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年始映画祭り!

年始にBSでゴッドファーザー1、2、3やってたので録画して見終わりましたー。

以下ずっとゴッドファーザーの感想もどきです。ちまちま打ってたら長くなりました…。


やっぱりこの映画好きです。中でも1と3が好きです。2も綺麗な映画ですが違う時代を同時に流して行くので少し分かりづらい気がします。若いビトー役のロバート・デニーロは超渋カッコいいですけどね(*´∀`*)

3は低評価らしいのですが画面が綺麗です。イタリアの風景だけでなく一場面一場面が綺麗で、教会がいっぱい出てくるのも良いですね。最後の劇場の階段のシーンは有名ですが、他にも枢機卿の螺旋階段の場面やコルレオーネ襲名のシーン、新法王の崩御の場面などお気に入りの画が一杯です。崩御の所は俳優さんの穏やかな表情が綺麗でした。聖人って感じがします。

3は所々で1や2のダンスのシーンが出てくるのがまた良い味出してると思います。幸せな過去を思い出している老いたマイケルの姿がホント泣ける…。
ゴッドファーザーの子として生まれた運命とはいえ、あの時父への襲撃がなければ、長兄が死ななければ、次兄がドンの器だったなら…幾らでもたらればがあるんですよね。その一つでも叶っていたなら元奥さんと堅気の道を歩めていたでしょうに。元奥さんも3の段階でもマイケルが好きだって言ってたし…。報復選んだマイケルの責ではあるが、1の黒幕の罪は重いと思う。

3に話戻すとマイケルの告解の所が凄く好き。後に新法王になる枢機卿が優しいと言うか、広い。とにかく懐が広い。画面も告解室を模したカメラワークになってて凄く良いです。人払いした中庭で隣り合ってるのだけなのですが、回廊側から見る形ですので二人の間に古びた柱が一本あってそれが告解室の壁に見えるんですよね。
告解で兄殺しを告白し、宗教観に基づけばその罪は赦されるとしても現実主義のマイケル自身は決して懊悩から救われる事はないって言う事を枢機卿が言うのも、ただの儀礼的な告解じゃなく、人と人とのやり取りなんだなーと思えて好きな台詞です。

そう言えば、3では数年前に問題になったマネーロンダリングや法王暗殺疑惑などの宗教の腐敗を描いてるらしい。ちょっと経済やら買収やらの話は、私の頭が足りないので解説サイトをカンニングしつつ見ると、場面の意味がわかってより面白いです。

古いですが、オススメの映画です^^
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