しがみついていた夜から
とうとう弾かれて
本当に居場所が無くなったころ
一日中眠れなくて
空虚の中、彷徨い歩いていた
味のしない食事
耳障りな秒針
悩みは同じじゃない
みんな何らか抱えているとしても
すべて救えやしないくせに
諭そうとするな
失笑と吐き気しかしない
深淵だけが味方さ
知識しか信用できないね!
自分すら信じてない私を
どう笑わせてくれるのかしら?
さあ!
きみの最大の悲劇を魅せてくれ
できないのならば
きみの「定義」とやらに、勝手にはめないでくれないか
不愉快だ
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詩を綴ってます。2010年詩コンテストで特別賞入選作も含まれています。
しがみついていた夜から