しがみついていた夜から
とうとう弾かれて
本当に居場所が無くなったころ

一日中眠れなくて
空虚の中、彷徨い歩いていた

味のしない食事
耳障りな秒針

悩みは同じじゃない
みんな何らか抱えているとしても

すべて救えやしないくせに
諭そうとするな

失笑と吐き気しかしない

深淵だけが味方さ
知識しか信用できないね!

自分すら信じてない私を
どう笑わせてくれるのかしら?

さあ!
きみの最大の悲劇を魅せてくれ

できないのならば
きみの「定義」とやらに、勝手にはめないでくれないか

不愉快だ