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色、いろいろ。

灰色の雲が
紫の雨を降らす

押し潰された心を
縫い付けるように容赦なく突き刺さる

赤い正義は
暴走して
白と黒の正義も
さすがに引いてる

青い怒声が
やたら撒き散らすのは
正論と間違えた文句

黄色い歓声の中に
偽者がいて
味方のフリしながら
ネットでバッシングしてる

桃色の恋心は
握り潰され
腐った汁を垂らし
腐臭を漂わせ
お互いバッドエンド

橙色の夕焼けの下
惨劇が繰り広げられ

痣だらけの少女が独り
細やかに咲く
緑の花を
無表情で見下ろす

ただ、それだけの
ちっぽけな『世界』

140文字以内詩まとめ2

☆毎日反省
1日の反省をしながら
陽が沈む前に、帰ろう
ゴム飛びうまくなったからって
誉めてくれやしない
つまらない毎日

☆帰ってこないと、飛び出した嫌いな街
手遅れな状態で帰ってきて
キレイな夕焼けに、日々殺されていく
反省の日々は無くなったけれど
イタズラに夕焼けが心をやさしく削っていく

☆だから、また、出ていくよ
この街に骨を埋めるつもりは
毛頭無い
イヤな思い出があったからという、そんなの理由じゃない
物心ついた頃から、漠然と嫌い
…ただ、それだけ
とにかく、嫌いなんだ
嫌いなんだ



Twitter版を若干編集しています
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