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奇麗な笑顔

雨が止んだらリセットして
晴れの中、駆けよう
傘なんてかなぐり捨てて

泣いても、雨が涙の跡ながしてくれたから
平気装い、嘘でも笑顔作って
心の中で、くだを巻け

合図の強風がもうすぐ来るよ
風を背に、全速力
未来へ駆け抜けろ

僕は味方だよ
味方はたくさんいる
敵を蹴散らし、
みんなで行こう

哀しみのない、愉快な未来へ

晴れの中、笑う君は奇麗だ

ワガママな泪

罪悪感なんて、ないはずなのに
胸の痛みに泣き崩れる

あの頃、信じてた
確かに対等だった
いつから、こんなに遠くなってしまったのだろう

あれだけの絆も
呆気ないね

あの時の励ましてくれた
不器用なキミの
肩を叩いた、手のぬくもりと痛みは
嘘じゃない

でも、もう戻れない
感傷で泣いたら、二度と振り返らない

キミは過去
笑顔も本音も
あの頃のものだけ
確かにあの頃は真実だったよ

対等じゃなきゃ
無意味だ
親友なんて、云えないだろう

逃げるのも、兵法
戦い続けて死の間際、
希望の中に
キミはいなかった

逃げた先、別なぬくもりがあった
昔みたいに、醜さを曝される恐怖も
もう、ないよ

お互い、
ちゃんと「幸せ」と
自然体で笑える場所が
いいだろう?

弱いから、闇に委ねた
『健常者』の部分の私は、社会を見下す
『障害者』の部分の私は、イヤになるほど純粋に泪を流すよ

だけど、麻痺した心は
痛まないんだ

だから、この胸の痛みは
ワガママな私を
責めてるだけの
自己中なモノなんだ

キミを裏切ったことによる
懺悔でも、罪悪感でも
なんでもない
自分かわいさの、ワガママな泪なだけだ

もう、解ってるんだ

幾多の夜と雪に
プライドも夢も潰され
成人する前にすべて解ってしまった

そのずっと前から
私はこの人を10代で越えるだろうと
直感で知ってしまった

「子どもらしく」「年齢相応に」って
他の子を見ながら、演じた

本当は、もっと冷めてるのに、心の中は

才能も見落とされ
ムダに足掻いた

愛もくれず、金だけ出す
悔しくて幾度、悔し涙の飯を喰ったことか

「なにやってんだ」爽やかな笑顔で言ってくる“自分”に
「そうだな」と応えて、笑いながら殺害した14才

「もうあきらめろよ」苦笑いして囁いてくる“自分”に
「そうだな」と応えて、あきらめきれず殺害した17才

わかってたんだ
なにもかも

壮絶な否定の嵐と、プレッシャーに勝つために
知識を貪った

ただ、勝つために
ひたすら、ひたすら

その先、身に付いたのは
理論武装

内側は脆い、暗がりで怯えてる私がいる

わかってるんだ
なにもかも

世界はきたない
私は、もっときたなくて醜いってことも

わかってるんだ
……君の笑顔が、私の狭い世界の中で
一番キレイだということも
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