伸びてきたんだけど

そんなにゆっくりされたら逆に恥ずかしい
はるな顔赤くないかな…
ゆうちゃんの手がもう少しで触れるっ



『おーいのぼせてない?』
『う、わああー!!』


ガチャッてドアが開いて麻里子が入ってきた。
ていっても服着てるけど。


『ゆっぴー大丈夫?』

驚き過ぎた優子は湯船からザバッ!って立ち上がった


『だ、だ、だ、大丈夫です。上がろう陽菜!まりちゃんも入りたいよね!』


陽菜を置いて逃げるようにひとりで上がっちゃった優子


ぽかんとした麻里子はすぐにまた変態ロリコンに戻ってゆっぴー、なんか本当いい体になったね〜って言いながらドアを閉め出したから陽菜も慌ててお風呂から出た。


なんか、別にいんだけど寸止め?って感じ
別にいんだけど


てか麻理子のタイミング
なーんかなあ〜、なんてね
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