「うへえ、それはグロいべ」
「もーうちその日夜ご飯全然食べれなかったもん」
「文鳥を飼ってるとショックは大きかったんじゃない?」
「そーなの! うう、アオ〜、思い出すとケーキが喉を通らないよ」
「食べてる食べてる」

 こないだ、向島のサークル室であった鳥ちゃんバラバラ事件を新対策委員に任命されている1年生が集まる現場で話すと、みんなうちの心情にある程度の理解を示してくれる。
 せっかく先輩たちがうちのことを思って、かどうかは知らないけど見ない方がいいって言ってくれてたのに見ちゃったうちが悪いんだけど、あれは本当に衝撃だった。