雨が嘲笑した
とんだ愚か者だと

雷が突き付けた
お前はつみびとだと

風が呆れた
孤独が平気なんてと

悪いことですか?
空を見上げて問いかける

雪が目に入って溶けて頬を伝った
宝石のように
世界が輝いた

鳥のハミングが
静寂をやぶり

少しだけ
優しくなれる気がした