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某研究者の会見について。
例に漏れず、すべてを見たわけではありませんから、詳しく言及するつもりはありません。
私、文系ですし。科学のことは、さっぱりとんとんです。
しかし、驚いたのが会見後の周りの反応です。見事にだまされとるがな!と思いました。
言うなれば、教室で自分が悪いことをして注意されたにも関わらず、泣いて訴える可愛い女の子にころっとだまされる先生たちの図。いやいや、先生。彼女注意されることしたんですけど。泣いたのは結果論です。え、うっかりミス?うっかりで許されるレベルですか、それ?
今回の騒動の本質は、あの細胞があるかどうかじゃありません。うっかりで済むようなレベルではない数々のミスが問題なんです。曲がりなりにも卒論を書いた身としましては(そして本当に学会に出ることになった)、うっかりであのミスはあり得ない。規模が大きくなればなおさら、自分だけじゃないのならなおさら、あんな初歩的ミスはあり得ないと思います。
悪意があるかどうかは別にしても、あれは間違いなく故意です。ただ、この場合は、悪意が"なかった”ことを完璧に証明するのは不可能ですから、こちらが悪意があったことを証明しないといけないのです。
一方でこちらも、あの細胞がないことは証明できないのですから、あると断言するなら口ばっかりじゃなくて、しっかり、誰が見ても信じるような証拠をだして、あることを証明しないといけないわけで。つまるところ悪魔の証明というやつですな。
正直なところ、真相はどうでも良いです。
組織の暗部を若い科学者がスケープゴートにされてるという話でもいい。
引っ込みの付かなくなった女性が行くところまで行こうとしてるならそれでも良い。
あの細胞があろうがなかろうがだって、別にどうでも良いんです。
なぜ、私が話題に出したかというと、この手のひらの返しがえしようが気持ち悪くてですね。馬鹿じゃないのって思う。踊らされやがって。たぶんこの泥沼の状態、真っ白も真っ黒もない。
最初、理系女だなんだと祭り上げた馬鹿マスコミには辟易しました。本質はそこじゃないだろって思った。研究者が若いことでも、女性であることでも、割烹着着てることでもない。世紀の発見を取り上げてやれよと。その時点で、私にとってこの件はどうでもよかったんですが。興ざめ。
馬鹿なマスコミも、流されるばかりの大衆も、もうちょっと賢くなれよって思う。表面しか見ない人多すぎ。
本質は何かを、常に追い求めたい教員の卵2年目。生徒にも言い聞かせてる。
性 別 | 女性 |
誕生日 | 10月31日 |
職 業 | 夢追人 |
血液型 | B型 |